BSスカパー!(BS241/プレミアムサービス579)にて毎月第4金曜23時30分～24時に放送中のアニメトークバラエティ「ミュ～コミ＋プラスTV presented by アニマックス」。本番組はニッポン放送の吉田尚紀アナウンサーをMCに据え、毎回ゲストと一緒にアニメカルチャーやアニメ音楽を様々な切り口で楽しむ番組である。
10月27日(金)に放送される第4回は「ANIMAX MUSIX」特集として、茅原実里、OxT、そして特別MCとして田所あずさが出演する(田所は本人の希望で、ゲストではなくMCでの出演とのこと)。今回はゲストとして出演した茅原とOxTのオーイシマサヨシ、Tom-H@ck(トムハック)に合同インタビュー。番組の感想、また「ANIMAX MUSIX」への想いについて伺った。
OxTの心を揺さぶった茅原の着物姿
――収録お疲れさまでした。収録はいかがでしたか?
茅原 設定がスナックのママ的なポジションでしたので「ちゃんとできるかな」と緊張しました。無事に終わった今は一仕事終えられたような気がしています。
オーイシ 茅原さんのお着物姿が艶やかすぎて! 着物を着ているときと脱いだときのギャップもすごい。この落差がまた僕の心を揺さぶっております(笑)。
Tom 右に同じです。
――私も右に同じです(笑)。茅原さんは実際に和装を着てみていかがでしたか?
茅原 和装はすごく好きなのですが、普段あまり着る機会がないので、すごく嬉しかったです。なんだかピシッと引き締まった気持ちになり、(数時間の収録でも)ずっと立っていられましたね。
オーイシ 漂う本物感と言いますか、そこにいておかしくない“ママ感”を感じましたね。本物に出会った気がします。
茅原 ありがとうございます。でも偽物ですよ(笑)。
――今回はバーでの収録でしたが、皆さんは普段バーに行かれますか?
茅原 一時バーに通っていた時期がありましたね。一人で飲める女ってカッコいいなという憧れがあって。(お二人は)行かれるんですか?
オーイシ 僕はほぼ行かないですね。超インドア派なので……。
Tom 僕たちって結構イケイケに見られる時があるのですが、実際はそうでもないんですよ。
オーイシ 僕はそもそもお酒をそんなに飲まないんですよね。
Tom 本当に弱いんですよ。
オーイシ 弱いし、飲めないし……。
Tom 一度何人かで集まって泊まりに行く機会があって、その時初めて(オーイシが)お酒を飲んでいる姿を見ましたが……言っちゃいけないような秘密まで言っちゃうんですよね。ビールを半分くらい飲んだだけなのに。
オーイシ 自分のことも他の人のことでも、良心というフィルターを通さずに言っちゃうんですよ。もう情報漏洩のマサヨシです。
一同 (笑)。
Tom でも、本当にヤバいことは言ってないよね。
オーイシ いじれる範囲で言っちゃいます……。
茅原 Tomさんはお酒飲まれるんですか?
Tom 僕は強いんですよ。いくら飲んでも大丈夫。最近は一人でご飯屋さんに行ってお酒を飲む機会が増えましたね。30歳を超えるとね、男性って心が弱くなってくる気がするんですよ。その事実を一人でご飯に行くことで認めるというか……「一人っていうことを認めに行っている」というか。
オーイシ カッコいい! でも、絶対に今のコメント使わんといてくださいね。
Tom なんでやねん(笑)。
――私はまだその境地に至っていないので、追いつけるように頑張ります。昔はバーに通っていたとのことですが、茅原さんはどのくらいお酒を飲まれるのですか?
茅原 最近は飲んだり飲まなかったりですね。でもライブが終わった後は絶対に飲みます。
オーイシ 分かります。それは普段お酒を飲まない僕でも飲みます。やっぱりパーッとなりたいですもんね。お疲れ様という意味も込めて。
「ANIMAX MUSIX」で生まれる絆
――今回「ANIMAX MUSIX」特集ということですので、そちらのお話もお伺いさせてください。茅原さん、OxTさん共に今までも何度か「ANIMAX MUSIX」にご出演されていますが、他のアニメソング関連イベントと比べていかがですか? 「ANIMAX MUSIX」ならではの魅力など出演していて感じることを教えてください。
オーイシ 個人的な見解なのですが、毎年コラボが豊富なこともあって、アーティストさん同士の距離が近くなりやすい気がします。また、いい意味で毎年リラックスしてイベントに参加できますね。だからこそ皆さんとの会話も弾むし、楽しいイベントを作っていこうというモチベーションに繋がっているのかなと思います。そういう地盤はスタッフの方々が作ってくれていると思うので、すごく感謝しています。
Tom 僕は、音楽そのものの純度が高いイベントだなという印象が強いです。それは何度参加してても感じますね。
茅原 私はいつも本当に、ドキドキワクワクしていますね。選曲や演出面も含めて面白いんですよ。私個人としては、最初に出演させていただいたのが2011年で、その時はソロ曲だけでなく、「あんなに一緒だったのに」をカバーしたり、angelaのatsukoさんと一緒に「ETERNAL BLAZE」を歌わせていただいたりなど、やることが盛りだくさんでした。いつも色々とやらせていただいているのですが、それぞれでやりがい、面白みがあって。出演している私がいつもワクワクしていますね。
オーイシ 分かる、分かる。
茅原 あとは、出会いですね。「ANIMAX MUSIX」でギターを弾いてくださった陽ちゃん(山本陽介)と馬場ちゃん(馬場一人)は今、私のバンドメンバーでもあるんですよ。あの舞台でカッコいいギタリストがいると思って、私のプロデューサーさんに「すごく素敵な人がいます」と伝え、今に至ります(笑)。
――まさに、出会いの場だったんですね。「ANIMAX MUSIX」はコラボレーションも目玉の一つですが、コラボしてみたいアーティストの方は?
オーイシ 目の前にいるからではなくて、本当に茅原さんとはいつかコラボしたいと思っています。
茅原 しましょう!
オーイシ まぁ、今年は横浜と大阪で別会場の出演なんですけどね。
茅原 そうだった!
Tom 映像だけで出演する演出もあるじゃないですか。なので、横浜にOxTが映像で出演するとかは?
オーイシ 僕たちにそんなお金はかけてもらえないよ(笑)。でもコラボはしたいですね。
茅原 私、昔は誰かと何かをするのってあまり得意ではなかったんですよね。すごい人見知りなのでコラボも苦手だったし、自分の曲を誰かに歌ってもらうのも気持ち的には前向きになれませんでした。今は一切そういうことはなくなりましたね。
Tom 何かきっかけが?
茅原 経験を積むなかで変わっていきました。自分の楽曲で楽しんでくれる人、自分のことを知ってくれる人がいるのってすごく素敵なことなので。なんで昔はそれを嫌だと思っていたんだろうな。小さかったな。
――経験を積み重ねることで気持ちも変わっていたんですね。本日は貴重なお話をありがとうございました。最後に「ANIMAX MUSIX2017-2018」への意気込みをお願いします。
茅原 まだ何を歌うのか、誰かと一緒に歌えるのか、カバーがあるのか分からない状態ですが、アニメミュージックが大好きな皆さんが飛び切りの笑顔を見せてくれるような、そんなステージになるよう頑張ります。ぜひお越しください!
オーイシ 茅原さんがおっしゃられたように、何をやるか決まっているわけではないのですが、今からどんなものが奏でられるのか楽しみです。僕は関西のバンドマンだったので、2年連続で大阪城ホール、いわゆる一つのサンクチュアリ的なところで出来るのが……。
Tom サンクチュアリ。
茅原 サンクチュアリ!
オーイシ そんなやまびこしなくていいですから、人のコメントに! まぁ、大阪城ホールはサンクチュアリでそこに2年連続で出られるのは嬉しいですし、自分が学生時代から抱いていた夢みたいなものを改めてかみしめるステージになればいいなと思っています。あとはファンの皆さんと楽しめる、そんなステージにしたいですね。
Tom ことし(2017年)、大阪城ホールでやったときに音がとても良かったんですよね。あの規模であの音を鳴らせる場所ってあまりないと思うんですよ。そういう意味でも純度を保ったままみんなに音楽が届けられると思います。また、OxTとしては、自分たちのライブでは結構喋る時間が長くて。今日もあんまり喋っていないほうなんですよ。
茅原 えーー!?
Tom でも「ANIMAX MUSIX」ではそんな漫才のようなことをやることはないですから。僕たちの本来の音楽、それが発揮される場です。そういう意味でも本当に純度の保った音楽が届けられるか……。
オーイシ 不安ですね。
Tom 不安じゃないよ! 気合入れなくちゃいけないんだよ。頑張りますのでよろしくお願いします。
今回お話を伺った2組が出演する「ミュ～コミ＋プラスTV presented by アニマックス」の第4回は、10月27日(金)23時30分～24時に放送。初回は無料放送なので、この機会にぜひご覧いただきたい。
