連続ドラマ『I”s』、岡山天音が収録現場で感じたこと -「青春時代をもう一度味わえたようだった」【連載インタビュー】 | 超!アニメディア

連続ドラマ『I”s』、岡山天音が収録現場で感じたこと -「青春時代をもう一度味わえたようだった」【連載インタビュー】

週刊少年ジャンプで連載され人気を博した桂正和原作のマンガ『I”s』。主人公・瀬戸一貴と4人のイニシャル「I」のヒロインが織りなす、恋愛模様の酸いも甘いも描いた本作がBSスカパー!・スカパー!オンデマンドにて …

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 週刊少年ジャンプで連載され人気を博した桂正和原作のマンガ『I”s』。主人公・瀬戸一貴と4人のイニシャル「I」のヒロインが織りなす、恋愛模様の酸いも甘いも描いた本作がBSスカパー!・スカパー!オンデマンドにて12月21日(金)21時より放送・配信となった。

 超!アニメディアではドラマの魅力を掘り下げるべく、主人公と4人のヒロインを演じるキャストにインタビューを敢行。短期集中の連載形式でお届けする。今回は物語の中心人物で4人のヒロインの間で気持ちが揺れ動く主人公・瀬戸一貴を演じる岡山天音さんのインタビュー。

岡山天音瀬戸一貴を演じる岡山天音さん

原作『I”s』STORY
【高校二年生】主人公「瀬戸一貴」は高校2年生。同じクラスの「葦月伊織」に1年生の頃から恋心を抱いていた。そんな時、伊織と二人で「新入生ようこそパーティ」の実行委員をやるという幸運が訪れる。徐々に伊織と打ち解けてきた頃、突然、一貴の目の前に幼馴染、「秋葉いつき」が現れる。
【高校三年生】高校最後の夏休みに一貴は仲間たちと海に行き、そこで傷心旅行中の「磯崎泉」と出会う。それから泉の猛烈なアタックを受けながらも、伊織への想いを持ち続けた一貴はついにクリスマス・イブに告白をし、晴れて伊織と付き合うことと なった。
【浪人生】大学受験に失敗した一貴は一人暮らしを始め、隣に住む伊織に似た「麻生藍子」と親しくなる。会えない恋人を待つ者同士の二人は惹かれ始めるが、やはり一貴の気持ちは伊織にあった。しかし、伊織のため、自分の想いを犠牲にしようと考える一貴。一貴が望む本当の幸せとは?そんな時、いつきから一通のビデオレターが届く。

ーー本作で岡山さんが演じられる瀬戸一貴について紹介をお願いします。

普遍的な男子高校生でありながらも、過去の苦い経験により繊細でネガティブな面も持ち合わせている男の子です。高校に入学してからずっとヒロインのひとりである葦月伊織ちゃんに想いを寄せていますが、シャイでなかなか接触ができず悶々としている、そんな思春期の男子ですね。

ーーこの役を演じる前から原作は知っていましたか?

元々マンガが好きで、撮影現場のスタッフさんや共演者に面白いマンガは何かとよく尋ねるのですが、色々な方から『I”s』をオススメされて。面白そうだなと思って読み始めたときにちょうど今回のお話をいただきました。何だか不思議な感覚になりましたね。

――縁があったんですね。読んだときはどのような感想を持たれましたか?

入口はヒロインの女の子たちがとても魅力的だなという印象でしたが、読み進めていくと展開がヘビーになっていき驚きました。でも、ただ重たいだけでなく、一貴の選択や恋愛に関してちゃんとしたテーマがあるので、そこに引き込まれましたね。簡単な言葉にはなってしまいますが、とにかく素敵な作品だと感じています。そりゃ思い入れがあってオススメする人もたくさんいるよな、とも思いましたね。

ーーそんな『I”s』の原作者はこれまでも数々の名作を生みだしてきた桂正和先生です。先生とはお会いになったことはございますか?

あります。先生は「ディテールが変わらなければ『I”s』は『I”s』。ドラマはドラマで面白ければそれでいい」とおっしゃってくださいました。作品が別の形態で展開するのってセンシティブなことだと思うのですが、とても愛をもって、優しく見守ってくださったという印象が強いです。

――そういう言葉をかけてもらえると演じる身として安心しますよね。

そうですね。同時に絶対にちゃんとしたものを届けないといけないという使命感も生まれました。ちなみに先生もドラマにちょっとだけ出ているのでその点も楽しみにしていてください。

ーー楽しみです! ドラマはもうすべて収録を終えているということですが、現場の雰囲気はいかがでしたか?

学校のパートでは寺谷靖雅(伊島空)や木田茂吉(冨田圭輔)がどんどん現場を盛り上げてくれてワイワイとしていました。なんだか本物の学校に通っているような、青春時代をもう一度味わえたような不思議な感覚になりました。伊織ちゃん役の白石聖さんと別の現場でお会いしたとき、初恋の人に会ったような感じがしたくらいです。

――それほど作品に入り込んで演じられていたんですね。ちなみに岡山さん個人でいえば本作で登場するヒロイン4人の中で誰がいちばんお好きですか?

一貴を演じていたということも関係しているかもしれませんが、やっぱり伊織ちゃんですね。一貴を思い続ける芯の強さが魅力的だなと思いました。生涯のヒロインといっても過言ではないくらい素敵な女性だと感じています。

ーーなるほど。ちなみに私は幼馴染の秋葉いつきが好きです。

いつきちゃんも魅力的ですよね。彼女は自己犠牲の精神で行動することがあるから年下ながらとても大人な存在。それだけに切ないシーンもたくさんありました。

ーーですよね……! こういう男子トーク、楽しいです。

周りの男性にも誰が好きか聞きますが、いつきちゃんは人気がありますよ。

ーードラマ放送後に改めて色々な人と感想を共有するのも楽しいかもしれません。

そうですね。

――本日は色々とお話いただきありがとうございました。最後に「本作のここをぜひ観てほしい!」というアピールポイントを教えてください。

ドラマを観ている人が登場人物たちの恋愛を眺めているという感じではなくて、僕が演じる一貴を通じて色々な女の子との出会いから起きる出来事に一緒にドキドキしてもらえると思っています。いま10代の方はもちろん、20代以上の方は当時を思い出しながら、一緒に女の子に振り回されてほしいですね(笑)。ヒロインたちはとても魅力的なので、「みんなのことが気になっちゃうよ!」って、一貴と同じく悶々とした気持ちになりながら観るのもいいと思います。登場人物たちの気持ちが丁寧に描かれた素敵な作品ですので、ぜひ観ていただけると嬉しいですね。

プロフィール
岡山天音【おかやま・あまね】
1994年6月17日生まれ、東京都出身。『中学生日記 シリーズ・転校生(1)〜少年は天の音を聴く〜』で俳優デビュー。主な出演作は映画『帝一の國』佐々木洋介役、映画『氷菓』福部里志役、ドラマ『貴族探偵』常見慎吾役、ドラマ『ゼロ 一獲千金ゲーム』佐島ヒロシ役 ほか。2019年1月7日より放送予定のドラマ『ゆうべはお楽しみでしたね』さつきたくみ役では本田翼とW主演を務める。

岡山天音

連続ドラマ『I”s』放送概要≫
タイトル:連続ドラマ『I”s』
放送日時:2018年12月21日(金)後9時放送・配信開始
チャンネル:BS スカパー!(BS241/プレミアムサービス 579)/スカパー! オンデマンド
制作プロダクション:ダブ
製作著作:スカパー!
※放送スケジュールは変更になる場合がございます。

<スタッフ情報>
監督/豊島圭介・安里麻里
脚本/片岡翔・吹原幸太
音楽/渡邊崇
撮影/長野泰隆
照明/児玉淳
録音/日下部雅也・高島良太
美術/吉田敬
美術進行/渡部哲也
編集/山田佑介
衣装/加藤みゆき
衣装デザイン/尾内貴美香
ヘアメイク/杉山裕美子
スクリプター/増子さおり
キャスティング/安生泰子
助監督/土岐洋介
制作担当/今井聖
ラインプロデューサー/濱﨑林太郎
プロデューサー/柴原祐一
企画・プロデュース/長内敦

ドラマ公式サイトURL
https://www.bs-sptv.com/is/
公式Twitter
@sptv_is

(C)桂正和/集英社・スカパー!2018
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《超!アニメディア編集部》
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