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アニメディア連載「シンカリオン制作日誌」第5回『新幹線変形ロボ シンカリオン』監督(65話〜)・板井寛樹

2019/7/6


 先日、感動の最終回を迎えたアニメ『新幹線変形ロボ シンカリオン』。最近知ったという人にも作品の魅力をわかりやすくお届けする「新幹線変形ロボ シンカリオン応援連載 全速前進!こちら鉄分給配所」が、「アニメディア」にて連載中。そのなかで、制作に携わる関係者に話を聞いた「シンカリオン制作日記」が掲載されている。第5回目は監督の板井寛樹が登場。現場の裏話などを語ってくれているので、超!アニメディアでもご紹介する。


――監督になられた経緯は? 監督の依頼前から『シンカリオン』はご存知でしたか?

 監督の誘いは、じつは去年の7月ごろにいただきました。『シンカリオン』は『新世紀エヴァンゲリオン』とのコラボレーション回などで「尖ったことをしているアニメ」として、当時から業界内でも知られていました。

――そんな『シンカリオン』にはどんな印象をお持ちですか?

 子どもは楽しんで観られるし、ドラマが作り込まれていて大人も十分楽しんで観られる作品なので、すごくバランスのいい作品だと思いました。

――印象に残っているエピソードはありますか?

 速杉ハヤトの妹のハルカが父親のホクトの浮気を疑うエピソードの23話。あと、自ら石化しようとするスザクをセイリュウが「家族」として思い止まらせた59話も好きです。あの回は、シナリオを読んだ段階で泣けました。脚本の下山健人さんに「泣いちゃうっすねー」と伝えたら、「軽いなー、嘘くさいなー」って言われましたけど(笑)。本当に、シナリオ段階で泣ける話が多いですね。

――監督をお願いされたときのお気持ちは?

 正直なところ「急だな」と思いました(笑)。企画からスタートする作品の場合、1年以上前に声をかけていただくことが多いんです。今回はゼロからの作業ではないですが、タイトなスケジュールでした。

――監督を務めるに当たっての意気込みは?

 「やってやろうじゃないか!」というよりも「いかにして、池添隆博総監督たちが作り上げた『シンカリオン』という作品を壊さないようにするか?」を考えました。自分の色を出すことよりも、これまで作品を応援していただいた多くのファンをがっかりさせないようにする気持ちのほうが強かったです。池添さんには「板井さんの『シンカリオン』にしちゃっていいよ」って言っていただいたのですが、逆に恐縮します。『シンカリオン』を支えてくれたスタッフやファンのために頑張りたい、という気持ちが生まれましたね。

――池添総監督がそうおしゃっていたんですか?

 池添さんは、監督を引き継ぐ者の立場や大変さを理解しておられるので、僕のプレッシャーをなくそうとする心遣いをしていただいたのだと思います。でも、池添さんの本心は「しっかり引き継げよ」だったかもしれません(笑)。

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