VTuber・ピンキーポップヘップバーンに聞くYouTube活動を始めたきっかけ「おもしろいと思ったことについて好き勝手にしゃべれる場所がほしかった」【インタビュー】 | 超!アニメディア

VTuber・ピンキーポップヘップバーンに聞くYouTube活動を始めたきっかけ「おもしろいと思ったことについて好き勝手にしゃべれる場所がほしかった」【インタビュー】

 アニメディア編集部が注目するVtuberを紹介するコーナー『ああっ、バーチャルさまっ!(仮)』。発売中のアニメディア12月号では、人気イラストレーターのMika Pikazoがデザインを手掛けた、ピンキーポップヘップバーンを紹介。

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 アニメディア編集部が注目するVtuberを紹介するコーナー『ああっ、バーチャルさまっ!(仮)』。発売中のアニメディア12月号では、人気イラストレーターのMika Pikazoがデザインを手掛けた、ピンキーポップヘップバーンを紹介。超!アニメディアでは本誌に掲載しきれなかった内容を含めた、長文版をお届けする。

ピンキーポップヘップバーン

――まずはピンキーポップヘップバーンさんが、YouTube活動を始めたきっかけを教えてください。
 もともとあたし、VTuberが大好きでいろいろな方の動画をずーっと観ていたんですよ。キズナアイさんや輝夜 月パイセンとか、最初の方の活動からずっとチェックしていたんです。そんなうちに自分もそろそろ働かなくちゃとなって、何をしたいかと考えたときに「VTuberって楽しそう!」と思ったので、最初はわりと軽い気持ちで始めてみました。「ビッグになってやる」とかそういう気持ちは全然なくて。自分オタクなんで、自分がおもしろいと思ったことについて好き勝手にしゃべれる場所がほしかったんですよ。

――自分の大好きな世界に飛び込むというのは、相当勇気が必要だったのでは?
 そこまで深く考えてなかったんですけど、いざ自分が動画を観てた方とコラボとかで初めてお会いしたときは「うお~」って声出ちゃって、とにかく緊張していましたね。そんなあたしもデビューしてから2年近く経つんですけど、最近は自分がコラボ相手の方から「動画観てました」っていわれることもあるんですよね。あたしと共演した先輩方はこういう気分だったのかなって、少しわかるようになりました。

――おしゃべりをすることは、もともと好きだったんですか?
 いえ、そんなことないですよ。引きこもりなので、基本的にコンテンツを消費する側でした。VTuberを始めてから、初めて自分がコンテンツを生み出す側になりましたね。

――ではコンテンツを出す側に立ってみて、何か感じたことはありましたか?
 自分でやってみて思ったのは、動画を出し続けることってけっこう大変なんですよ。いつも楽しそうにしていたVTuberさんたちも、きっと裏ではかなり苦労をしていたんだろうなとわかりました。そのおかげで、いままで観ていたコンテンツがより好きになりましたね。

――普段の活動のなかで、ピンキーさんが意識されていることは?
 オタクが喜ぶことをしよう、と思っています。動画を出したり生配信をしたりとか、なにか新しいことをするときは「どうすればオタクが喜ぶものを提供できるかな」っていつも考えています。あたしもオタクだから、こうすれば喜ぶんじゃないかなって感覚でわかるんですよ。

――歌は昔から好きだったんですか?
 どちらかというと苦手でした!(笑) たまに友達とカラオケに行ってアニソンを歌っていたくらいですね。「何か歌動画を出そう」と思ったのは、先ほど言ったとおりVTuberが何をしたらオタクは喜ぶのかなと考えたら歌動画かなって思ったというだけなんです。ちなみにオリジナルソングを出すようになってからは、ほかの人の曲を歌うよりも自分の曲を歌うのが楽しくなったので、あんまりカラオケに行かなくなりました。

――いまはオリジナルソングを中心に歌われていますが、1stオリジナルソング「P!NGPONG QUEST」をもらったときはどんな気持ちでしたか?
「P!NGPONG QUEST」は2019年8月の「∨サマ!」ってイベントで初お披露目するって決まってたんですよ。あたしがオリジナルソングを歌うなんてみんな想像していなかっただろうから、どういう反応が来るかなと思ってけっこう緊張したんですよね。でも「P!NGPONG QUEST」の仮歌を初めて聞いたとき、「これぞピンキーポップヘップバーンだ!」って自分でも思ったんです。「この曲ならきっとみんな喜んでくれる」と思ったら一気に緊張が吹っ飛んだので、曲を作っていただいた佐々木喫茶さんには感謝しています!

――佐々木喫茶さんは1stアルバム『P-POP』の楽曲をすべて手掛けられているのですね。佐々木さんとはどんなやり取りをされているのですか?
 佐々木喫茶さんはあたしの配信をすごくたくさん観てくださっていて歌詞にネタをガンガン入れてくれて、メチャメチャいい曲を作ってくださるので、あたしからいうことはとくにないんですよね。強いていえば最初の話し合いで「どういう曲にしましょうか?」って聞かれたとき、「アニメのキャラクターソングっぽくしてほしい」と提案したくらいです。あたしそんな歌に自信がないので、歌うというよりは「これがピンキーポップヘップバーンだ」ってのを前面に出していく感じにしたかったので、そういうお願いをしました。

――1stアルバム『P-POP』のコンセプトは?
 あたしのイメージは「おもちゃ箱」ですかね。ごちゃごちゃしているけど、謎の統一感があるって感じです。ノリがよくて歌いやすい曲が多かったので、レコーディングはわりとすんなり終わりました。「乱数調整ゾンビ」とか、普段あまり歌わないかっこいい雰囲気の曲もあって新鮮でしたね。ただ変な歌詞の曲が多いなと思ったのは事実ですね。「優勝」なんて、最初に歌詞が送られてきたときは「佐々木喫茶さん、曲の作りすぎで疲れたのかな?」と思いました(笑)。

――『P-POP』の宣伝として、「7時間耐久トレーラー」が上がったのも話題となりました。
 あれはあたしも謎でした(笑)。視聴者の皆さんも「いつも短い動画ばかりのチャンネルに、どうしてこんな長い動画が!?」ってびっくりしたと思うんですよ。でも最近あたし「ぴんきーぽっぷへっぷばーんの巣」っていうサブチャンネルを始めたんですけど、じつはそこで10時間以上の長時間配信をしていたんです。そこまでチェックしてくださっていた皆さんは、そんなに戸惑わずノリノリで観てくださっていた印象があります。

――サブチャンネルを始められたのは、どんなきっかけが?
 あたしはあたしの動画を観てくださっている方たちを友達だと思っているんです。だからもっと近い距離で接したいなと思ったんですけど、一応メインチャンネルは動画がメインなので、ゲーム実況の生配信はサブチャンネルでやろうかなと思ったんですよ。あたしは『ドラゴンクエストシリーズ』とかじっくり遊べるRPGが好きで、サブチャンネルでもそういうゲームをやることが多いですね。

――『ドラゴンクエストVIII』の配信は10時間を超えていることが多かったです。これほどの長時間の配信は、やっていて苦ではありませんか?
 全然そんなことないです。サブチャンネルはメインより人が少ないので、ひとりひとりのコメントをじっくり読めるんですけど、コメントを読んでいるとひとりじゃなくてみんなでゲームを遊んでいる感覚になるので、本当に楽しいんですよ。だから時間を忘れて、ついつい長い時間やっちゃうんですよね。あたしは全然問題ないんですけど、たまに観ている方の体力が心配になることがあります(笑)。

――ピンキーさんのいま注目しているVTuberは?
 デビュー前からVTuberのファンでしたけど、いまでもいろいろな方をチェックしています。「アイドル部」のもこ田めめめちゃんはデビュー前からずっと大好きですし、銀河アリスちゃんとか活動のなかで仲よくなった子たちもチェックするようになりました。とにかくかわいい女の子はみんな大好きです!

――ピンキーさんが最近注目しているアニメやゲームは?
 あたしアイドルアニメが大好きで、『アイカツ!シリーズ』が大好きなんです。初めて自分のチャンネルに歌動画を出すことになったとき、せっかくだから好きな曲がいいと思って「アイドル活動!」を選んだんです。アイドルだと夏樹みくるちゃんが大好きなので、『アイカツオンパレード!』にも登場してくれたのがうれしかったですね。いまは来年1月から始まる『アイカツプラネット!』がメチャメチャ気になっています。実際のアイドルの方がそのまま役を演じるのって、まさに「女児アニメ」って感じでおもしろそうなので期待しています!

――近頃は寒くなってきましたが、今年の冬はどんなふうに過ごす予定ですか?
 あたしは引きこもりなので、そもそも外の変化にあんまり気づかないんですよ。でも最近、一気に肌寒くなってきたのを感じたので、ますます引きこもりになりそうです(笑)。最近はネコを飼い始めたので、今年の冬はネコと一緒に温まろうと思います。温まりたいという方は、ネコといるのが一番ですよ!

――12月で活動2周年を迎えるピンキーさんですが、今後の目標は?
 いつかソロイベントをするのが目標です。あとは女児アニメのタイアップ曲とかやってみたいので、お話待っています! あと音ゲーにあたしの曲が実装されたらうれしいし……。とにかくやってみたいことはいっぱいあるので、3年目は広い層に受けいれてもらえるようがんばります!

――最後にアニメディア読者の皆さんにメッセージを!
 あたしが昔読んでいたアニメディアさんが、いまこうしてVTuberを取り上げてくださっていることをうれしく思っています。読者さんのなかにはVTuberに興味がないって方もたくさんいらっしゃると思うんですけど、ぜひ一度でいいから観てほしいです。今回あたしの記事を目にしたことをきっかけでいろいろな方を見るようになってくれたらうれしいですね。みんな、もっとYouTube見ようぜ!

ピンキーポップヘップバーンプロフィール

ピンキーポップヘップバーンチャンネルでおすすめの動画は?


 あたしのチャンネルの動画は短いのが多いので、どれからご覧になっても大丈夫だと思います。しいていえば「P!NGPONG QUEST」や「優勝」といったオリジナルソングを聞けばなんとなく「ピンキーってこんなやつなのかな」ってわかるので、この2曲のMVはおすすめですかね。ちょっと口が悪い、素に近いピンキーポップヘップバーンをご覧になりたいという方は、長時間生配信が主体のサブチャンネルもありますので、そちらもぜひよろしくお願いします!





取材・執筆/有限会社パワフルプロダクション 斉藤優己

プロフィール
ピンキーポップヘップバーン【ぴんきーぽっぷへっぷばーん】VTuber・輝夜 月(かぐやるな)のプロデュースも手掛ける株式会社VIC所属。9月18日生まれの122歳。好きなものはお金、権力、かわいい女の子。愛称は「ピンキーちゃん」などだが、体のとある部分が平たいことから「平田」と呼ばれることも。オリジナルソングの動画も出しており、9月に1stアルバム『P-POP』を発表した(ANARCHIC RECORDより税込5,000円で発売中)。

INFORMATION
 ピンキーポップヘップバーンの公式ショップ「高級ひのきまな板店」が、クリエイターズマーケットサイト「BOOTH」内にて展開中。Tシャツやアクリルキーホルダーなど、さまざまなグッズをチェックしよう。

ピンキーポップヘップバーン
《M.TOKU》
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