【インタビュー】『魔法少女サイト』穴沢虹海役の芹澤優 – キャラクターとの共通点は「アイドルが天職だと思っているところ」 キャラソン・OPテーマ曲の魅力も語る | 超!アニメディア

【インタビュー】『魔法少女サイト』穴沢虹海役の芹澤優 – キャラクターとの共通点は「アイドルが天職だと思っているところ」 キャラソン・OPテーマ曲の魅力も語る

2018年4月6日(金)よりMBS・TBS・BS-TBS“アニメイズム”枠ほかにて好評放送中のTVアニメ『魔法少女サイト』。本作は少年チャンピオンにて好評連載中、シリーズ累計100万部を超える人気コミックスを原作とした …

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 2018年4月6日(金)よりMBS・TBS・BS-TBS“アニメイズム”枠ほかにて好評放送中のTVアニメ『魔法少女サイト』。本作は少年チャンピオンにて好評連載中、シリーズ累計100万部を超える人気コミックスを原作としたアニメだ。壮絶な過去を持っていたり、いじめを受ける状況に陥っていたりしている少女たちが「魔法少女サイト」という不気味なサイトと出会い、魔法の力を手に入れるという物語で、魔法少女ものながら“死”や“憎悪”などハードな題材を扱う作品でもある。

 今回はそんな作品において、魔法少女のひとりに選ばれる穴沢虹海(あなざわにじみ)役を演じる芹澤優にインタビューを敢行。作品の見どころなどに加えて、第3話のEDにて流れたキャラクターソング「…私だけ見てて♡」とOPテーマ曲「Changing point」の魅力についてもお話いただいた。

穴沢虹海(あなざわにじみ)

芹澤優

アイドルは天職

――今回演じる穴沢虹海がどういった少女なのか教えてください。

虹海ちゃんは「いぬあそび。」という国民的アイドルユニットの一員で、チワワ担当の大人気アイドルです。基本的には明るくて可愛くて、アイドルになるべくして生まれてきたような子なんですけども、ひとたび憎しみだったり、復讐心に支配されたりすると我を失って怒りを露わにするという二面性も持ち合わせています。我を失ったときは本人曰く「毒りんご状態」と言うらしいです(笑)。

――そんなキャラクターと似ていると感じる部分は?

自分で言うのもなんですけども、アイドル性……アイドルが天職だと思っているところですね(笑)。にじみん(虹海の愛称)は我を失うこともあるけど、基本的に人を笑顔にしたいという思いを持っている子なんです。私も自分自身が「アイドルとして活躍したい」という気持ちもありますが、みんなを楽しませたいという気持ちも強く持っているので、そういうところは似ているのかなと思います。

――さすが、芹澤さんです。

いやいや、そんな! 照れますね(照)。共通点もありますが、にじみんみたいに怒っても怖くはないですよ、私は。


――二面性はない?

全然ないです! にじみんの場合はただ怒るというよりも、怒りの対象を「殺したい」というくらい感情にふり幅がある子なんです。そういうのは、私にはない感情だったので演じるうえで色々と調べました。

――差し支えなければどのように調べたのか教えていただけますか?

にじみんは身近な“死”を目の当たりにしてきた女の子です。なので、女子高生が女子高生を殺めてしまったニュースやお父さんが自殺してしまった方のブログなどを読んで、どういう気持ちなのか、リアルな感情や状況を調べました。そういうことを調べて芝居にも活かそうと思ったんです。

――なるほど。ちなみに原作はアニメが始まる前から知っていましたか?

オーディション時に初めて読ませていただきました。読んだ時はファンタジーとリアリティのバランスがよく取れているなと感じましたね。ニュースなどを観ていても、いじめや虐待などって実は意外と身近にあるかもしれないと感じるので、その辺りはリアリティのある話なんじゃないかなと思っています。

――リアルとファンタジーというお話がありましたが、今度は芹澤さんにとってのリアルとファンタジーについておうかがいできればと思います。まずはリアルについて。本作の登場人物は中学生が中心ですが、芹澤さんはどういう中学校生活を送られていましたか?

結構一人でいる時間が多かったですよ。中学・高校生の頃は私の性格のとがった部分が最骨頂に出ていた時期だったので、周りと合わないことが多かったんだと思います(笑)。

――とがった部分というお話では、i☆Ris結成当時に「私がセンターじゃないんだ」とおっしゃられたことがあるとうかがいました。

そうそう! そういうことを口に出しちゃうタイプの子だったんですよ。中学生の頃は男の子と女の子が手紙を交換しているのを見て「何、付き合ってるの?」みたいなことを平気で言ってしまっていたので、より標的になりやすかったんでしょうね。

――では、作品としては「分かる」という部分も多い?

共感できる部分は多かったです。

――そういう過去を経ていま笑顔で、色々な人から愛される芹澤さんはやっぱり尊敬すべき方だと思います。続いて、ファンタジーの部分についておうかがいします。本作はタイトルに“魔法少女”とついていますが、この作品と出会うまで“魔法少女”とはどのような存在だと思っていましたか?

キラキラですよ! 私は魔法に関わる作品だと『おジャ魔女どれみ』や『シュガシュガルーン』が大好きで! 小さい頃はキラキラな魔法少女に憧れていました。

――そういう作品は観ていてワクワクしますよね!

そうですよね! やっぱり魔法って使いたいじゃないですか! 空を飛んだり、好きな人を振り向かせたり……色々なことができそう。まぁ、この作品はそういうキラキラとは全然違いますけども(笑)。

――本作を見て、こういう魔法少女の形もあるんだと感じました。

確かに。個人的にはステッキがパンツだというのが衝撃でしたね。

――衝撃を受けざるを得ないですよ(笑)。ただ、そういう要素も本作の特徴かと思います。

そうですね。


――ここまでご自身のお話を中心にうかがってきましたが、今度は共演された主役を演じる朝霧彩役の大野柚布子さん、奴村露乃役の茜屋日海夏さんの印象についてもおうかがいできればと思います。茜屋さんはi☆Risとして一緒に活動しているメンバーでもありますよね。

ひみ(茜屋)が今回演じているのは感情を表に出していなくても心は動いているという子なのですが、彼女がそういう役を演じているのを初めて見た気がします。メンバーとして、というよりかは一人の役者さんとして、「いいお芝居をしているな」と思いました。

――i☆Risとして活動しているときと、声優として共演しているときでは感覚は違う?

全然違いますよ。i☆Risのときは同じユニットで活動しているメンバー。一緒にやっているからこそ「あそこの振り付け間違っていたよね」ということや「もっとこうして欲しい」ということを平気で言えます。ただ、声優として立っているときは個々に考えを持ってお芝居をしている。だから声優としては一対一の関係で、お互いの意見を尊重しています。

――役者とアーティスト活動、それぞれの感情をハッキリと分けているんですね。

メンバーに対してはハッキリと分けています。

――では、今度は主役を演じる大野さんの印象についておうかがいできればと思います。

もう本当に可愛い! 私、収録で喉が枯れちゃったことがあったんです。その時、喉にいいと言われている台湾のシロップを舐めていたのですが、まだ違和感がある状態で舐め切っちゃって……。「もう一本欲しいな」と思い、同じものをよく舐めている大野ちゃんに持っていないか聞いたんです。そうしたら最後の一本、しかも大野ちゃんが舐めた直後のものを震えながら「これで、よければ……」と私に差し出してくれたんですよ! さすがに申し訳なくて貰いませんでしたが、その時の大野ちゃんは可愛すぎました。何ていい子なんだろう。もう天使かよ……。

――そのエピソードからはちょっと彩っぽさも感じますね。

私はちょっとどころではなく、彩っぽさを感じています! 他にも彩っぽいエピソードがいっぱいあるんですよ。すぐに「ごめんなさい」って言っていますし(笑)。

――彩を演じるのは大野さんしかいなかったくらいに感じる?

私はそう思っています。一話の時点で、もう「彩がそこにいるな」と感じていました。



人間としての重みが出てきた今のi☆Risだから歌えた曲

――作品のことや共演されている大野さん・茜屋さんのことなどお話いただきありがとうございました。続いて、本作の音楽面のことについておうかがいできればと思います。まずは第3話のEDで流れた虹海のキャラクターソング「…私だけ見てて♡」について。

「…私だけ見てて♡」は、実は『魔法少女サイト』のアフレコをする前に収録したんですよ。だから、自分のなかでキャラクターがそんなに固まっていない状態、むしろその場が初めての「にじみん」のキャラクター作りの場だったので、最初はどのように歌おうか悩みました。

――なるほど。

最初は「やっぱりにじみんといえばアイドル」と思い、曲自体はロックでしたが、キャピキャピした雰囲気になるよう歌ったんです。そしたら、「にじみんはトップアイドルだから、歌声も曲によって使い分けるだろう」とディレクションいただいて。なるほどなと納得しました。だから、この曲は、アイドルらしさを前面に押し出すよりも、「にじみんがロックを歌ったらこうなるだろう」ということを意識して歌いました。

――確かにアイドル路線ではなく、ロックな曲だったので驚きました。そんな今回のキャラクターソングはMVもひとつの特徴かと思います。

「芹澤やん!」っていうね(笑)。

――キャラクターソングではありますが、演じられる芹澤さんがMVのほぼ全編に出演されていますね(笑)。こういう経験は滅多にできないのでは?

滅多にできないと思いますが、実は私は、TVアニメ『犬とハサミは使いよう』で演じた秋月マキシのキャラクターソング「マジカル☆ラブ」のMVにも出演したことがあるんですよ。演じている人が出てくるキャラクターソングのMVを2回も撮ったことがある人ってあんまりいないですよね(笑)。

――そんな二度目の経験となるキャラクターソングのMV収録はいかがでしたか?

すごく楽しかったです! にじみんが憑依していたと感じました。私もキャピキャピするのが好きなので、ノリノリでしたね(笑)。

 


――MVを見るのが楽しみです! 音楽面でいえば、芹澤さんはOPテーマ曲「Changing point」をi☆Risの一員として歌っています。こちらの曲の聞きどころについても教えてください。

これまでのi☆RisはTVアニメ『プリパラ』シリーズの主題歌のような可愛い系の曲や『双星の陰陽師』のOPテーマ曲「Re:Call」などカッコイイ系の曲も歌ってきましたが、「Changing point」はそのどれにも当てはまらない曲だと感じています。カッコよさを表現している部分もありますが、苦しみや葛藤といった作品のダークな部分を取り入れた楽曲なので、作品らしさがでたらいいなと思って歌っています。この曲はこれまでの活動で苦しいこともたくさん経験して大人になった、人間としての重みが出てきた今のi☆Risだから歌える曲なのかなと思いますね。

――そういう意味ではライブでのパフォーマンスもいつもとは違ったものになりそうです。

そうですね。振り付けは今までほど激しくなくて、その分しなやかさやメンバーの呼吸を揃えることに集中しています。あとは笑わないといった表情の作り方にも注目して欲しいですね。

――そのほか今までと違う点でいえば、i☆Risにとって今回、初の深夜アニメタイアップ曲になりますね。

そうなんですよ。これまでは夕方放送のアニメタイアップ曲が多かったので、作品を見ていただく層が今までと少し変わる気がします。まだ放送が始まったばかりで実感はありませんが、これから大型のフェスなどに出演したときにお客さんの反応が変わるのではないかと期待しています。楽しみですね! また、『魔法少女サイト』は海外にも配信されているアニメですので、そういう面でもこれまでとは違う広がりがありそうです。

――そういう意味では、i☆Risにとって、またひとつ転機の曲になりそうです。

そうですね。5周年を迎えてこれからまた次のステージへ向かわないといけない、そんな時にこの作品に出会えました。とてもありがたいことだと思います。

――本日は作品のこと、また音楽面のことについてもお話いただきありがとうございました。最後に今後の見どころなどを含めて、改めて作品の魅力をお話いただければと思います。

誰しもが「不幸だな」と思う瞬間ってあると思うんです。本作ではそんな不幸を背負っている女の子たちが登場し、彼女たちがそれにどう立ち向かっていくのかが描かれます。なので、ただダークなだけではなく、不幸に立ち向かっていく女の子たちから勇気を貰える作品になるんじゃないかなと私は思っています。

また、主人公の彩ちゃんはこれからどんどん成長していくので、その点にも注目していただきたいですね。にじみんとしては、今後、色々とある子なので、ぜひ最後まで彼女のことを見守っていただきたい! 最後は泣けると思いますので……。

――原作を知らない方には特に注目ポイントになりそうです。

そうですね! 原作を知らない方はできればアニメを観てから原作を読んでもらい、振り返ってもらえると嬉しいです。また、原作ファンの方の期待を裏切らないよう、アニメは原作に忠実に作られていると感じていますので、原作を読んだことがある人もない人にもぜひ作品を楽しんでいただきたいですね!


■プロフィール
芹澤優【せりざわ・ゆう】12月3日生まれ。東京都出身。81プロデュース、エイベックス・ピクチャーズ所属。主な出演は『賭ケグルイ』夢見弖ユメミ役、『3D彼女 リアルガール』五十嵐色葉役、『キラッとプリ☆チャン』赤城あんな役、『LOST SONG』モニカ・ルックス役ほか。声優とアイドルの活動の両立を目指す、ハイブリッドユニット「i☆Ris」のメンバーとしても活動中

<TVアニメ「魔法少女サイト」情報>
◆放送情報
4月6日よりMBS/TBS/BS-TBS“アニメイズム”枠他にて好評放送中!
・MBS:毎週金曜26:25~
・TBS:毎週金曜25:55~
・BS-TBS:毎週土曜24:30~
・SBS:毎週火曜日25:58~
・ATV:4月23日より毎週月曜日25:28~
・AT-X:毎週水曜22:30~
(※リピート放送:毎週金曜14:30~/毎週火曜6:30~)
Amazonプライム・ビデオにて日本・海外独占配信!
※放送日時は変更になる可能性がございます 。

◆CAST
朝霧 彩:大野柚布子
奴村露乃:茜屋日海夏
潮井梨ナ:鈴木愛奈
穴沢虹海:芹澤 優
雫芽さりな:山崎はるか
雨谷小雨:原 由実
燐賀紗雪:M・A・O
泉ヶ峰みかり:本渡 楓
水蓮寺清春:松井恵理子
滝口あさひ:Lynn
朝霧要:岡本信彦
美炭貴一郎:鈴木達央
サイト管理人 漆:中尾隆聖
サイト管理人 弐(ひょっとこ):悠木 碧
サイト管理人 捌(おかめ):キズナアイ
直戸圭介:安里勇哉

◆ハッカドールタイアップ実施中!
ニュースアプリ「ハッカドール」とのコラボレーション企画実施中! 詳細は特設ページをご覧下さい。

ハッカドール×『魔法少女サイト』特設サイト
http://blog.hackadoll.com/2018/04/mahoushoujyo2.html?mss=4

<i☆Ris 16thSingle:「Changing point」リリース情報>
発売日:5月9日(水)
[CD+DVD] 16thシングル「Changing point」(CD+DVD) EYCA-11869/B ¥1,800(税抜)
[CD] 16thシングル「Changing point」(CDのみ)EYCA-11870 ¥1,200(税抜)
★DVDには「Changing point Music Video」そして「Changing point-Off Shot Movie-」を収録予定!

【CD+DVD】 CD全4曲収録予定
CD
01 Changing point
02 アメコイ
03 Changing point (instrumental)
04 アメコイ(instrumental)
DVD
01 Changing point-Music Video02
Changing point-Off Shot Movie-

【CD only】 全6曲収録予定
01 Changing point
02 アメコイ
03 卒業式 ★作詞・作曲:友希
04 Changing point(instrumental)
05 アメコイ(instrumental)
06 卒業式(instrumental)
★「卒業式」はi☆Risのメンバー友希(若井)作詞作曲を担当!

<CD盤>

<CD+DVD盤>

魔法少女サイトキャラクターソング 「…私だけ見てて♡」リリース情報
発売日:発売中
<CD+DVD>¥1,800(税抜)
<CD>¥1,200(税抜)

収録内容:
01 「…私だけ見てて
02 お・ぼ・え・テ・て
03 「…私だけ見てて」(Instrumental)
04 お・ぼ・え・テ・て (Instrumental)
DVD収録内容
「…私だけ見てて」のMVを収録

<CD盤>

<CD+DVD盤>





アニメ公式サイト
http://mahoushoujyo-anime.com/

アニメ公式Twitter
@MGSanime

i☆Ris公式HP
http://iris.dive2ent.com/

i☆Ris公式Twitter
@iris_official_

《超!アニメディア編集部》
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