『BanG Dream!』で「RAISE A SUILEN」のDJを担当する紡木吏佐が新人声優直撃企画「お前は誰だ?」に登場【インタビュー】 | 超!アニメディア

『BanG Dream!』で「RAISE A SUILEN」のDJを担当する紡木吏佐が新人声優直撃企画「お前は誰だ?」に登場【インタビュー】

昨今人気の声優業界。デビューする新人も星の数ほど増えているなかで、まだまだ名前が広く知られていない超フレッシュな新人声優の初々しいグラビア&インタビュー風景をお届けするコーナー「お前は誰だ!?」(雑誌「アニメディア」に …

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 昨今人気の声優業界。デビューする新人も星の数ほど増えているなかで、まだまだ名前が広く知られていない超フレッシュな新人声優の初々しいグラビア&インタビュー風景をお届けするコーナー「お前は誰だ!?」(雑誌「アニメディア」にて連載中)。今回はアニメディア2019年3月号に登場した紡木吏佐のロングインタビューをお届けする。


 ハイサイ~♪ 新人声優の紡木吏佐です。沖縄出身の“うちなーんちゅ”(沖縄の言葉で「沖縄の人」という意味)です。『BanG Dream!』では「RAISE A SUILEN」 というリアルライブバンドの DJ を担当させていただいてます。昨年 7 月にバンドへの新加入が発表、12月には両国国技館で開催された「BanG Dream! 6th☆LIVE」にてRAS 単独ライブを開催させて頂きました。そしてテレビアニメ『BanG Dream! 2nd Season』では、チュチュとして出演させていただき、まだまだ新人の私にこんな素敵な経験をさせて頂き、とっても光栄で夢みたいな毎日です。2話から登場したチュチュは、ゴミ箱を蹴っ飛ばして、Roselia さんに「ぶっ潰してやる」と言い放つ少し強気な女の子です。(でもその後きちんとゴミ箱を片付ける憎めない子です(笑)。)アフレコ時、内心ヒヤヒヤしながらそのセリフを言ったのですが、湊友希那役の相羽あいなさんに、「ぶっ潰してください!!」とおっしゃっていただき、スタジオ内が大爆笑。そのおかげでとっても気持ちが軽くなりました、相羽さん大好きです(笑)。口の悪い子でごめんなさい!!


 初めてRASのキャラクター資料を見せていただいた際、真っ先にチュチュに目がいって。造形もそうなのですが、ツンツンしている子が大好きで、私が演じていなくても溺愛しちゃうくらいのドドドドドストライクでした。制作スタッフさんからは、「14歳だけど、プロデューサーとして大人と対等に話すしっかりした一面がありながらも、等身大の子どもらしい部分も立たせてほしい」というオーダーがありました。よく周りから「遠くでしゃべっていても目の前にいるみたいに圧が強い」と言われるので、“しゃべりの圧”みたいなところはチュチュと似ているのかも。

 RAISE A SUILEN は最初、「THE THIRD(仮)」という名前でバックバンドとしてスタートしました。その後、5人目のメンバーとして私が加入し、今の バンド名になりました。私の加入が発表される前、メンバーから「早く一緒にライブしたいね」と声をかけていただいて、とくにベースボーカルの Raychell さんからの、「うちらは5人でTHE THIRD(仮)だから!ツムツムの最高な加入発表が出来るように、最高のステージを作り上げておくからね。」と言ってくださったのを凄く鮮明に覚えています。私は本当に優しくて最高なメンバーに囲まれています、幸せです。

 最初は、DJ としてどんなパフォーマンスをすればよいか悩みました。DJ というと、曲をつなげたり、リミックスしたりというイメージですが、RASは生演奏なのであまりそういった出番は無く…。なので、取り込んだ音を再生できる「サンプラー」という機材で、楽曲に音を添えたり、スクラッチなどでアレンジを加えています。最近確立されつつある、アオリ役、司令塔としてのポジションが形になってきたのは「BanG Dream! 6th☆LIVE」でしょうか。お立ち台を用意してもらい、DJ卓に足を乗せてお客さんを煽ったり、卓に立ったり座ったり、自由にパフォーマンスをしたのが、ありがたいことに評判がよかったみたいで…! とってもうれしかったです。こんな感じでお客さんに向かって「上がれ〜!!」と、お行儀悪くやっています(笑)。

 2 月に「BanG Dream! 7th☆LIVE」を東京・日本武道館で開催。デビューしたての私たちが立てるのは、ファンのみなさまと『BanG Dream!』というコンテンツ、そして先駆者のポピパ(Poppin’Party) 、Roseliaさんがあってこそなので、本当に感謝してもしきれないです。『BanG Dream! 2nd Season』では、先輩たちのさらなる活躍や関係性に是非ご注目ください! そして、私たちRAS がどのように作品に関わっていくのか、チュチュも”とある目的”を叶えるために動いているのでそちらも楽しみにしていただけると幸いです。

「超!アニメディア」の動画では、得意な英語を交えた自己紹介をさせていただきました。幼稚園からインターナショナルスクールに通っていて、私が持っている英語力には、仕事でもすごく助けられました。もともと私が幼稚園に通っていたときに両親が「これからはグローバルな時代だから英語を学ばせよう!」と思い立ったらしく、そこから急遽インターナショナルスクールに通わせてくれたがきっかけです。先生もまわりの子も日本語が話せない方がほとんどで、当時の私によくがんばったと褒めてあげたいです(笑)。気付いたら友だちとも英語で話して遊べるようになっていましたが、小学 4 年生のとき、親が「住むのは日本だから、日本の勉強も大切だ」と考え、日本の学校に転入しました。当時、漢字はほとんど読み書きできなかったので、それはそれで大変でした。

 チュチュも私と同じくインターナショナルスクール出身で、英語と日本語を混ぜて、すごく特徴的に話すんです。「Unbelievable!! 最強にステキだわ♪」という感じで。そういえば、あるアニメの回に「Pardon(本当に)?」というセリフがあって、そのときはたくさんリテイクをいただいてしまい……。監督としては、本当にビックリしている感じを出すために、あえてテキトーな発音にしてほしかったようで、「まだ、発音がよすぎる! まだ、もっと。中学校の英語の先生のような発音で!!」 というディレクションを受けました(笑)。ほかにも、台本に3つ英文が続いているセリフがあり、驚嘆のセリフを「ぜひいい感じの英文で 3 パターン考えてほしいです」とお願いされたんです。緊張しましたが、こういうふうにセリフ(の作成)を任せていただけるなんて、とっても貴重な経験でした。

 声優を意識した原点は、小学校までさかのぼります。小学校のとき、『家庭教師ヒットマン REBORN!』という作品に出会い、オタク人生がスタートしました。私は、主人公の沢田綱吉(ツナ)が大好きで、まわりは雲雀(恭弥)さんやら(六道)骸さんやらでキャッキャウフフしていましたが、「“超(ハイパー)ツナ”こそ至高!」と布教していました。本格的に声優になりたいと思ったのは、平野綾さんの『涼宮ハルヒの憂鬱』の生アフレコ映像を観て、「どこから、こんなかわいい声が出ているんだろう! すごい!」と思い、マネを始めたのがきっかけです。友達に「うまいね!」と褒められたのがすごくうれしくて。調子に乗っていろいろなキャラクターのマネをするようになり、そこから演技に興味を持つようになりました。

 紡木はこんな感じの人間でございますが、1 月クールでは 2 作品にレギュラーで出演させていただきました! 太く長く活動できるように、そして「この役も紡木が演じていたの!?」とみなさまに驚いていただける“サプライズ声優”になれるのを目標に頑張ります! ツイッターもやっていますので、よろしければポチッとフォローしてくださるとうれしいです♪


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【つむぎ・りさ】7月5日生まれ。沖縄県出身。響所属。TVアニメ『バミューダトライアングル~カラフル・パストラーレ~』(フィナ役)、『アイカツフレンズ!』(雪村柚姫役)のほか、TOKYOMXで放送中の『月ブシTVwithヴァンガード』に出演。ツイッターのIDは@risa_tsumugi

撮影/髙旗弘之 取材・文/ヤマダサトシ ヘア&メイク/向香純(ゴールドシップ)

《超!アニメディア編集部》
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