【インタビュー】劇場アニメとして待望の再アニメ化!「PEACE MAKER 鐵」梶裕貴×斎賀みつき×櫻井孝宏「懸命に生きる鉄之助たちの姿に心をうたれるはず」 | 超!アニメディア

【インタビュー】劇場アニメとして待望の再アニメ化!「PEACE MAKER 鐵」梶裕貴×斎賀みつき×櫻井孝宏「懸命に生きる鉄之助たちの姿に心をうたれるはず」

連載開始より長い間、多くのファンに支持されてきた黒乃奈々絵の「PEACE MAKER 鐵」。これまでTVアニメ、TVドラマ、舞台、ドラマCDとさまざまな展開を見せ、いずれも高い人気を誇ってきた本作が、このたび再びアニメ …

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 連載開始より長い間、多くのファンに支持されてきた黒乃奈々絵の「PEACE MAKER 鐵」。これまでTVアニメ、TVドラマ、舞台、ドラマCDとさまざまな展開を見せ、いずれも高い人気を誇ってきた本作が、このたび再びアニメ化され、前篇、後篇の2部作で、2018年6月から劇場上映される。新撰組としての活動を通して、出会いや別れを経て成長していく主人公・市村鉄之助と彼を取り巻く仲間たち。今回は、青年期の鉄之助役の梶裕貴、沖田総司役の斎賀みつき、山崎烝役の櫻井孝宏に作品、それぞれが演じた役への思いを聞いた。

――ドラマCDからは約3年ぶり、TVアニメからは実に15年ぶりとなりますが、劇場版として再びアニメ化が決まった感想からお願いします。

 僕が演じさせていただくのは鉄之助の青年期、原作の中でも大きく成長するキャラクターなんです。ご存知の通り、少年期は小林由美子さんが演じてこられてきたなか、“途中参加”という形だったので、プレッシャーは相当なものがありましたね。それに、僕の参加経験はドラマCDのみ。アニメのアフレコ現場は今回が初めてだったので、そういった意味でも本当に緊張しました。学生時代に「声優になりたい」と思ったときから触れていた作品にこうして関われるのは感慨深かったです。

斎賀 まさかまた「PEACE MAKER 鐵」の世界を沖田さんと一緒に歩くことができるとは思ってもいなかったので、純粋に嬉しかったです。内容的にはつらいところだらけなのですが、新撰組のみんなとまた会えるということが楽しみで仕方ありませんでした。

櫻井 僕も同じ気持ちです!

斎賀 同じは駄目かと(笑)。

 (笑)。

櫻井 アニメとしては15年ぶりでしたっけ? 

 みたいですね。僕の芸歴より長いです。

斎賀 本当!?

櫻井 (梶の方を見て)立派になって…。

 (笑)。

櫻井 ずいぶん時間がたったなと思いました。当時収録していたスタジオが今はなかったり。ただ、TVシリーズの記憶が生々しく残っていたりもするので、改めて演じることに対して、戸惑いなどはなかったんですね。鉄之助が成長したところに時がたったんだなと思います。自分のリアルな時間もそうですけど、作品としても時の流れを感じまして、続いている話とはいえ、ちょっと新鮮な気持ちでアフレコには臨みました。


――久々に役を演じた感想をお聞かせください。

 僕が初めて鉄之助を演じさせていただいたのはドラマCDの「北上編」だったので、既に、いわゆる皆さんが思っている鉄之助ではないような印象がありました。だからこそ、そこからのスタートというのはすごく難しかったですし、皆さんのイメージからも外れたように見えてしまうんじゃないかという懸念もあったんです。実際、僕の中での鉄(鉄之助)というのも、今回の劇場版の中で描かれているような“元気で明るく、葛藤しつつも立ち向かっていくような人物”だったので。そんな不安を抱えつつ…また鉄の青年期を演じさせていただける喜びを噛みしめつつ、今まで小林由美子さんが作られてきた鉄之助のキャラクター像を、しっかりと自分の中で咀嚼して臨ませていただきました。

斎賀 本当に一言に尽きるんですが、「沖田さん、大変ですね」と。いろんな思いを抱えながら彼は今病床についているので、感想というよりは「大変ですね」と声をかけるしかないなと。

櫻井 同じ気持ちですね…。

斎賀・梶 (笑)。 

櫻井 山崎はお姉ちゃんの死、というのを経験して、山を越えたという印象なんです。「引退した身とはいえ」っていうセリフがあるんですけど、だからこそポジション的にも冷静でいられるところがあるので、いろんなことがよく見えているなと思いました。鉄之助のこともそうですけど、いろんなところと接点を持って動いているので。と同時に、成長したなと思いました。


――演じるにあたって意識したところはありますか?

 とても素敵な原作があるので、そこに描かれているドラマはもちろん、表情の一つ一つを汲みとる、というのは意識しました。劇場版になるにあたって描写が変わっている部分もあるというのはわかっているのですが、極力原作の雰囲気に近づけられればという思いでやらせていただきました。先程もお話しましたが、なにより小林由美子さんが作ってこられた(少年期の)鉄之助というのが軸にあるべきだと思うので、それがあった上で「自分はどうできるかな」というのを考えてお芝居させていただきました。

斎賀 どの作品のどの人にしてもそうなのですが、その人がその人らしくあるように心がけています。なので今回も、沖田さんが沖田さんらしくあるように、彼の気持ちが皆さんにしっかりと伝わりますように、ということを心においてやらせていただきました。

櫻井 方言は相変わらず大変だなと思いました。そのへんは温かい目で見ていただければと思います(笑)。あと、烝は鉄之助と辰之助の3人でいることが多いので、その輪は大事にしたいなと。絆とか友情といった目には見えないけれど、大事な関係が見え隠れするものをうまく表現できたらいいなと思いながらやらせていただきました。


――それぞれのキャラクターの魅力や、同じ人間として憧れるところは?

 このお話に登場するキャラクター…とりわけ鉄之助は登場するタイミングによって、全然印象の違う人のような気がするんです。でも基本的にずっと変わらないのが“明るく前向きで元気、いろんな人のネガティブな想像をかき消せるほどの希望を持っている人”だと思っていて。僕の中でその人物像と小林由美子さんのお声とお芝居というのはすごく響いて印象に残っていたので、そこは劇場版でもぜひ感じていただきたいところです。一方で、状況は変わっていますし、彼も成長していますので、一人の男性としてまた違った魅力も出てるといいなと思っています。

斎賀 沖田さんというと強い人という印象もあると思うのですが、実は繊細で寂しがりやで我儘な人だと思うんです。それを懸命に隠しながら、近藤さんや土方さん、鉄くん、山崎さんたち新撰組のみんなにとって必要であり続けようと頑張っていて。物理的な強さや笑顔でごまかしてきていますが実はとても人間らしく儚いのかな、と。

櫻井 (烝は)やさしいなと思います。男らしいやさしさというんですかね。おせっかいのようにも見えたりするんですけど。特に鉄之助と辰之助の間の切っても切れない縁というか関係性というのは、烝の人柄もあるのかなと思います。彼も未熟で大きな経験を経て今があるので、だからこそやさしくなれるというか。やさしくなれるっていうのは本人が強くなっているということだと思いますし。一言で言うと、いいやつです(笑)。

斎賀 (笑)。

櫻井 烝が必要とされる人なんだなというのはいろんなセクションの人とのやり取りを見てても思います。頼られているところを見ると、彼の能力の高さもあると思いますけど、やっぱり人柄があるのかなと。強さというか、人間的魅力を感じます。


――アフレコ現場の雰囲気はいかがでしたか?

 物語自体には生死をかけた壮絶なものがありますが…現場は完成された空気感がありつつ、あたたかい雰囲気もあって、途中参加の僕もやさしく、しっかり受け入れていただきました。あと、スピーディーかつ集中した収録でもありましたね。

櫻井 本当に梶くんが見事に引っ張ってくれて…

 いやいやいや!(笑)。

櫻井 アフレコ現場には少年期を演じた小林由美子さんもいたので、(鉄之助が2人いるみたいで)時空の歪みといいますか、不思議な感じがしましたね(笑)。

梶 そうですね(笑)。アフレコ現場では、真ん中に、由美子さんと2人並んで座らせていただいて。僕からすると、学生の頃に見ていた作品の主人公の役者さんが隣にいて、その方がやっていたキャラクターを自分がやるっていうのが不思議であり、改めて同じ役をやらせていただけるんだなという緊張感や覚悟など、色んな感情が湧き上がっていました。由美子さんは僕がやりやすいようにと、何かと気遣ってくださって、本当にありがたかったです。

櫻井 僕は、ずっと出ているがゆえに2人(小林と梶)が並んで立っている姿にはグッとくるものがありましたね。小林由美子が成長すると梶裕貴になるんだなと(笑)。そこで躓きがあると見ている人も冷めちゃったりすると思うんですけど、何の違和感もなかったですね。

 うれしいです!

櫻井 あくまで(少年期から青年期への)成長だから“バトンを渡す”って感じではないじゃないですか。それが見ていて自然でよかったなと思いました。

 よかったー!(笑)。

――印象に残っているシーンは?

 冒頭に、鉄之助の回想を通して今回の劇場版の物語に至るまでにどれほどつらいことがあって今があるのかというのが、総集編のように描かれているんです。なので、いきなりクライマックス…というか、名シーンを連続して演じたので、シーンとしてもセリフとしても印象的なところを、アフレコの初めからたくさん叫ばせていただいたなという印象です。沙夜と楽しい時間を過ごしているシーンでのお芝居をしたのが初めてで…あらためて、鉄之助にとって沙夜は大きな存在なんだなということに気付かされましたね。

斎賀 沖田さんとしては今回ほとんどが病で臥せっているというシーンが多い中で、山崎さんとやりとりするところがあるんです。「お薬を持ってきました」とか本当に日常のささいなものなんですけど、沖田さん的には、気持ちが安らぐというか普通でいられる幸せな時間でもあって。それと、「私を必要としてくれている人がいる、そのために私は、戦でお役に立てなければ意味がない」っていう彼の気持ちが一瞬だけ吐露されるところがあるんです。必要としてもらっている、ということが彼にとってとても大きなことで。必要とされるなら、自分がどうなってもいいから役に立ちたいという彼の思いが見えるシーンなので、印象的でした。

櫻井 沖田さんが「銃ができたら自分も欲しい」っていうのがすごく怖くて、悲しかったです。この人は新撰組の役に立つために必死なんだなと。


――皆さんが演じたキャラクター以外にもたくさん魅力あふれるキャラクターが多数登場しますが、好きなキャラクターや印象に残っているキャラクターを教えてください。

 常に気になっていたのは、豚のサイゾーです。ドラマCDでは登場がなかったので、「あ、出た!」ってちょっとテンションが上がりました(笑)。あと、沙夜とのエピソードも嬉しかったですね。それもあって、自分の中で改めて鉄之助という像をちゃんと作っていけるなという感覚がありました。

斎賀 ずるい言い方かもしれないですけど、アニメ、ドラマCDすべてを含めて、沖田さんは本当にみんなのことが大好きなんですよね。みんなとても魅力的だし。だから誰を選べといわれても選べない状態です。

櫻井 あ、ずるい(笑)。 ずっと「沙夜ちゃんかわいいわ」って小さい声で言ってましたよね。

 言ってましたね(笑)。

斎賀 本当にかわいいので(笑)。かつて少しだけですけど沙夜ちゃんと一緒のシーンなんかもありましたし…。

櫻井 僕は小林由美子さんが….。

 由美子さんはキャラじゃないです(笑)。

櫻井 販促用のポスターにサインを書くときに指定された場所じゃないところに書いちゃうところとか(笑)。

斎賀(笑)。

櫻井 (笑)。あと、男世界の話なので、男性キャストが多いんですけど、その中で近藤さん(CV:土師孝也)が声を発すると、新撰組の顔というか局長の存在感がすごく出て印象に残っています。

――先ほど少しお話にもあがりましたが、作品の見どころのひとつとして、鉄之助と沙夜の恋が挙げられるかと思います。ずばり、鉄之助の沙夜への思いのように、皆さんが愛してやまないものを教えてください

斎賀 夢と魔法の王国のネズミさんです(笑)。

 僕は…土瓶蒸しです。

斎賀・櫻井 (笑)。

 気付いたら好きでした。土瓶蒸しって作るのも大変だし、どのお店にもあるわけではないじゃないですか。

斎賀 高級店に行って食べてる、ってことね(笑)。

 いやいや!(笑)。なかなかないものだからこそ、あったら絶対食べたいなって思うんです。出汁がめちゃめちゃおいしい上に、入っている具もすべて上品でおいしい。そこに酢橘をかけるとまた味が変わってきて…って、求めていた答えじゃないですか?(笑)

櫻井 年配の人の答えだよね(笑)。

 新撰組の世界観にも合うかなと思って…じゃあ杏仁豆腐にします(笑)。

斎賀 土瓶蒸しでいいよ(笑)。

櫻井 僕は、一人の時間ですかね。孤独を愛するということではないんですけど。自分で好きにどうとでもできる時間があるというのが好きです。

 そういう時間も必要ですよね。

櫻井 (笑)。みんなと一緒にいるのも大好きなんですけどね。

――(笑)。演じてみて改めて思う「PEACE MAKER 」の魅力は? 

 作品の軸としては、主人公である鉄之助の成長を中心に描かれていると思うのですが…そんななかでも、本当にいろんなキャラクターが登場して、どのキャラクターにもしっかりとドラマが用意されているところです。長い時間をかけて、本当に丁寧に描いてくださっているんだなと。だからこそ、キャラクターたちとの出会いや別れが、作品を見た人の胸に残る仕上がりになっているんだなと、今回収録に参加して改めて感じました。

賀 長い歴史の中で一瞬の輝きを放った新撰組は多くの人に愛されて様々な作品になっていますが、その中でも「PEACE MAKER鐵」はまた毛色の違う作品です。鈴が出てくるなど他にはないオリジナル要素を取り入れながらもきちんと史実に沿って描かれていて、さらにそれぞれのキャラクターの輝きや辛いところも描かれていて。そんなところが目の離せない魅力の1つなのではないでしょうか。

櫻井 斎賀さんのコメントと同じなんですけど…。

斎賀・梶 (笑)。

櫻井 (新撰組の結末が)どうなるかみんなわかって見ているわけじゃないですか。それなのにこんなに引き付けられるのって、実際にその時代を生きていた人たちも引き付けられていたんだろうなと思います。だからこそ歴史的史実からはずれた創作物もたくさん生まれたんでしょうし。それくらい力のある出来事や人たちだったんだと思うと、この作品が担っているものは大きくて、期待している人たちも多いんだなと改めて思いました。



――最後に公開を楽しみにしている人たちにメッセージをお願いします。

 劇場版アニメとして「PEACE MAKER 鐵」が帰ってきます。出演者としてもそうですし、一人の作品ファンとしてもとても感慨深いものがあります。前後篇になっていて、今まで描かれていなかった部分がアニメ化されるわけですが…今後ますます「ただ楽しくて、絆があれば何かを変えられて」だけではない物語になっていきます。そんな中でも懸命に生きる鉄之助たちの姿には、紛れもなく心をうたれるものがあると思いますし、我々役者も魂を込めて努めさせていただきました。ぜひ、劇場でそんな姿を見届けていただけたらと思います。よろしくお願いします。

斎賀 お久しぶりの方も初めましての方もいらっしゃると思います。でもきっと見て損はさせない作品だと思います。ぜひ劇場に足を運んでいただいて、作品の世界を一緒に歩んでいただければと思います。

櫻井 皆さん、見たかったものだと思います。それを長い年月を経てついに劇場版として再び皆さんにお届けすることができます。さっき結末がわかっていると言いましたけど、作品にしか描けないものがこのタイトルの中にギュウギュウにつまっていると思うので、、ぜひ劇場の大きなスクリーンで見ていただきたいです。

プロフィール
【かじ・ゆうき】9月3日生まれ、東京都出身。声優、ナレーター、ラジオパーソナリティとして幅広く活躍。近作はTVアニメ『七つの大罪』(メリオダス)、『僕のヒーローアカデミア』、「遊☆戯☆王VRAINS」(穂村 尊/Soulburner)、「ハイスクールD×D」(兵藤一誠)など。

【さいが・みつき】6月12日生まれ、埼玉県出身。声優、ナレーター、歌手として幅広く活躍。近作は、ゲーム「茜さすセカイでキミと詠う」(紫式部)、TVアニメ「Butlers〜千年百年物語〜」(白鳥蓮)、TVアニメ「アイドルタイムプリパラ」(紫京院ひびき)など。

【さくらい・たかひろ】6月13日生まれ、東京都出身。声優、ナレーター、ラジオパーソナリティとして幅広く活躍。近作はTVアニメ「デビルズライン」(菊原桐郎)、TVアニメ「キャプテン翼」(シュナイダー)、「GODZILLA 決戦機動増殖都市」(メトフィエス)など。


<劇場アニメ『PEACE MAKER 鐵』情報> 
前篇:PEACE MAKER 鐵 ~想道(オモウミチ)~ 2018年6月2日劇場公開
後篇:PEACE MAKER 鐵 ~友命(ユウメイ)~:2018年秋 劇場公開予定

【ストーリー】
慶応三年――――幕末動乱の時代。
将軍徳川慶喜による大政奉還がなされ江戸幕府が解体に追い込まれようとする中、幕府と討幕派の対立は日に日に激しくなっていた。近藤勇・土方歳三率いる新撰組は、油小路事件を経て大きな傷を負いながらも、慶喜に忠義を尽くす覚悟を決めようとしていた。
そんな中、帝による討幕の密勅が薩摩藩・長州藩に下され、次いで王政復古の大号令が発令された。朝廷により徳川幕府の終了が宣言されたのだった。これを承諾した慶喜は大阪へ下ることとなり、新撰組もまた“浪士の集団”ではなく“幕臣”として戦いに備え、伏見奉行所へ屯所を移すことになる。
新撰組隊士・市村鉄之助は、かつてより親しくしていた少女・沙夜を想いながらも、副長・土方歳三の小姓として、隊医で親友でもある山崎烝、兄の辰之助らと、新撰組として運命を共にしようとするが……。
武士になることを望み、京へと旅立った若者たちは、懐かしき故郷にその錦を飾るため、戦いへと突き進んでいく。その果てに悲しき別れが待ち受けていようとも……。

【スタッフ】
原作:黒乃奈々絵(掲載「月刊コミック ガーデン」/WEBコミックサイト「MAGCOMI」)
監督:きみやしげる
脚本:梅原英司
キャラクターデザイン:小磯沙矢香

【キャスト】
市村鉄之助:梶 裕貴(青年期)/小林由美子(少年期)
土方歳三:中田譲治
沖田総司:斎賀みつき
山崎 烝:櫻井孝宏
市村辰之助:うえだゆうじ
永倉新八:山口勝平
藤堂平助:鳥海浩輔
原田左之助:乃村健次
斉藤 一:松山鷹志
島田 魁:岩崎征実
近藤 勇:土師孝也
沙夜:高橋美佳子
大和屋 鈴:立花慎之介

公式HP
http://www.peacemakerk.jp/

公式Twitter
@peacemakeranime

©黒乃奈々絵/マッグガーデン・PEACE MAKER 鐵 製作委員会

 

《超!アニメディア編集部》
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