浪川大輔&KENNが明かした『明治東亰恋伽』アフレコ現場の好男子(イケメン)たち「福山潤くんの好男子度が上がりました!」【インタビュー】 | 超!アニメディア

浪川大輔&KENNが明かした『明治東亰恋伽』アフレコ現場の好男子(イケメン)たち「福山潤くんの好男子度が上がりました!」【インタビュー】

2011年のゲームアプリ配信以降、根強い人気を誇る『明治東亰恋伽』。数々のメディアミックス展開を繰り広げる作品から、森鴎外役の浪川大輔と菱田春草役のKENNのインタビューが、「アニメディア2月号」に掲載された。超!アニ …

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 2011年のゲームアプリ配信以降、根強い人気を誇る『明治東亰恋伽』。数々のメディアミックス展開を繰り広げる作品から、森鴎外役の浪川大輔と菱田春草役のKENNのインタビューが、「アニメディア2月号」に掲載された。超!アニメディアでは、誌面には掲載しきれなかった、イベントのハプニングや、アフレコ現場の好男子(イケメン)エピソードなどを含めたロング版をご紹介する。


――2011年に携帯ゲームから始まった『明治東亰恋伽』(以下、『めいこい』)が、劇場版アニメや舞台化などを経てTVアニメとなりました。

浪川

 長い間、携わらせていただいている作品なので、これまでイベントや配信番組など、いろんなことをやらせていただきました。最初のイベントに僕が出られないっていうところから始まり(笑)、KENNくんとふたりでイベントをしたときには、遅刻したうえに衣装も忘れて……。

KENN ありましたね(笑)。そうしたウソみたいな本当の話が伝説として数多く残る作品のTVアニメ化ということで、感無量です! 僕は、あの事件で浪川さんと仲よくなれた気がしてますし。

浪川 KENNくんが衣装を2着用意してなければ、僕は寝巻のままステージに出るところだったからね(笑)。

KENN それはそれで面白かったかもしれないですけどね(笑)。

浪川 配信番組も、途中から番組名が『センパイヤゾ!』に変わったりして(笑)。

――面白い番組名ですね!

浪川 『めいこい』の魅力を伝える番組だったはずなのに、なぜか僕に対するお客さんからのツッコミがすごかったんです。そのツッコミに毎回KENNくんが「(浪川さんは)先輩やぞ!」って返してくれるから、僕も「言うたれ、KENN坊!」って乗っかっていたら、それがそのまま番組名になってしまったという(笑)。

KENN でも、それを受け入れてくださる懐の広さがあったから番組も長く続けてこれたわけですしね。その後も、劇場版アニメやミュージカル化など多くの展開があったので、本当にTVアニメ化は「満を持して!」っていう気持ちもありつつ、改めて応援してくださる方々への感謝の気持ちでいっぱいです。



――物語は、主人公の女子高生・綾月芽衣が現代から明治時代の“東亰”へタイムスリップするところから始まります。

浪川 そうなんです。だから、何も知らない人が観たら、最初はビックリするかもしれないですね。でも、その何が始まるか分からないドキドキ感やワクワク感を芽衣と一緒に感じながら作品を観ていただくと楽しいんじゃないかと思います。あと、出てくるキャラクターがみんな好男子(イケメン)なので!

KENN どのキャラクターも本当に魅力的ですし、歴史上に実在した偉人がモデルなので聞きなじみのある人物もきっといると思います。あと、舞台が明治時代の“東亰”なので、「このガス灯がやがて電灯になるのか」とか、そういった視点で観るのも面白いと思いますよ。

――おふたりが演じている、森鴎外と菱田春草はどんな人物ですか?

浪川 原作の『めいこい』では変わり者で知られることが多い鴎外ですが、TVアニメの『めいこい』の世界では見た目も世界観的にも色気のある雰囲気を持ったキャラクターに仕上がっています。

KENN 鴎外はミステリアスさと大人の色気を合わせ持っていて、しかもあんな豪邸に住んでますからね。そんな人が側にいて、ドキドキしないわけがない!

浪川 あと絶対に忘れちゃいけないのが、すぐ裸になるということ!(笑)

KENN 鴎外さんの性分なんですけどね、人によってはご褒美です(笑)。僕が演じる春草は、引っ込み思案で不器用な等身大の少年です。画家見習いをしていて、主人公の芽衣に対してはそっけない態度を取るなど一見あっさりしているんですけど、心のなかで動いている部分や思っていることは意外と情熱的だったりするので、そういったところがのちのち垣間見えてきたりするのかなと思います。また、一緒にいる相手によってそれぞれのキャラクターが見せる顔も違うので、そういったキャラクター同士のやり取りも楽しんでもらえたらいいですね。

――OPテーマは、KENNさんが歌う「月灯りの狂詩曲(ラプソディア)」。ドラマチックな展開の中に、ミステリアスさとワクワク感が共存する楽曲です。

KENN これまで数多くの『めいこい』の主題歌を歌わせていただいたんですけど、今回は大人っぽいジャジーさをメインにしつつリズムも楽しめる曲なので、とても新鮮でしたし、個人的にもすごく好きな曲です。

――とくにこだわった部分はありますか?

KENN スタッフさまと一緒に歌詞を1文字足したり削ったり、とくに語尾の部分はかなりこだわってレコーディングしました。だから、実際は使われていない幻のテイクがあったりもするんです。1曲の中に、この曲に携わってくださったたくさんの方の思いが詰まっているので、そうやって楽曲を突き詰める作業がすごく楽しくて。TVアニメ化された今だから出せる“めいこいワールド”を、曲に乗せられたんじゃないかと思いますね。

――とくにサビの最後のフレーズは少しセリフ調になっていて、リスナーが聴いたらキュンとすること間違いなしですね。

浪川 男の僕が聴いてもキュンキュンですよ! 曲を聴くと頭の中にパッと『めいこい』の世界が広がるし、KENNくんの歌い方がエr……エモい!(笑) いつもイベントでテーマソングを披露してくれるんですけど、それを聴くと「作品が始まったな」っていいスタートを切れるので、今回も間違いないです!

KENN 共演者の皆さんが「いってらっしゃい」って手を振って僕をステージに送り出してくれるので、それに元気をもらって歌うことができるんです! 長くやらせてもらってる作品なので、キャラ同士はそんなに仲よくないんだけど(笑)、共演者同士のチームワークは本当にすばらしいんですよ!

浪川 それにしてもさ、何度見てもCDジャケットの貴公子の存在感がすごいよね。圧倒的。あれ、部屋着なんでしょ?

KENN 寝巻ですね(笑)。

浪川 今日も家に帰ったらあれに着替えるんだ(笑)。

――浪川さんも、貴公子姿でイベント出演されるのはいかがですか?

浪川 僕は着ぐるみで行きます!

KENN 何のですか?

浪川 月の(笑)。歌ってるKENNくんを、顔を真っ黄色にして横からめっちゃ照らして踊るから!

KENN え、すごくいい!(笑) でもそれをすると通常モードの浪川さんに戻るために、お客さんには1時間くらい待ってもらわないといけないですね(笑)。

――EDテーマでは、鴎外と春草のデュエット曲である「星屑の詠み人」を聴くことができますね。

KENN 浪川さんとのデュエットって『めいこい』でしかやってなかったので、「やったー! 久しぶりだ―!」って、めっちゃテンションが上がったんですよ!

浪川 僕は嫌で嫌で仕方がなかったよ。

KENN え!?

浪川 KENNくんと歌えることは非常にうれしいんだけど、KENNくんが歌ってる中に自分が入るっていう、このプレッシャー! 分かる?

KENN ……分からないです。

浪川 KENNくんは一生分からないよ!(笑)

KENN ただ、相手が浪川さんだからと思って、めっちゃ本気出しましたよ!

浪川 それは伝わった。KENNくん聴いた瞬間に「こいつ、やりおったな!」って(笑)。思いの丈をダーっと解放させて浪々と歌うのではなくて、春草らしい内に秘めた何かがにじみ出る表現をしてたから……嫌だなって(笑)。

KENN そこにつながるのですね!

浪川 僕としてはさ、KENNくんのその表現を消したくないんだよね。僕が入ることによって、そのすばらしい表現が消えちゃう恐怖感っていうのがすごくて。たとえば、「メヌエット」っていう単語の「♪~メヌエットゥ……」の「エ」から「トゥ」への距離感みたいなものとか。

KENN 僕、好きなんですよ。そういうの!(笑)

浪川 分かる分かる! あと、落ちサビのところも“This is KENN”ていうか、“This is 春草”って感じで、あえてファルセットでやさしくささやくようにしてたり……。それを聴きながら歌う鴎外さんね。「もうこんなん、どうせいっちゅーねん!」って思いましたよ(笑)。

KENN (笑)僕自身は、前に歌った春草の「飛花落葉」みたいなアプローチを考えていたんですけど、今回は春草の違った表情を出すことになったので、アタック感は少し強めだけど、どこかグッと内側に引く部分があったり、表現のひとつとして落ちサビをファルセットにしたりしていて……。

浪川 もう、ずっとささやかれてる気持ち。でも、全然違うタイプのキャラクター同士のデュエットだけど、今回はだいぶ春草に寄せられたと思うよ! 頑張ったんだよ、鴎外さん!

KENN やればできるじゃないですか!(笑)

浪川 おい、“先輩やぞ!”(笑)

2人 (爆笑)

KENN というわけで、すばらしいケミストリーになっていると思うので、ぜひ聴いていただきたいです!(笑)

浪川 あと、僕らのほかにも2組のデュエット曲があるんですけど、いつもとは違う組み合わせなので、そこでもケミストリーを感じてもらえると思います。川上音二郎と藤田五郎の「宵や、酔いや -Yoiya Yoiya-」とかは、また僕が月になって現れるタイプの曲な予感がするし(笑)。

KENN 忙しいですね!(笑)


――先程、共演者の皆さんとは抜群のチームワークだとうかがいましたが、共演者の方の好男子(イケメン)エピソードがあったら聞かせてください。

KENN この前、僕が前の現場からギリギリでめいこいの現場に入ったときに「ご飯食べられなかったな~」ってションボリしてたら、浪川さんが「KENNくん、このローストビーフサンド食べない?」って僕にくれたんですよ。主人公の芽衣ちゃんが牛肉好きだから、「その設定とリンクさせてわざわざ買ってきてくれたの? めっちゃうれしい!」って思ってムシャムシャ食べたんですけど……。

浪川 ……う、うん。そうそう! でも、自然とそうなっちゃうっていうかさ。その気がなくても、自然と好男子の道に行っちゃう的な?

KENN 「前の現場で残ったから、食べない?」って言ってたじゃないですか!(笑)

浪川 でしたね~(笑)。

KENN でも、おいしかったです! ありがとうございました(笑)。

浪川 僕が見た現場の好男子はね……とにかくKENNくんは礼儀正しいでしょ。(小泉八雲役の)立花(慎之介)くんはつねに調べ物をしているし、(泉鏡花役の)岡本(信彦)くんはニコニコしている。で、そこに(藤田五郎役の)福山潤っていうのがいるんですけど、彼は収録が始まる前に「お願いしまぁ~すっ!」っていう威勢のいい掛け声をするんですよ(笑)。で、スタッフさんの「本番お願いします」の声に福山くんが「お願いしまぁ~すっ!」って返すと現場が始まるっていう合図になってるんですけど、この前面白かったのは、手違いがあってスタッフさんが「本番、本……おね、あ、まだ……あれ?」ってなったんです。そうしたら、その声に返すはずだった福山くんも「おね……ん? まだか」って、静かになっちゃって。「あ、すごく空気を読むタイプなんだ!」ってことが分かって、僕の中で彼の好男子度が上がりました!(笑)

――ありがとうございます(笑)。では最後に、主人公の芽衣のようにタイムスリップしたら行ってみたい時代や場所、会いたい人を教えてください。

KENN 僕は、今の僕と同じ歳の浪川さんに会ってみたい!(笑)

浪川 ヤバイな。会わない方がいいと思う(笑)。でも、ちょうど『めいこい』を始めたくらいのときか!

KENN そう考えると、全然変わらないですね。

浪川 成長がない?

KENN いや、ずっと好男子ってことですよ!

浪川 (笑)。僕はね、以前は不便さとかを味わうっていう意味でも江戸時代に行きたいなって思ってたんですけど、最近は未来に興味があるんです。でも300年先とかだと遠すぎるから、80年、100年とか先のちょっとリアルな未来が見てみたいですね。携帯電話はどう進化してるんだろうとか、ゲームはどうやって遊んでるんだろうとか、そういうことが知りたくて。KENNくんも、本当は行きたいところあるでしょ?

KENN 行きたいところ。う~ん、そうだな……江戸時代かな?

浪川 (笑いをこらえながら)なんで?

KENN なんかちょっと不便さとかを味わってみたくて?

浪川 やっぱりそう思う?(笑)

――明治時代ではないんですね(笑)

浪川 (キリッとして)いや、明治ですね!

KENN (キリッとして)明治しかないですね!

浪川 おあとがよろしいようで!(笑)

画像ギャラリーはこちら。クリックすると拡大できます。

 

〈TVアニメ『明治東亰恋伽』情報〉
TOKYO MX、テレビ愛知、BSフジほかで好評放送中!
●TOKYO MX/毎週水曜23:30~
●テレビ愛知/毎週水曜26:05~
●サンテレビ/毎週土曜25:00~
●KBS京都/毎週日曜23:00~(※2/24 第7話は24:20~より放送)
●BSフジ/毎週日曜24:30~

●U-NEXTほか各社にて配信中!

■ストーリー
「不思議な世界があなたを誘う――今宵はストロベリームーンライト」 赤い満月の夜、女子高生の綾月芽衣は、妖しげな奇術師チャーリーのマジッ クに誘われ箱の中へ。目を覚ますと、そこは明治時代の「東亰」だった! 戸惑う芽衣を助けたのは、森鴎外と菱田春草。言われるがまま馬車に乗せら れ、着いたところは鹿鳴館。高官たちが集う華やかな舞踏会の場で、泉鏡花、 川上音二郎、小泉八雲、藤田五郎といった歴史上の人物たちと出会う。 この世界では、日没から明け方の「朧(おぼろ)ノ(の)刻(とき)」に、「物の怪」 たちが姿を現す。その姿を見ることができる者は「魂依(たまより)」と呼ば れ、芽衣もこの力を持っていた。慣れない生活の中、彼らと触れ合い芽生え ていく恋心。「魂依」の力は、芽衣と彼らをより強い絆で結びつけていく。 しかし、現代に戻るチャンスは一か月後の満月の夜。芽衣が選ぶのは現代か、 それとも…… 少し不思議な明治の東亰で、時を越えた恋の物語が開花する――

<スタッフ> 
監督:大地丙太郎 
キャラクターデザイン・総作画監督:山中純子 
アニメーション制作:トムス・エンタテインメント 
原作:MAGES./LOVE&ART 


綾月芽衣:諸星すみれ 
森鴎外:浪川大輔 
菱田春草:KENN 
川上音二郎:鳥海浩輔 
泉鏡花:岡本信彦 
藤田五郎:福山潤 
小泉八雲:立花慎之介 
岩崎桃介:細谷佳正 
チャーリー:森川智之

TVアニメ公式サイト
http://meikoi.com/tv-anime/

公式 Twitter
https://twitter.com/meikoi_staff

めいこいファンクラブ
http://ch.nicovideo.jp/meikoi

© LOVE&ART/めいこい製作委員会

 

《超!アニメディア編集部》
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