第 10 回「日本ブルーレイ大賞」世界中を席巻した『君の名は。』がグランプリ作品に決定! | 超!アニメディア

第 10 回「日本ブルーレイ大賞」世界中を席巻した『君の名は。』がグランプリ作品に決定!

映像コンテンツメーカーや映像機器メーカーが加盟する次世代デジタルエンターテイメントの普及 団体「デジタル・エンターテイメント・グループ・ジャパン」 (会長:川合史郎、以下 DEG ジャパン) は、2017 年に発売され …

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 映像コンテンツメーカーや映像機器メーカーが加盟する次世代デジタルエンターテイメントの普及 団体「デジタル・エンターテイメント・グループ・ジャパン」 (会長:川合史郎、以下 DEG ジャパン) は、2017 年に発売されたブルーレイソフトの中で最も優れた作品を表彰する、第 10 回「日本ブルーレイ大賞」の授賞式を行い、全受賞作品を発表した。

 2017 年発売の全ブルーレイ作品の中から、今回はカテゴリー部門アニメ賞(邦画)受賞作品で、 全世界で社会現象を起こした大ヒット作品『君の名は。』がグランプリを獲得。 準グランプリは、カテゴリー部門映画賞(洋画)を受賞した『ダンケルク』と、クオリティ部門高画質 賞(ブルーレイ)とカテゴリー部門アニメ賞(洋画)を受賞した『モアナと伝説の海』が獲得した。

 また、審査員のイチオシ作品の中から選ばれる審査員特別賞には『ラ・ラ・ランド』、ユーザー大賞 には『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』、清野菜名が選んだアンバサダー特別賞 は、『キングコング:髑髏島の巨神』が選ばれた。

 なお、日本ブルーレイ大賞の審査委員長は AV 評論家の麻倉怜士氏が務め、審査委員として同 じく AV 評論家の藤原陽祐氏や本田雅一氏、また映画・映像ソフト・音楽・アニメなどの専門媒体の編集長、そして DEG ジャパン加盟機器メーカー代表がそれぞれ担当している。 DEG ジャパンのホームページでは、審査員イチオシのブルーレイ作品を見ることができるのでぜひチェックしてみよう1

▼第 10 回「日本ブルーレイ大賞」審査員イチオシ作品ページ
http://www.deg-japan.jp/award/10th_recommend.html

<第 10 回「日本ブルーレイ大賞」全受賞作品一覧>
グランプリ
君の名は。

準グランプリ(2 作品)
ダンケルク
モアナと伝説の海

審査員特別賞
ラ・ラ・ランド

ユーザー大賞
ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅

アンバサダー特別賞
キングコング:髑髏島の巨神

・クオリティ部門
高画質賞(ブルーレイ)
モアナと伝説の海

高画質賞(Ultra HD ブルーレイ)
マリアンヌ

高音質賞
ストラヴィンスキー「春の祭典」/ロイヤルコンセルトヘボウ 管弦楽団&ダニエレ・ガッティ(指揮)

・カテゴリー部門
映画賞(洋画)
ダンケルク

映画賞(邦画)
シン・ゴジラ

TV ドラマ賞
ゲーム・オブ・スローンズ 第七章:氷と炎の歌

アニメ賞(洋画)
モアナと伝説の海

アニメ賞(邦画)
君の名は。

音楽賞(洋楽)
レベル・ハート・ツアー/マドンナ

音楽賞(邦楽)
namie amuro LIVE STYLE 2016-2017 /安室奈美恵

企画映像賞
すばらしき映画音楽たち

◆第10回「日本ブルーレイ大賞」全受賞作品コメント一覧
【グランプリ】
『君の名は。』
発売元・販売元:東宝株式会社

評価ポイント:
日本のアニメの水準の高さを象徴するかのような国際水準のクオリティ。画質はもちろん、内容的にもハイレベルで、総合的に優れたすべての年代から支持された名作。何といっても透明感がある映像が素晴らしい。描きこみがしっかりとされており、画面から漂ってくるようなクリアさ。あえてフィルターを入れたような表現など、作り込みが非常に丁寧なので大きな画面で見ても粗さを感じさせない。4K版も単純なアップコンバートしたものではなく、HDR用の階調調整を新たにしている点も評価したい。画質のクオリティのみならず、ブルーレイがこれほど売れたという市場性も他の作品よりも突出しており、まさにグランプリにふさわしい。


【準グランプリ】
『モアナと伝説の海』
発売元・販売元:ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社

評価ポイント:
まさしくディズニーにしかできないディテールの描き込み、作り込みがされ、なおかつ濃密な映像。これまでのディズニーアニメとは違ったリアリティ追求型のアニメの傑作である。ディズニーらしい、デフォルメはしっかりされているが、物の質感、波や飛沫など、あらゆるものがたいへんリアルに見える。その情報量の多さ=CG技術の進化が、如実にブルーレイから伝わってくる。


『ダンケルク』
発売元・販売元:ワーナー ブラザース ジャパン合同会社

評価ポイント:
主にIMAXのアナログフィルムで撮った映像をデジタイズした本作は、UHD BDの可能性を明確に見せてくれた。ダイナミックレンジが非常に広く、奥行きを感じさせる。デジタル化した後にアナログ感が残り、あるがままの自然、“実存力”が素晴らしい。見えない敵の圧迫感や不安感をかきたてる音の表現力も秀逸。


【審査員特別賞】
『ラ・ラ・ランド』
発売元:ギャガ株式会社
販売元:株式会社ポニーキャニオン

評価ポイント:
ブルーレイ版は日本で制作しているが、パナソニックのMGVC(マスター・グレード・ビデオ・コーディング)という12ビットテクノロジーを使ったきめ細かな制作が大いに効いた。S/Nは明らかに同封のハリウッド版のUHDBDよりも良い。色の階調も非常に優れており、日本で再クリエイトしたブルーレイ版を高く評価したい。


【アンバサダー特別賞】
『キングコング:髑髏島の巨神』
発売元・販売元:ワーナー ブラザース ジャパン合同会社

清野さんコメント:
とにかく迫力パニック映画でした!
キングコングの大きさ、いや、でかさっ!!破壊力に終始興奮しまくりでした!
はらはらドキドキで、時折息をすることも忘れてしまう、心臓のアップダウンが激しい映画!
CGもとても綺麗で、映像としても楽しめます。続編をかなり楽しみにしております。


【ユーザー大賞】
『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』
発売元・販売元:ワーナー ブラザース ジャパン合同会社

ユーザーのコメント:
・劇場に何度も見に行った作品ですがずっと持っておきたくてBlu-ray版を購入しました!思っていたより未公開映像や設定資料、メイキングなどが多く、買って全く損が無かったです!!これからもたくさんたくさん見直します!
・ファンタビは劇場でも4回観覧し、ブルーレイの予約が始まった瞬間予約したぐらい大好きな作品です。ブルーレイでは映画館の臨場感をそのまま高画質で味わう事ができ、またデジタルコピー付きで立体音響も味わえて最高でした。続編待ってます!
・ファンだからとか贔屓めなしに魔法と映像の融合が美しい(ブルーレイだと特に)
ファッションもかっこよくて、音楽も印象に残る。見ていてすごく楽しいです。
個人的には、特典映像がすごくよかったです。貴重なシーンも見れて幸せでした。


各部門受賞作品評価ポイント一覧
<高画質賞(ブルーレイ)>
『モアナと伝説の海』
発売元・販売元:ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社

評価ポイント:
色鮮やかな印象の作品だが、闇夜のシーンも非常に緻密に作られていて、アニメとは思えない、驚くほど素晴らしい高画質の作品。 ダイナミックレンジを効果的に使用しており、ハリウッドのCG超絶アニメーションといっても過言ではない。


<高画質賞(Ultra HDブルーレイ)>
『マリアンヌ』
発売元・販売元:
NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン合同会社

評価ポイント:
ナチュラルでクリアな画質でありながらも、HDRを存分に感じられる作品に仕上がっている。これからの4K UltraHDブルーレイ作品のひとつの向かうべき方向を示している作品と言える。


<高音質賞>
『ストラヴィンスキー「春の祭典」/
ロイヤルコンセルトヘボウ管弦楽団&ダニエレ・ガッティ(指揮)』
発売元:ROYAL CONCERTGEBOUW ORCHESTRA
販売元:株式会社キングインターナショナル

評価ポイント:
演奏はもちろん、映像にもまとまりがあり、音質もクリアで立体感がある素晴らしい作品。好みに応じてサウンド効果や音声モードを選べるディスクならではの特徴もあり、リファレンスとしても素晴らしい作品。


【カテゴリー部門】
<映画賞(洋画)>
『ダンケルク』
発売元・販売元:ワーナー ブラザース ジャパン合同会社

評価ポイント:
CG全盛のいま、あえてCGを極力使わずに作り込んだ映像の臨場感、迫力がとにかく圧倒的だった。ブルーレイでは、ニュースのライブ映像を見ているかのようなリアリティが感じられ、劇場鑑賞とは別物の映像体験ができるのも面白い。


<映画賞(邦画)>
『シン・ゴジラ』
発売元・販売元:東宝株式会社

評価ポイント:
シリーズの伝統を踏まえつつ、現代にふさわしい物語と意匠で登場した「シン・ゴジラ」であったが、ブルーレイの映像・音響の臨場感は単なる追体験以上のものがあり、細部にわたる丁寧な映画作りを改めて感じさせた。


<TVドラマ賞>
『ゲーム・オブ・スローンズ 第七章:氷と炎の歌 』
発売元・販売元:ワーナー ブラザース ジャパン合同会社

評価ポイント:
ドラゴンが第七章から本格初参戦してきて、これまでのシリーズ以上に映像の迫力がある。バトルシーンもこれまでで最多となり、最終章となる第八章の前兆としても凄さが際立つ。話数が少ない分、全体に濃縮された感じもあり、エンディングも含めてともかく圧倒的。


<アニメ賞(洋画)>
『モアナと伝説の海』
発売元・販売元:ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社

評価ポイント:
大賞は『カーズ…』と『モアナ…』の争いに。実写さながらだった前者の4K UHD版ももちろん素晴らしかったのですが、興収50億円突破という実績、目を見張る大自然や青い海の映像美などが決め手となり、後者が選出された。


<アニメ賞(邦画)>
『君の名は。』
発売元・販売元:東宝株式会社

評価ポイント:
アニメ作家・新海誠の真骨頂である風景美をパッケージでも最大限に堪能できる。糸守町という地方の自然あふれる田舎町、東京都心の高層ビルを包み込む蒼穹、そしてそのふたつをつなぎ、一組の男女と世界に“大惨事”を巻き起こしたティアマト彗星は一見の価値あり。そして本作はクオリティ面だけではなく、ビジネス面においても4K Ultra HD Blu-ray再生機器の普及に大きな影響を及ぼした。


<音楽賞(洋楽)>
『レベル・ハート・ツアー』
発売元・販売元:ユニバーサル ミュージック合同会社

評価ポイント:
10年ぶりの来日公演も話題となった、2016年4大陸55都市全82公演約105万人を動員したマドンナのワールドツアーの模様をBD化。マドンナでしか成しえない究極のプロフェッショナルを見せつけるパフォーマンス、絢爛豪華なセット、演出にさらに先鋭的なCGもシンクロされ、単なるライブ映像に留まらず芸術的な映像作品として十分に楽しめる。


<音楽賞(邦楽)>
『namie amuro LIVE STYLE 2016-2017』
発売元・販売元:エイベックス・エンタテインメント株式会社

評価ポイント:
2016年8月から引退などまだ誰も想像していなかった2017年5月にかけて、全国40都市、自身最多の全100公演となる全国ホールツアーを余すことなく収録しており、ライブを主戦場としてきた安室奈美恵の完璧な歌唱力、表現力はもちろんのこと、編集やカメラワークに至るまですべてが圧倒的な作品。


<企画映像賞>
『すばらしき映画音楽たち』
発売元:株式会社アンプラグド
販売元:キングレコード株式会社

評価ポイント:
日があたることの少ない映画音楽にスポットライトを当てた作品で、ドキュメンタリーとしての企画意図とシナリオが素晴らしい。また、音響効果も優れていて、作品内に登場するハンス・ジマー作品に関する映像は特に圧巻。


《超!アニメディア編集部》
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