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植田千尋と林原めぐみが語るTVアニメ『からくりサーカス』最終回「泥くさい“昭和感”が詰まった戦いの結末を見届けてほしい」【インタビュー】

2019/6/26


 フェイスレスとの最終決戦に突入し、いよいよ物語がクライマックスを迎える『からくりサーカス』。3クールにわたる濃い物語で主役の才賀勝役を演じた植田千尋と、彼をそばで支え続けたしろがねを演じた林原めぐみの対談が、ここに実現。新人にして主役という大役に臨んだ植田と、作中で幾人もの役柄を演じ分けた林原、ふたりの視点から本作にかける思いについて語ってもらったインタビューが「アニメディア7月号」に掲載中。超!アニメディアでは、本誌に掲載しきれなかった部分を含めたロング版をご紹介する。

――『からくりサーカス』は植田さんにとって、初めてのアニメ主演作となりました。1話のアフレコに臨んだときの印象はいかがだったでしょうか?

植田 声のお仕事はゲーム『白猫プロジェクト』や、バラエティー番組のボイスオーバーくらいしか携わっておらず、アニメのアフレコは『からくりサーカス』が初めてだったんです。ほかの役者の方にお会いすること自体初めてでしたし、周りは相当なキャリアを積んだ大先輩ばかり。そんななかで、一番の若輩者である私が、大人気マンガの主人公という大役を演じなければならない。ものすごいプレッシャーで、その場から逃げ出したいくらい緊張してしまって。「誰か助けて!」と、物語当初の勝と同じ気持ちでスタジオに入ったんです。そこで初めてお会いした林原さんにご挨拶したところ、「あなたがお坊ちゃま! お守りしますね」と、しろがねらしいセリフでお声がけしてくださいました。「ああ、林原さんがいてくださるなら大丈夫だ」と、とても心強く感じました。

林原 初めての現場で、ベテランに囲まれながら主役を演じるんだから、緊張するなっていうほうが無理な話ですよね。だから、少しでもリラックスして収録に臨めるように、しろがねっぽく声をかけたんです。私はふだんから、そのときに演じる役柄に合わせてスタジオで座る位置を変えているんです。本作と同じく、藤田和日郎先生が原作を手掛けているTVアニメ『うしおととら』で、私は敵の首魁である白面の者を演じたんですが、その時は全員の様子が見えるようにスタジオの一番うしろに座っていました。それで今回は、勝お坊ちゃまを収録時も支えて差し上げようと(笑)、千尋ちゃんの隣の席に座ることにしているんですよ。

植田 本当に、しろがねには役柄だけでなく、私自身もすごく助けられていると思います。それに、現場では「見て学ぶ」ということが多かったと思います。一応、基礎的な部分は養成所で学んではきたんですけど、実践ではそれ以上のものが、のしかかってきます。生での掛け合いでは、ちゃんと相手のお芝居を受け取らないと、自分が伝えたいことも伝わらない。そういったことは、本番に臨んで初めて理解できたことでした。

林原 私が新人だったころも、ベテランのなかに新人が入っていって、先輩方がやっていることを見て学んでいました。そこは、養成所なんて比べ物にならないくらい多くのことを学べる場でした。『からくりサーカス』の現場も、主役の新人をまわりのベテラン勢が支えるという、千尋ちゃんにとっては理想的な環境だったと思いますよ。

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