3月31日(日)欲望搾取『さらざんまい』先行上映会＆トークショーが行われ、村瀬歩(矢逆一稀)、内山昂輝(久慈悠)、諏訪部順一(ケッピ)、宮野真守(新星玲央)、細谷佳正(阿久津真武)、幾原邦彦監督が登壇。
先行上映会では、第1話から第3話までを上映。その後行われたトークショーで、村瀬は演じる役について「いろいろな謎を持っている人なので、これから(3話以降)も、どんでん返しがあると思います」とコメント。内山は「重いものを背負ったキャラクターは、今までも演じたけど、ここまでダーティーなのは……。かなり深みがある役です」と語った。また、カッパ型生命体・ケッピを演じる諏訪部は「NGなしでやらせてもらってますが、ノイタミナで放送して大丈夫ですか？ 面白かったですか？」と客席に呼びかせ、観客からの拍手に笑顔を浮かべた。
一方、警察官役の宮野は、細谷とのコンビについて「今まで僕らがやっていたバディより、とても艶っぽかったよね」と細谷に呼びかけると、細谷も同意。幾原監督も「これから徐々に関係性も見えてきます。ふたりには色々やってもらいたいことがあるので、お楽しみに」とアピールした。
また、毎回登場するゾンビを全て演じた俳優・加藤諒がサプライズゲストとして登場。このゾンビ役にはほぼ台本がなく、現場で幾原監督と打ち合わせしながら演じたことが明かされた。さらに加藤がゾンビの演じ分けについて「設定が色々あるんですけど、そこからキャラクターを自分の中で見つけながらやらせていただきました」と語ると、キャスト陣も感心しながら話に聞き入る一幕も。さらに、監督は「今まで役者さんが出したことのない声が出せるシーンを意識してます。作品を見るときは、ヘッドホンで音を聞いてほしい」と語った。
ここで、ゲームコーナーに突入。村瀬＆内山の中２チーム、宮野＆細谷の警官チーム、諏訪部＆加藤のカッパとゾンビチームの３チームで、幾原監督と答えを合わせる共感ゲーム「僕は監督とつながれるだろうか」へ。第１問目はアニメの舞台にちなんで「浅草といえば？」、第２問目は「監督が一番気に入っているシーンは（第１〜３皿の中で）」。第１問目では、警官チームが「ビートたけしさん」と回答し、宮野がモノマネを披露。その完成度の高さで会場を沸かせるも、内山から「それがやりたいだけでしょ」とツッコまれる一幕も。また第２問目では、幾原監督から「よく僕の仕事は“耽美”だと言われるんですが、今回は絶対に“耽美”とは言われたくないと思って戦いました」と、こだわりを明かした。ゲームの結果は警官チームが勝利し、監督から“尻子玉”がプレゼントされた。
ゲームの後に、“一稀カッパ”と一緒に、3月29日に誕生日を迎えた諏訪部のバースデーケーキが登場。サプライズでお祝いを。
最後に加藤は「この後も個性豊かなゾンビがたくさん出てきますので、放送を楽しみに見ていただければ」と語り、細谷はオリジナル作品として驚きとワクワクしながら楽しんでほしいとアピール。宮野は「いろんなことが予想外に巻き起こる、まさにエンターテイメント。みなさんに届けられるのが、うれしいです」とコメントし、諏訪部も「抱腹絶倒の“イッツア幾原ワールド”が、最後まで展開されるので、お付き合いいただければ」と語った。内山は「斬新な設定や派手なデザインに目を奪われがちですが、深い人間ドラマが展開します」と見所を語り、村瀬は「監督が“反耽美”と言われたけど、今までの監督の作品のテーマに対するアンチの立場での表現もあるので、イクニファンのみなさんにも楽しんでもらえると思います」と語った。
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〈TVアニメ『さらざんまい』情報〉
2019年4月よりフジテレビ “ノイタミナ”ほかにて放送
【STAFF】
監督：幾原 邦彦
チーフディレクター：武内 宣之
シリーズ構成：幾原 邦彦／内海 照子
キャラクター原案：ミギー
キャラクターデザイン・総作画監督：石川 佳代子
コンセプトデザイン：柴田 勝紀／松嶌 舞夢
美術監督：藤井 綾香 スタジオPablo
音楽：橋本 由香利
原作：イクニラッパー
制作：MAPPA／ラパントラック
【CAST】
矢逆 一稀：村瀬 歩
久慈 悠：内山 昂輝
陣内 燕太：堀江 瞬
ケッピ：諏訪部 順一
新星 玲央：宮野 真守
阿久津 真武：細谷 佳正
©イクニラッパー／シリコマンダーズ
