【レポート】AnimeJapan 2018『GODZILLA 決戦機動増殖都市』ステージ – 笑いのなかに垣間見えるキャストの情熱 – 「僕らの本気の想いは作品に込めました」 | 超!アニメディア

【レポート】AnimeJapan 2018『GODZILLA 決戦機動増殖都市』ステージ – 笑いのなかに垣間見えるキャストの情熱 – 「僕らの本気の想いは作品に込めました」

2018年3月25日(日)に東京ビッグサイトで開催された「AnimeJapan 2018」のREDステージにて、劇場版アニメ『GODZILLA 決戦機動増殖都市』スペシャルステージが行われた。登壇者はハルオ・サカキ役の …

ニュース
注目記事
IMG_3741re
  • IMG_3741re
  • 【レポート】AnimeJapan 2018『GODZILLA 決戦機動増殖都市』ステージ – 笑いのなかに垣間見えるキャストの情熱 – 「僕らの本気の想いは作品に込めました」
  • 【レポート】AnimeJapan 2018『GODZILLA 決戦機動増殖都市』ステージ – 笑いのなかに垣間見えるキャストの情熱 – 「僕らの本気の想いは作品に込めました」

 2018年3月25日(日)に東京ビッグサイトで開催された「AnimeJapan 2018」のREDステージにて、劇場版アニメ『GODZILLA 決戦機動増殖都市』スペシャルステージが行われた。登壇者はハルオ・サカキ役の宮野真守、メトフィエス役の櫻井孝宏、マーティン・ラッザリ役の杉田智和、アダム・ビンデバルト役の梶裕貴、ムルエル・ガルグ役の諏訪部順一、ミアナ役の小澤亜李、マイナ役の上田麗奈。司会はアナウンサー兼アニメ研究家の中倉隆道が務めた。

(左から)アダム・ビンデバルト役の梶裕貴、ムルエル・ガルグ役の諏訪部順一、マイナ役の上田麗奈、ハルオ・サカキ役の宮野真守、ミアナ役の小澤亜李、メトフィエス役の櫻井孝宏、マーティン・ラッザリ役の杉田智和

 『GODZILLA』(通称:アニゴジ)は『ゴジラ』映画史上初の3DCGアニメーション作品。全三部作で描かれ、2017年11月17日に第1章『GODZILLA 怪獣惑星』が公開、2018年5月18日(金)には第2章『GODZILLA 決戦機動増殖都市』が公開予定となっている。

 本イベントがスタートすると、『ゴジラ』のメインテーマに合わせて、宮野がゴジラの歩く真似をしながら登場。続く櫻井も宮野のスタイルに併せて登場すると、「(これから登場する)みんな怒っていたよ」とボソッと告げ、その後、杉田、梶も各々のゴジラスタイルで姿を現す。最後の諏訪部に至っては四つん這いで出てくるなど、登場するやいなや会場を多いに沸かせた。

 男性キャストが登場してから行われたのは、第1章の振り返りトーク。第1章のラストには歴代最大級となる300メートル超の「ゴジラ・アース」が登場したこと、事あるごとに草むらから出てくるメトフィエスなどについて振り返った。

 その後、『GODZILLA 決戦機動増殖都市』のストーリーについて、マーティン役の杉田が解説。“アナ”という言葉に気を取られつつも、ハルオが「フツア」の民であるミアナに助けられたこと、その「フツア」の民が持つ矢じりが“自立思考金属体=ナノメタル”であることに気づいたガルグが、21世紀に地球から離脱する前に「対ゴジラ決戦兵器」として開発するも起動寸前で破壊された‟メカゴジラ”の開発プラントが残っている証だと歓喜することなど、概要を説明した。

 その話の流れから、第二章から本格的に登場するミアナ・マイナ役の小澤・上田が合流。双子役を演じるうえで安心感もあったがユニゾンで喋ることに苦労もした、プレスコの難しさや楽しさがあったことなど、それぞれがアフレコ時の感想について語った。さらに、二人が演じるのが双子役ということで諏訪部は、「小美人を彷彿とさせるから今後どのように絡んでくるのか楽しみ」と、往年のゴジラファンが楽しめる要素についてもコメントした。

 ステージでは登場からずっと出演者が楽しくトークを繰り広げており、その様子を見た中尾からは「現場でもこういう感じだった?」という質問が。これに対し宮野は、初のアニメーション映画で期待もかかっている部分が大きい本作において、気心を知れたメンバーで戦っていけるというのは心強かった、という率直な感想を述べる。また、梶は演じるアダムの如く、実際に宮野を尊敬しているため、特に作ることなく楽しく芝居ができたと語った。

 イベントも終わりの時間に近づくと、改めて、第二章の見どころについてキャストそれぞれがコメント。宮野は第一章で最高の自己紹介ができたが第二章は心情の揺れ動きがあるので、その点に注目して欲しい、櫻井もキャラクターたちのドラマがより濃厚になっていくと続けた。

 杉田は、現場でも『アニゴジ』のようにプレスコという未知なるものに対して探りながら答えを見つけていったという、アフレコ時に抱いていた思いを振り返る。その中で、主役の宮野がハルオのように答えを出すという意志が伝わってきて、演出に対してもいい意味で食ってかかっていた、反面で休憩時にはキャストを食事に誘うなど温かさもあった、その辺りも作品に現れているのではと力説した。

 人間ドラマという点について、小澤は登場する女性キャラクターの心の動きについても楽しみにしていただければと、1章にはなかったようなドラマが待っていることを彷彿とさせるコメントを残した。

 Blu-ray・DVDの告知やフォトセッションが行われた後にはイベントも終了の時間。最後は宮野が「僕らの本気の想いは作品に込めました。今まで見たことのないゴジラ映画になっていることは間違いないです。今後の展開を楽しみにしていてください」と代表して挨拶し、イベントの幕は閉じた。


<『GODZILLA 決戦機動増都市』情報> 
2018 年 5 月18日(金)公開

【スタッフ】監督/静野孔文・瀬下寛之 ストーリー原案/虚淵玄(ニトロプラス) 
【キャスト】宮野真守・櫻井孝宏・花澤香菜・杉田智和・梶裕貴・諏訪部順一・ 三宅健太・堀内賢雄・中井和哉・山路和弘・上田麗奈・小澤亜李 他 
【製作】東宝 
【制作】ポリゴン・ピクチュアズ 
【配給】東宝映像事業部

映画公式サイト 
godzilla-anime.com

映画公式 twitter 
@GODZILLA_ANIME

©2018 TOHO CO., LTD.

《超!アニメディア編集部》
【注目の記事】[PR]

特集