山崎はるか待望の1stアルバム『C’est Parti!!』は、遊園地をコンセプトにした“楽しさ満載”の1枚【インタビュー】 | 超!アニメディア

山崎はるか待望の1stアルバム『C’est Parti!!』は、遊園地をコンセプトにした“楽しさ満載”の1枚【インタビュー】

2018年5月に「ゼンゼントモダチ」でソロデビューした山崎はるかが、待望の1stアルバム『C’est Parti!!』をリリース。本作は山崎自身が楽曲選定から関わり、作詞にも挑戦するなど、非常に意欲的な作品 …

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 2018年5月に「ゼンゼントモダチ」でソロデビューした山崎はるかが、待望の1stアルバム『C’est Parti!!』をリリース。本作は山崎自身が楽曲選定から関わり、作詞にも挑戦するなど、非常に意欲的な作品になっている。その制作過程と共に10月から始まる初のワンマンライブツアー『HARUKA YAMAZAKI LIVE TOUR 2019~C’est parti!!~』への意気込みを聞いたインタビューが、発売中の「アニメディア9月号」に掲載されている。「超!アニメディア」では、本誌で掲載しきれなかった内容を盛り込んでお届けします。


■リード曲は、聴く人それぞれが見つけてくれたら

――1stアルバム『C’est Parti!!』は”遊園地(テーマパーク)”をテーマに楽曲を制作されたそうですね。
 アルバムを聴いた人が楽しい気持ちになってくれたらいいな、と思って。動物園や水族館、公園……、人が楽しさを感じる場所はいろいろありますけど、私のなかで一番の娯楽といえば遊園地なんです。自分が好きなものだから全体像をイメージしやすかったですし、かわいい曲やカッコイイ曲、ゆったりしたバラードといろいろな曲を歌いたかったから、そういう意味でも遊園地はピッタリでした。

――遊園地というテーマに沿って、アトラクションをイメージさせるような曲を選んでいった感じですか?
 はい。テーマ決めと並行してすでに選んでいた曲があったので、例えば「パンピーナ!」だったら“コーヒーカップ”みたいな感じで当てはめて行きました。コーヒーカップやメリーゴーランドみたいな、どちらかといえばかわいい系のアトラクションをイメージした曲から決まっていきましたね。たぶん遊園地にあるアトラクションとしてわかりやすいからだと思うんですけど。もちろん、うまく曲がハマらないアトラクションもあったから、そういうのは作っていただいて。

――クリエイターには、どんなふうに依頼を?
 そのまんま、「お化け屋敷っぽい曲お願いします」みたいな感じでお願いしました(笑)。それが「Dark Sweet Nightmare」という曲なんですけど、バッチリお化け屋敷でしたね。作曲と編曲を担当してくださったエンドウ.さんは、こういうゴシックホラー系の曲が得意な方だとお聞きしていたんですけど、期待以上でした!



――歌詞に関してはどういうお願いの仕方だったんですか?

 やっぱりイメージするアトラクションをお伝えして、あとは基本的にお任せでしたね。逆に作詞家の方、例えば「ChuChuパフェ☆SP」のKOTOKOさんからは「何のフルーツが好き? 好きなお菓子ある?」など、いろいろとヒアリングしていただきましたけど。この曲はアトラクションというか売店をイメージした曲だから、どんなものを売っているか取っ掛かりがほしかったのかもしれません。作曲陣もそうでしたけど、作詞家陣も非常に豪華でありがたかったです。

――ご自身でも今回、「ヒヤシンス」で作詞に初挑戦しました。
 10年前に亡くなった母からもらった愛に、ファンのみなさんへの思いを重ねて歌詞を書くことにしました。タイトルの「ヒヤシンス」は花言葉からですね。“悲しみをこえた愛”というのがまさに私が書きたいことにピッタリでした。

――今回、作詞に挑戦して感じたことは?
 難しかったです!! でも、思っていた以上に楽しかったです。ただ、バラードを書いている自分がなんか恥ずかしくなっちゃうから、もし次があるなら明るい曲がいいなと思いました。電波曲に乗せてオタクあるあるを歌いたいですね。「午前中に行ったのに新刊ノベルティ売り切れ」みたいな。コミケに並んだことのある人にしかわからないでしょうけど(笑)。

――ちなみに、本作のリード曲はどの曲になるんでしょう?
 あえて決めていないんです。遊園地の好きなアトラクションって人それぞれですし、1曲だけをアルバムの代表曲だと提示したくなくて。聴く人それぞれが自分のリード曲を見つけてくれたら、それでいいと思っているんです。なのでMVもあえて作りませんでしたし、このアルバムを紹介していただけるときは、どうぞお好きな曲を流してくださいとお伝えしていました。本当は曲順もなしにしたかったんですけど、さすがにそれは難しいから、この遊園地を周る一例として提示させてもらいました。リード曲と同じように、曲順も自分の好きなルートを見つけてもらえたらうれしいです。

■ライブはアルバム曲を中心に、1stならではの曲も歌いたい

――『C’est Parti!!』というタイトルはどんなイメージから付けられたんですか?
 「みんなで行こうよ」みたいなニュアンスにしたくて。いろんな国の「Let’s go」を調べることにしたんです。C’est Partiはフランス語なんですけど、もう見るからにかわいらしい文字の並びで、一発で決まり、な感じでした。じつは飼っているネコの名前もフランス語で付けたんですよ。天使みたいだからミシェルって。私、昔からフランスが好き過ぎて、フランス語だったらだいたいOKなところがあります(笑)。

――実際、フランスに行かれたことはあるんですか?
 10年ぐらい前に1回だけ、家族と一緒に旅行しました。食べ物はおいしいし、街の雰囲気も気に入ったんです。それに現地の方がすごく優しいんですよ。「うわぁ、日本人の女の子だ!」みたいな感じで。アメを買ったら、おまけでもう1個同じアメをくれるし(笑)。言葉はカタコトの観光用語ぐらいしかしゃべれなかったんですけど、街中に日本語で案内が書いてあることが多いからそんな不便でもないんですよ。本屋さんに行ったらめっちゃ「週刊少年ジャンプ」置いてあるし(笑)、「海外移住することになったら、フランスに住む!」ぐらいほれ込みました。

――ちなみに最近、フランスと同じくらい好きになったものってありますか?
 『スパイダーマン』です! たぶんMarvel作品は全部観ているんですけど、そのなかでも新作の『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』は1、2を争う面白さでしたね。「国を守るなんてほかの人がやってよ、それより僕デートしたいんだけど」みたいなことを、主人公のピーター・パーカーが言っちゃうのが、いかにも高校生って感じでかわいいんです。でもいざとなったら頼りになるし、二次元でもちっちゃくて強いっていうのが好きだったりするから、そのへんもツボですね。公開が終わるまでに1回でも多く大画面でピーターを観ておきたいです。

――さて、今回のアルバム制作を通してどんなことを感じましたか?
 ソロって自分で決めなきゃいけないことが多いんだなと思いました。キャラクターソングだと作品の制作側が決めてくれたことに沿って仕事をする、ある意味では要求されたことに応えなければならない職人技を求められるとも言えるんですけど、今回は「あなたが正解を決めていいんだよ」というスタンスで。レコーディングにしても、「今のはよかったけど、前のもよかったね。どっちにする?」って感じでしたし。大変だし、責任重大だなと思ったけど、任せてもらえてうれしくもありました。あとはそれこそデビューした頃はどういう歌い方をしたらいいのか、ソロとしての山崎はるか像が見つからなくて、迷った時期もあったんです。でも今回、アルバムのなかでいろんな曲を歌ったことで、自分のカラーを無理やりひとつに決めなくてもいい、リリースするたびに違うさまざまなキャラクターの山崎はるかでいいんじゃないかと思えるようになりました。

――そして10月には初のワンマンライブツアーも決まりました。
 ライブもやっぱり遊園地をテーマに、とある1日を描く感じにしようかなと考えています。当然アルバム曲が中心にはなるんですけど、キャラクターソングなんかも織り交ぜながら、1stライブならではのステージにしたいですね。アルバムを聴きこんで来てくれることに越したことはないですけど、予習はほどほどで大丈夫です。何回も聴くお気に入りの曲があればほとんど聞いていない曲だってあるはずですし、一緒に盛り上がってもらいたい曲に関してはちゃんとMCで説明しますから。今回、体力を消費する曲が多くてなかなか踊れないと思うので、一緒に盛り上げていただけたら幸いです(笑)。

取材・文/小山智久

【PROFILE】
山崎はるか【やまざき・はるか】6月27日生まれ。神奈川県出身。アーツビジョン所属。2018年5月にアニメ『魔法少女サイト』のEDテーマ「ゼンゼントモダチ」でソロデビュー。主な出演作は、ゲーム『アイドルマスター ミリオンライブ!』春日未来役、アニメ『同居人はひざ、時々、頭のうえ。』ハル役、『魔法少女サイト』雫芽さりな役など。

【リリース情報】
C’est Parti!!
8月28日(水)発売
NBCユニバーサル・エンターテイメント
2,900円(税別)

 遊園地をテーマにした山崎はるかの初アルバム。作詞は唐沢美帆、KOTOKO、こだまさおり、山本メーコ、作曲はエンドウ.、齋藤真也、佐高陵平といった豪華クリエイター陣が参加。また山崎自身も「ヒヤシンス」で作詞に初挑戦している。ソロデビュー曲「ゼンゼントモダチ」やカップリング曲「金曜日のBambi」、また2011年公開の『劇場版ハヤテのごとく!HEAVEN IS A PLACE ON EARTH』のOPテーマ「僕ら、駆け行く空へ」もリアレンジされて収録されている。


【ライブ情報】
ライブツアー「HARUKA YAMAZAKI LIVE TOUR 2019 ~C’est Parti!!~」

<ツアー日程>
10月19日(土)大阪・梅田Shangri-La
開場:17時00分 開演:17時30分
10月20日(日)名古屋・Live Hall M.I.D
開場:16時30分 開演:17時00分
10月22日(火・祝)東京・TSUTAYA O-EAST
開場:17時00分 開演:18時00分
<チケット料金>
5,200円(税込・別途 1ドリンク代必要・オールスタンディング)
<受付期間>
2019年8月28日 (水) 10:00~2019年9月3日 (火) 23:59まで
<応募方法>
8月28日発売 山崎はるか「C?est Parti !!」の初回生産分に封入される
シリアルコード付き応募用紙をご確認下さい。

【リリースイベント情報】
●9月16日(祝・月)
会場:東京都内某所
【1回目】CDサイン会 <アニメイト購入者対象>(開場 11:00 / 開演 12:00)
【2回目】握手会 <ゲーマーズ購入者対象>(開場 13:30 / 開演 14:30)
【3回目】ポスターサイン会 <とらのあな購入者対象>(開場 16:00 / 開演 17:00)
応募締め切り:9月2日
当選通知時期:9月中旬

●9月28日(土)
会場:大阪市内某所
【1回目】CDサイン会 <アニメイト購入者対象>(開場 12:30 / 開演 13:00)
【2回目】握手会 <ゲーマーズ購入者対象>(開場 15:30 / 開演 16:00)
応募締め切り:9月2日
当選通知時期:9月中旬

●9月29日(日)
会場:名古屋市内某所
【1回目】CDサイン会 <ゲーマーズ購入者対象>(開場 11:30 / 開演 12:00)
【2回目】握手会 <アニメイト購入者対象>(開場 14:30 / 開演 15:00)
応募締め切り:9月2日
当選通知時期:9月中旬

●10月26日(土)
会場:東京都内某所
【1回目】握手会 <アニメイト購入者対象>(開場 12:30 / 開演 13:00)
【2回目】CDサイン会 <アニメイト購入者対象>(開場 14:30 / 開演 15:00)
応募締め切り:9月30日
当選通知時期:10月中旬

●10月27日(日)
会場:福岡市内某所
【1回目】CDサイン会 <アニメイト購入者対象>(開場 12:00 / 開演 13:00)
【2回目】握手会<アニメイト購入者対象>(開場 14:30 / 開演 15:30)
応募締め切り:9月30日
当選通知時期:10月中旬

<イベント応募方法>
対象法人(下記参照)にて、応募方法が異なりますので、対象法人のイベント告知ページ等でご確認お願い致します。
○ アニメイト:https://www.animate-onlineshop.jp/contents/fair_event/detail.php?id=102700
○ ゲーマーズ:https://www.gamers.co.jp/shop/event/115312/
○ とらのあな:https://news.toranoana.jp/106332

《超!アニメディア編集部》
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