アニメ『Lostorage conflated WIXOSS』のEDテーマ「”I”」は、『WIXOSS』シリーズの全EDテーマを歌うCyuaが歌唱を担当。アニメシリーズを共に歩んできた彼女が「”I”」に込めた思い語ったインタビューが、発売中の「アニメディア6月号」に掲載されている。「超!アニメディア」では記事内でお届けしきれなかった部分も含めたインタビュー全文をご紹介する。
■強い想いが必ず根底にある ──アニメ第1期『Lostorage incited WIXOSS』に続いて、第2期『Lostorage conflated WIXOSS』でもEDテーマを歌われていますね。
劇場版の挿入歌も含めると『WIXOSS』シリーズの楽曲を歌わせていただくのは、これで5回目になりますね。今回の「”I”」もこれまでに歌ってきた楽曲と同じく前口渉さんが作曲・編曲をしてくださっているので、今までのテイストを引き継いだ部分もありつつ、また新たなステージに立つような感覚で歌わせていただきました。というのも今作は水嶋清衣ちゃんがメインのお話ですが、前作『selector』シリーズの主人公だった小湊るう子ちゃんたちも登場しています。なので、『WIXOSS』シリーズのすべてのストーリーを踏まえたうえで、集大成となる楽曲を目指して歌わせていただきました。
──どんなことを思って歌いましたか?
シリーズを通して毎回大切にしているのは、芯があるということです。たとえば『selector』なら、るうちゃんの気持ちを、今作なら清衣ちゃんの気持ちと、メインキャラクターみんなに通じる強い思いがアニメシリーズの根底にあると思うので、その部分がこれまでに歌ってきた楽曲と同じように伝わったらいいなと思いました。
──スタッフから何か指示されたことはありましたか?
──スムースなのことに越したことはないですからね(笑)。ちなみに「”I”」について、とくに聴いてほしい部分はありますか?
■花魁で歌った真相とは?
──全力で体を動かして歌うと体力を消耗しそうですけど、エネルギー補給はどうやって?
──2014年から『WIXOSS』シリーズに携わってきたなかで、印象に残っていることはありますか?
──「なぜ花魁なのか?」とザワついたでしょうね。
──今回の『”I”』のカップリングには、『WIXOSS』シリーズの楽曲のリミックス「 Cure -selector×Lostorage remix- Remixed by Wataru Maeguchi」が収録されており、まさに『WIXOSS』尽くしの1枚ですね。
◆プロフィール
【キュア】2001年から音楽活動を開始して、トライバルテクノユニット”BETTA FLASH”のボーカルメンバーとして、数々のゲームミュージックの制作に参加。並行してソロとしても活動しており、『キルラキル』『ギルティクラウン』『進撃の巨人』など、多くのアニメのオリジナルサウンドトラックにフィーチャリング・ボーカルとして携わっている。
<ニューシングル『”I”』情報>
5月23日発売
1,296円(税込)
ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント
アニメ『Lostorage conflated WIXOSS』のEDテーマ「”I”」は、ピアノの美しいメロディーから始まり、疾走感あふれるサビに引き込まれる楽曲。シンセサイザーとギターが入り乱れる激しいサウンドと、軽快なビート感が秀逸だ。カップリングには『selector』シリーズのEDテーマ「realize -夢の待つ場所-」「Undo -明日への記憶-」と、劇場版『selector destructed WIXOSS』の挿入歌「Ever After」などをリミックスした「 Cure -selector×Lostorage remix- Remixed by Wataru Maeguchi」を収録している。
(取材・文=榑林史章)