SparQlew（上村祐翔、千葉翔也、保住有哉、堀江瞬、吉永拓斗）の1st Liveが、8月17日（土）、舞浜アンフィシアターにて開催された。結成2年目、キラフェスを2度経験している彼ら。フレッシュさと完成度の高さを併せ持った、息ピッタリのパフォーマンスを見せてくれた。
SparQlewのイメージカラーであるミントグリーンのライトで会場が照らされて、ライブはスタート。客席のペンライトもミントグリーン一色に染まり、メンバーを迎える。1曲目は「Love Express」。駅員の動作や電車をモチーフにした可愛らしい振り付けに、ファンの歓声も高まる。続いて「タオルの準備はいいですか？」とファンを煽り夏らしい元気な楽曲「EASY GOING FEVER!」では客席に下りてパフォーマンス。ファンはタオルを振りながらメンバーがどこにいるか探したり、近くに来てくれたメンバーに感激したり、大忙し。会場全体が熱気に包まれた。その興奮が覚めやらぬうちに、ステージが赤いライトに包まれ、セリで鉄塔とフラッグが登場。フラッグを使ったダンスとともに力強い楽曲「勝利の歌」を熱唱。そして「Kiramuneメドレー」へ。Kiramuneレーベルの先輩たちのデビュー曲を、メドレー形式で披露。前半では、吉野裕行、Trignal、岡本信彦、柿原徹也の楽曲を順に歌っていく。先輩のカラーにペンライトを合わせたり、Kiramuneレーベルならではの一体感が生まれていた。
ファンを着席させてトークタイム。会場を見回し「（会場が）デカすぎ！」と興奮を隠せない千葉。吉永は「デカイけどめっちゃ近いよね！」と嬉しそう。先ほど披露した、「勝利の歌」でのフラッグを使ったダンスやMVの話題で、和気あいあいとした空気が流れている。そして、単独ライブでしかできないこと、「ペンライトの色を変えて遊んだりしませんか？」という千葉の提案で、会場を赤と白の二つに分け、声だし合戦。赤チームも白チームもめっちゃ元気！ その元気を受けて、次の楽曲「Red & White」へ。
1段高く作られたステージへの移動して、煽るように激しく歌う。遊び心ある歌詞のラップパートは、ファンも合唱。そして、Kiramuneメドレーは後半戦。ここでは、浪川大輔、神谷浩史、入野自由、CONNECTの楽曲を披露。カッコ良さ、可愛らしさ、爽やかさ、そして迫力……いろんな面を見せてくれるSparQlew。ファンをうっとりさせたメドレーの締めくくりは、SparQlewの始まりの曲「ハジマリノソラ」。初披露からおよそ1年半、メンバーにとってもファンにとっても成長が感じられる特別な一曲を、先輩たちから繋いできた想いと共に歌い上げた。
続いてのMCでは、堀江は茄子が大好きという話題や、ステージにある「SparQlew」のロゴがカッコイイ！ と盛り上がったり、グッズ会議にすごく時間をかけたという話題から、千葉のグッズへのこだわりを保住が暴露したり……。ここでも普段からの仲の良さが伝わってくる自然体のトークを見せてくれた。
SparQlewの楽曲の中でも一番ミステリアスな「Q Wanted」。ダークな雰囲気を醸し出しながら歌う姿は大人っぽい。疾走感あふれる「Change My World」ではキレのあるダンスを見せてくれた。ガラリと雰囲気を変え、切ない歌詞の「弦風景」は歌声にもダンスにも熱い思いが込められているのが伝わって来て、客席からは拍手が起こる。アップテンポで爽やかな風を感じさせる「Follow Our Dream」、メンバーの歌声が優しく響き、勇気づけてくれる楽曲「Trasure」と、色とりどりの楽曲でSparQlewの魅力を見せつけあっという間に本編が終了。
すかさず起こる「アンコール！」。5人はライブTシャツに着替えて、客席から登場！ 軽快でコミカルな「We are Traveler’5」に乗って客席後方まで練り歩き、ファンを喜ばせる。曲のラストでは５人がステージに集合し、最後のMCへ。そしてなんと、2020年2月8日（土）に中野サンプラザホールにて、1st Live再演という大発表が！ 最後は生声で「ありがとうございました!!!!!」と挨拶し、1st Live Winner’5は閉幕。次は2月に中野で！――会場中のファンが誓ったに違いない。
取材・文／垳田はるよ
開催概要
Kiramune Presents「SparQlew 1st Live “Winner’5”」
開催日：8月17日（土）
出演：SparQlew（上村祐翔、千葉翔也、保住有哉、堀江瞬、吉永拓斗）
会場：千葉・舞浜アンフィシアター
主催：Kiramune Project
Kiramune公式サイト
http://kiramune.jp/
※9月20日……記事内で上村祐翔さんの名前に誤りがございました。大変失礼しました。関係者様・並びに読者の皆様にお詫び申し上げ、記事を訂正します。
