【9月4日追加コメントあり】立花理香の“素”が歌になった!? 2ndミニアルバム『LIFE』を、りっかさまが全曲レビュー!【インタビュー】 | 超!アニメディア

【9月4日追加コメントあり】立花理香の“素”が歌になった!? 2ndミニアルバム『LIFE』を、りっかさまが全曲レビュー!【インタビュー】

ニコ生番組「超!アニメディア(生)」のパーソナリティとしておなじみの“りっかさま”こと立花理香が、2ndミニアルバムをリリース。2ndに込めた思いや初挑戦した作詞について語ってくれたインタビューが、発売中の『アニメディ …

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 ニコ生番組「超!アニメディア(生)」のパーソナリティとしておなじみの“りっかさま”こと立花理香が、2ndミニアルバムをリリース。2ndに込めた思いや初挑戦した作詞について語ってくれたインタビューが、発売中の『アニメディア9月号』に掲載されている。「超!アニメディア」では記事内でお届けしきれなかった部分も含めたインタビュー全文を紹介する。
 さらに、CDを聴いてから読んで欲しい部分を追記した、完全版をお届け!歌詞に込めた“裏テーマ”とは!?


――1stミニアルバム『Flora』をリリースしてから約半年。アーティスト活動を通して、どのような変化がありましたか?
 レコーディングやイベントのステージで歌わせていただいたなかで、“歌”に対する向き合い方に刺激を受けることが多かったです。また初めてお会いするクリエイターの方々もたくさんいて、いろいろと勉強させていただいた半年間でした。半年前と比べると、私の中の音楽のキャパシティーが大きく広がったように思います。

――やはり声優としてキャラクターソングを披露するのと、アーティストとしてステージに立つのでは違いますか?
 違いますね。キャラクターソングを披露するときは、あくまでキャラクターが主役で、「私は黒子」というような気持ちでステージに立っているんです。だからアーティストとして初めてステージに立ったときは、とても心細かったです。でもモノは考えようで、「たとえ失敗しても自業自得。誰かに迷惑がかからないんだ」と気づいたら、思いのほか肩が軽くなりました。キャラクターソングを披露するときは、私が失敗すると、そのキャラクターに迷惑がかかってしまいますからね。そんな気づきを得てからは、「アーティストとして、もっと挑戦したい!」と思うようになりました。そんなときに2ndミニアルバムのお話をいただいたので、すごくうれしかったですし、「やろう!」という気持ちになりました。



──2ndミニアルバム『LIFE』はどんなテーマで制作されましたか?

 1stが「かっこいい立花理香」をテーマに制作されたので、今作では私の“素”の部分を知ってもらいたいなと思い、「立花理香の日常」をテーマにしています。そのため参加していただいたクリエイターの方々には、「立花理香は朝ごはんに何を食べるのか?」から始まって「寝るときはどのように?」「休みの日は何をしてる?」というように、私のリアルな日常をたくさんヒアリングしていただきました。おかげで歌詞や曲の雰囲気がまさに私の日常のBGMといった感じで、うれしい半面、プライベートをさらけ出す恥ずかしさも感じています(笑)。

──『LIFE』の制作にあたり、立花さんからどんな要望を出しましたか?
 1stのリリースイベントやお呼ばれしたステージでたくさん歌わせていただいて、歌うことの楽しさをすごく感じたんです。なかでもお客さんと一緒に盛り上がったときの高揚感はひと塩だったので、「みんなと盛り上がれる曲を歌いたいです」とお伝えしました。また2ndのリリース時期が夏なので、「夏のスカっとした曲も入れたいです」とも。そんな要望を汲んでくださって出来上がったのが、リード曲の「Shining Memory」です。

──タイトルどおり明るくさわやかで、一気に盛り上がる楽曲ですね。
 全力で夏を満喫している楽曲ですよね! そもそも私は夏が苦手なんですよ(笑)。だから、「Shining Memory」から感じられるキラキラ感には、「こんな夏を過ごしてみたい!」という私の憧れが詰まっています。歌詞も曲の雰囲気に合ったカラっとしたもので、失敗も後悔も笑い飛ばせる強さを感じました。こういう前向きな気持ちにも憧れますし、私もそうなりたいなと。

──アルバムには「Shining Memory」のMVも収録されます。MVの撮影はどうでしたか?
 めちゃくちゃ楽しかったです! バーベキューをしたりプールに飛び込んだりと、私が妄想する“キラキラした夏の過ごし方”を形にしてもらいました。インスタ(Instagram)映えしそうなシーンばかりで、撮影を忘れちゃいそうなほど楽しんじゃいましたね。あまりに気分が浮かれちゃって、自撮り写真を撮りまくったほどです(笑)。


──MVには立花さんのキュートな笑顔がアップで登場するシーンが随所にあって、そちらも印象的でした。
 撮影の楽しさが笑顔にも表れていますよね。リード曲は「このアルバムはすごく楽しい曲ばかりだよ」と伝えるためのフックにしたかったので、見事に役目を果たしてくれました。ぜひスカッとしたいときに聴いてもらって、MVの私のように(笑)、思うぞんぶん夏を満喫していただけたらうれしいです。

──そして『LIFE』には、立花さんの初作詞曲が2曲も収録されていますね。
 アゲアゲなロック曲「TUNE UP」と、しっとりしたバラード曲「flowery night」という、テイストの異なるふたつの曲の作詞に挑戦しました。もともと作詞は、「いつか挑戦してみたいです」というほどの気持ちでした。それが1stのリリースイベントを通じて、ファンの方々への「ありがとう」とか「うれしい」「楽しい」という気持ちがとてもたくさん芽生えたんです。それで「そうか、こういうときに人は歌詞を書くんだ」としみじみ思いまして。2ndの制作に入ったときに、「1曲でいいので、書かせてください」とお願いしました。

――作詞活動はいかがでしたか?
 難しかったですね。アーティスト活動をされている声優の方から、「ふだんから使えそうなフレーズを書き溜めておくといいよ」とアドバイスをいただいて実践してみたりもしましたが、全然たまらなくて(笑)。でも、伝えたい言葉を探したり、それを歌詞として組み上げていく作業はとても楽しかったですね。本来は「TUNE UP」1曲だけだったのですが、もっと書きたい欲求が芽生えちゃいまして。「もう1曲書かせてください」とお願いしてできあがったのが「flowery night」です。

――「TUNE UP」はどんなテーマで作りましたか?
「みんなでアゲていこうぜ!!」です。リリースイベントやバースデイイベントを体験して「みんなで楽しいことをするのって、すごくいい!」と思ったんです。私ひとりが楽しんでもダメで、みんなが楽しめることが大切なんだなって。この思いは“全然知らなかった”から始まる2サビのフレーズでも、ストレートに伝えていますね。
 さらに「TUNE UP」には、裏テーマもあったりします! そもそも1stを発売したとき、私がパーソナリティを務めるラジオで、やたらと“マグロ”の話で盛り上がったことがあったんです。この「しょうもないことで、みんなと笑いあえるのって楽しいな」と思ったことがすべてのキッカケだったので、「じゃぁ、初めて書く歌詞にはマグロやお寿司をテーマにしちゃおう!」と。ということで、“曲タイトル「TUNE UP」をカタカナ読みすると「ツナ」”に始まり、歌詞にはマグロやお寿司を連想できるワードをあちこちに散りばめています(笑)。

――作詞1曲目にして、すごく凝ったことをしてますね(笑)。
 おかげで歌詞が完成したのは、レコーディング前日でした……。そりゃあ歌詞に使えるワードはたまらないし、まとめるのに苦労しますよね(笑)。でもとても楽しかったですし、「TUNE UP」を聴いてくださった方がこの裏テーマに気づいて驚く様を想像するだけで、ニヤニヤが止まりません!!

――「flowery night」にはどんなテーマが盛り込まれていますか?
 この曲は“愛”をテーマに書きました。具体的に言うと、ペットのハムスター・きなこちゃんへの想いの丈を打ち明けています(笑)。また『LIFE』のなかで唯一のバラード曲でもあるので、しっとりとした雰囲気のワードで、きなこちゃんへの愛を書き綴ろうとしたのですが……。私の中の愛に関する語彙力があまりに少なくて愕然としましたね(笑)。「愛を表現するのって、こんなにも難しいんだ……」と、ちょっと哲学的な物思いに耽るほどでした。人それぞれ愛の対象は違うと思いますが、寝る前などリラックスしているときに愛するモノを思い浮かべながら、聴いていただければと思います。

――そのほかの楽曲はいかがですか?
「Brand New」は“立花理香の朝”をテーマに作っていただきました。明るくさわやかな、理想の朝(笑)を表現していただいています。ぜひ通勤、通学のときに聴いていただいて、気分を盛り上げる一助にしていただければと思います。「MY SWEET UNIVERSE」は、“特別な時間、幸せな空間”といったテーマが盛り込まれています。私でいえば、アニメやゲーム、お気に入りのキャラクターのフィギュアに囲まれている時間ですね。ノリの良い曲なので、ドライブソングとしても楽しんでいただけたらと思います。「KOTO-DAMA」は一転して“立花理香の夜”がテーマになっています。かなりシリアスでハードな楽曲なのですが、私の日常がハードなわけではなく(笑)、「都会の夜は、毎夜何かが起きている!」という私の勝手なイメージを形にしていただきました。最近『アウトレイジ』などのハードボイルドな映画を観るのにハマっていて、そのイメージが多分に影響されているかもしれません。悪人の方だけでなく(笑)、現代社会を戦い抜いている皆さんを奮い立たせる1曲になったらうれしいです。

――6曲すべてが個性的で、ボリュームたっぷりな1枚になりましたね。最後に、『LIFE』をひっさげて9月2日に開催される初ワンマンライブへの意気込みを教えてください。
 歌を中心としたライブは初めてなので緊張していますが、1stミニアルバム『Flora』に今回の『LIFE』にと、盛り上がれる曲がたくさん増えたので、ぜひみんなと一緒に楽しめるライブにできたらと思います。また、まだ明かしていない『LIFE』の楽曲の小ネタなどをここで披露したりもする予定です。ぜひ『LIFE』の楽曲を聴き込んで、そして歌詞も読み込んで、ライブに遊びにきていただけるとうれしいです。一緒にシャイニングな夏のメモリーを作りましょう♪

<プロフィール>
立花理香【たちばな・りか】2月27日生まれ。広島県出身。ホーリーピーク所属。今年2月にリリースされた1stミニアルバム『Flora』で、アーティスト活動をスタート。アニメの主な出演作は『アイドルマスター シンデレラガールズ劇場』シリーズ・小早川紗枝役、『俺がお嬢様学校に「庶民サンプル」としてゲッツされた件』有栖川麗子役など。

<2ndミニアルバム『LIFE』情報>
8月29日発売
ロッカンミュージック
3,240円(税込)

 立花理香の2ndミニアルバム。初作詞曲2曲を含む、立花理香の“飾らない日常”をモチーフにした6曲が収録されている。またリード曲「Shining Memory」のMVも同梱。ワンピースや短パンといったさわやかな装いのりっかさまが、キラキラした笑顔で夏を満喫している。


 

《超!アニメディア編集部》
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