「月刊!スピリッツ」にて連載中の話題のコミック『映像研には手を出すな!』(作:大童澄瞳/小学館)が、乃木坂46の齋藤飛鳥、山下美月、梅澤美波により実写映画化される。公開日は5月15日(金)に決定。さらに同キャスト・同スタッフにより、映画公開に先駆けて、4月よりMBS/TBSドラマイズムほかにてTVドラマ化(全6話)されることも発表された。
『映像研には手を出すな!』は、“最強の世界”を夢見てアニメーション制作を志す3人の女子高校生の姿を独特な世界観と共に描き出す物語だ。作品設定のアイデアを湯水のように生み出す、極度の人見知りな主人公・浅草みどり役に齋藤飛鳥。超お嬢様でカリスマ読者モデルながらアニメーターを目指している天真爛漫な水崎ツバメ役に山下美月。アニメに興味はないものの金儲けの嗅覚と持ち前のビジネスセンスでプロデューサー的立ち位置の金森さやか役に梅澤美波。人気アイドルグループとして、そしてソロ活動でも華麗に活躍する3人が「そこまでやるのか!」という体当たりの演技で挑む。
昨年10月から撮影・制作中だった本作が、映画のみならずTVドラマとして、4月よりオンエアがスタートすることが決定し、ドラマ版のメインキャスト陣も新たに公開。“映像研究同好会”の創設を目指す浅草ら部員たちにとって、承認の権限を持ち、部活動の予算を管理する “大・生徒会”。その会長を務める“道頓堀透”を、今年映画出演作が多数控えている注目の女優、小西桜子が演じる。書記で影の実力者“さかき・ソワンデ”役には、本作が演技初挑戦となるグレイス・エマが大抜擢。大・生徒会の切り込み隊長“阿島九”には、第8回「東宝シンデレラ」オーディションでグランプリを受賞した福本莉子。さらに独特なオーラで映像研を見守る“藤本先生”を髙嶋政宏が担当することが発表された。
実写ドラマ版はMBS/TBS「ドラマイズム」枠にて、MBSは4月5日より毎週日曜24:50、TBSは4月7日より毎週火曜25:28から放送開始となる。映画はTVドラマ最終話がオンエアされた、その週末5月15日(金)から全国スクリーンに登場。1月よりアニメ、4月にはTVドラマ、5月15日(金)に映画公開へと続き、2020年上半期は『映像研には手を出すな!』が席巻する。
映画、ドラマ、アニメ、エトセトラ……が大好きな私にとって、『映像研には手を出すな!』は好きのど真ん中でした。 原作を読んだときに、「夢と現実の境界線を壊せるから、私は映像の世界が好きなんだ」とあらためて思いました。これはそんなロマンが詰まっている作品です。私は映像研に手を出す、大・生徒会長 道頓堀透役ですが、道頓堀も自分なりの正義と情熱を持っているどこか愛おしいキャラクターなので、少しでも愛していただけたらうれしいです。ドラマでは、色々なことに半端ない情熱とこだわりを持った個性的な部活動がたくさん登場し、それぞれの対峙が本当に面白く、撮影中も笑いをこらえるのが大変でした。 スタッフ・キャストの皆さんの情熱が溢れる明るい現場で、本格的なドラマ撮影が初めての私にとってもすごく楽しかったです。命を懸けて好きなものに全力で向かっていく姿はみんなかっこいい! ぜひ、映画もドラマも楽しみにしていて下さい!
初めて原作を読んだとき、さかき・ソワンデのカッコよさに惚れました! 役が決まったとき、原作のソワンデのイメージを壊さないかとか、何より本格的な演技が初めてだったので不安でした。その反面、映像研の世界がどう表現されるのかワクワクしました! 撮影現場はそんな私の不安も時飛んでしまうぐらい楽しかったです! 監督をはじめキャストの皆さんも優しくて、そういった雰囲気も伝わるといいな、と思います。素敵な作品に関わることができ、本当に光栄です。最強の世界を楽しみに待っていてください!
【ドラマ】
MBS/TBSドラマイズム枠にて、MBS:4月5日スタート毎週日曜24:50/ TBS:4月7日スタート毎週火曜25:28
【映画】
5月15日(金)より全国公開
キャスト:齋藤飛鳥、山下美月、梅澤美波 / 小西桜子、グレイス・エマ、福本莉子、松﨑亮、鈴之助、出合正幸 / 髙嶋政宏
監督:英 勉
制作プロダクション:ROBOT
配給:東宝映像事業部