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【インタビュー】浅沼晋太郎「Cutie Honey Universe」で青児を演じるときに意識するのは「カレーに福神漬けを大量に入れすぎない」!?

2018/4/13


 永井豪 50 周年記念アニメ化作品の第 3 弾として、先日から放送がスタートした「Cutie Honey Universe」。今回は、キューティーハニーシリーズには欠かせない、ハニーの良き理解者で、対パンサークロー組織・PCIS の捜査官早見青児役を演じる浅沼晋太郎にインタビュー。「マジンカイザーSKL」の海動剣、「サイボーグ 009vs デビルマン」の不動明に続いて、3 作目の永井作品出演となる彼に、作品の魅力、アフレコ現場のエピソードを聞いた。

ーー今回の作品への出演が決まったときのお気持ちからお聞かせください。
 もともと永井豪先生の作品では、「マジンカイザーSKL」では海動剣、「サイボーグ 009vs デビルマン」で不動明をやらせていただいたので、先生の代表作である「キューティーハニー」にも関わることができるんだと、嬉しさが一番にありました。

ーー永井先生の作家生活50周年の節目に制作される記念すべき作品ですが、出演にあたってプレッシャーなどはありましたか?
 そうですね。『DEVILMAN crybaby』の後に、「劇場版 マジンガーZ / INFINITY」があって、それを締めくくる作品と聞いていたので、引き締まる思いがありましたね。

ーーそんな今まで数々の永井作品に出演された中で感じた永井作品の魅力は?
 セクシーさというのは必ずどこかにあって、いわゆる子供向けに作られているように見せかけたところに、すごく色気を感じる部分があるんですよね。「デビルマン」だったら敵キャラがセクシーだったり、ピカレスク・ロマンというか、悪の妖艶さがあったり。「マジンガーZ」もセクシーなロボットが出てきますよね(笑)。そういうところが永井先生の魅力であり、「永井節」でもあるのかなと思っています。そして、気を抜くとハッとさせるようなバイオレンスが突然飛び込んでくる。今回の「Cutie Honey Universe」も、わりと「こんな倒し方をしますか!」的なサプライズもあるんです。そこが永井先生らしさだと思いました。小さい頃は、子ども心にお色気という意味でもバイオレンスという意味でも見ちゃいけない作品なのかなと思った印象があります。でも“見ちゃいけない”は見たくなりますからね(笑)。

ーーでは、浅沼さんが思う「キューティーハニー」の魅力、今作の見どころについても教えてください。
 変身したり、主題歌(※前川陽子「キューティーハニー」)の印象がありますけど、やっぱり子供の時には、「見ちゃいけないもの」っていう意識があったと思うんですよね。女の子って特に変身願望が強いと思っていて、コスプレイヤーさんって女性のほうが多いイメージがありますし、女の子は3~4歳からお姫様のドレスを着たがるし、着せ替えも好きだし。そういうツボを抑えているんだなとは思いました。もちろん男性にも変身願望はあって、それが特撮ヒーローだったりするんですけど。ただ、かわいく変身する、かわいいものになるっていう女の子の願望を抑えているところが、長く愛されている秘訣なのかなと。そこが一番の魅力だと思いますね。そりゃあ歌詞に「かわるわよ!」って入りますよね(笑)。「Cutie Honey Universe」の見どころとしては、それはどこでも言われていることかもしれないんですけど、今回のハニーは変身するたびに声が変わるというのが、今までになかった部分。そこはもちろん注目していただきたいんですが、敵キャラも豪華なんです。「えっ!! この人が?」っていうゲストが続々出てきます。「Cutie Honey Universe」は完全に女の世界という感じなので、敵も女性ばかりなんです。だから女性声優さんに詳しい方にはたまらないんじゃないかなって思います。あと、これはどこまで若い世代に伝わるかわからないんですけど、そこはかとない昭和感がいたるところに滲み出ているんですよ。例えばハニーの通う聖チャペル学園の大番長の直子(CV:朴璐美)を取り巻くスケバンチームのビジュアルとか、、言い回しも昭和っぽかったりして、僕ら世代の方はそこも面白いんじゃないかなって思います。

ーー今回主役の如月ハニーを坂本真綾さんが演じますが、アフレコ現場で聞いたハニーはいかがでしたか?
 本人は「私、セクシーじゃないから」とか「かわいくできるかな」って言うんですけど、ブースの中のすべてが納得の芝居だと思って見ています。セクシーな敵キャラを演じてる方がハニーのセリフを読んだりすると「私よりセクシーだからやめて」みたいなことを冗談で言うんですけど、ハニーの魅力って、単に“かわいい”とか“セクシー”なだけじゃなくて、凛としている部分だと思うんですよ。だから真綾さんはピッタリだなって思いますね。

ーーそんな中でハニーの良き理解者・早見青児を演じるにあたって意識したところを教えてください。
 青児はハニーと一緒に戦っているという立場の青年で、ただどこか頼りない部分があるんです。熱血漢で大声で叫ぶようなタイプで、ハニーを支えようとするんですけど、ハニーは自分で何でもできちゃうようなスーパーガールなので、演じる上で、ハニーより前に出ないようにしたいなというのはあります。そして、自分が愛しているものは守らなければいけないという、男性が持って然るべきものは、頼りないながらも出して演じていかなければいけないなと思っています。あと、今回如月博士役の森功至さんは初代「キューティーハニー」のときに青児を演じられていた方なので、その方の前で演じるというのは緊張しかないです(笑)。

ーーお話にも挙がりましたが、青児は、イケメンな外見に対して、内面は頼りないところもあるキャラクターですが、そういったギャップは演じる上で意識されていますか?
 普段ギャグアニメだと、スタッフさんや共演者の方が笑ってくれたら正解だと思ってお芝居して、許していただける範囲でアドリブも入れて、そのキャラから少し逸脱しても“面白さ”を優先させていたんですけど、今回の作品はギャグシーンはあれど、ギャグアニメではなく、キューティーハニーの活躍が主軸にあるので、あんまりやりすぎて余計なスパイスになってはいけないなと思っています。なので、青児というキャラクターがきちんとあった上で、青児の中にあるコミカルさというのを意識してやっています。お父さんと弟がコミカルなので、ある程度あの2人のキャラを立たせるために青児が一歩後ろでやらなければいけないなというのは一緒にアフレコをしていて感じますね。とにかくあの2人が強烈なので(笑)。控えめに、端っこの方で目立たないようにするという意味ではなく、物語の足を引っ張らないように、というのは意識しています。カレーに福神漬けを大量に入れすぎてはいけない、みたいな(笑)。皿が赤くなるくらい入れちゃダメじゃないですか。ないと寂しいけど、やりすぎはいけないという感じですね。

ーーアフレコ現場の雰囲気はいかがですか?
 みんな笑っていますね。「何だこの展開!」みたいな(笑)。ストーリーというより、「誰々がひどいよね」とか。セリフで面白い言い回しとかがあると、「これすごい昭和だね」みたいな感じで笑っています。どこかのシーンで、数を数えるときに「ひい、ふう、みい」って言うんですよ。「昭和の数え方!」って、みんなで笑ってたり。あとは、女性が多い現場なので、お菓子の差し入れが結構あるんですよ。少数派の男性陣が「どうぞ女性から食べてください」って言うと、率先して堀江(由衣)さんが仕切る係になって「●●味と●●味と●●味がありますよ、どれにします?」ってお菓子奉行になってくれてます(笑)。この間もいろんな味のあるお菓子があった時に「じゃあ被らないように一斉に食べたい味を言ってみます?」っていきなりゲームみたいなのを始めたり。でもそのときたくさん女性がいたのに、1人も同じ味が被らなかったんですよ。その後、4人いた男性も同じようにやったら2人、2人で被るというオチがつきました(笑)。堀江さんがムードメーカーになっていつも現場を盛り上げてくれています。

ーー楽しそうな現場ですね。お芝居の上で掛け合いをされてみてはいかがですか?
 七変化するハニーについて気をつけなきゃいけないなと思うのは、声が変わって声優さんが変わると、別のキャラとして扱いたくなるんですけど、青児としてはどのハニーも如月ハニーなんだという意識でいなくちゃというのはあります。もちろん作戦上、ハニーではないと思わせなくてはいけないところは距離感を出しますけど、青児の中の心持ちとしてはどれも1人のハニーで同じなんだという気持ちでいないといけないので。あと、僕も台本をもらっている分までしか展開を知らないんですけど、ある重要人物の秘密に青児がいつ気づくんだろうと思っています。たとえば「?」って顔をしているけど、これは果たして気づいている「?」なのか、それともわかってない「?」なのかとか。それがどっちなのかは考えますね。堀江さんが演じている秋夏子や青児は、視聴者の目線にどれだけなれるかという役。ハニーの一番近くにいる一般人代表みたいな感じなので、そこのさじ加減は大事にしています。

ーー青児はハニーの秘密を知る数少ない人物ですが、浅沼さんご自身のあまり人に話していないとっておきの秘密を一つ教えてください。
 僕は、顔立ちもどちらかというと派手ですし、髪の色も明るくしてたりするせいもあってか、コミュニケーション能力が高そうに見えがちなんですが、「人見知りのプロ」って言われたことがあるくらい人見知りです(笑)。あるプロデューサーさんから「これまで、何百人という人見知りの人に会ってきましたけど、人見知りのプロに会ったのは2人だけで、そのうちの1人は浅沼さんです」って言われたくらい(笑)。アフレコ現場でも初めましての方にはなかなか話しかけられません。最近ちょっとだけお酒が飲めるようになったことでお誘いをいただくこともあるんですけど、昔は全然飲めなかったので、外に出ることも少なかったんです。でもこういうお仕事をやっていて、人がいっぱい集まるところに行く機会も多くて、いい歳して「人見知りなんですみません!」って言ってる場合じゃないだろって思いがあったので、頑張るタイプの人見知りになってるとは思います(笑)。「人見知りなんです」って誰かに言うと、だいたい「そんなことないないす、絶対ウソでしょ」って言われるんですけど、人見知りのプロは人見知りって悟らせない。だからこそのプロなんです(笑)。

ーーそれはとっておきの秘密ですね。ここでバレちゃいましたが、大丈夫ですか?(笑
 大丈夫です(笑)。

ーーまた、本作の見どころの一つ、ハニーがさまざまなキャラに変化する七変化にちなんで、もし浅沼さんが変身できるとしたらどんな自分になりたいですか?
 女性になりたいですね。企画で女性の姿になったことがあるんですけど、男性である僕が女性になるためにはメイクが2時間以上かかって、女性ってすごいなと思ったんです。女性の皆さんはきっと2時間なんてかからないと思いますが、毎日毎日こんなことをしているのかと。その企画では、ストッキングを履くために足の毛も剃ったんですけど、終わってから数日後、お風呂上りにバスタオルで体をふいてたら足がチクチクしてしょうがなくて。そのときも女性ってすごいなーと。当たり前でしょうけど、オシャレに対してのモチベーションが男性よりも高いんでしょうね。あと、お菓子一つとっても、さっきの話でも出たアフレコ現場の堀江さんがまさにそうなんですけど(笑)、僕ら男性陣は「あ、お菓子だ、食べよ」ぐらいなんですけど、女性たちは「わー♡おいしそう!やったー!
え、え、どれにしよう!」ぐらいテンション上がる人が多いんですよね。たぶん男性よりも小さな幸せを見つけるのが上手なんだろうなと思います。サラダの中に入ってるプチトマトを見て「かわいい♡」って言う人がいたりするじゃないですか。そういう感覚を味わってみたい。今よりもずっと幸せになれるんじゃないかと思うんです。今日の取材現場には女性の方が多いので、「そんなお気楽なもんじゃないんだぞ、いろいろ大変なことあるんだぞ」って怒られるかもしれないですけど(笑)、なれるものならなってみたいですね。もういいかげん子どもじゃないんで、「女湯に入ってみたいから」とかそういう理由ではなく(笑)、純粋に一度経験してみたいです。

ーーでは最後に、作品を楽しみにしている方にメッセージをお願いします。
 こうした形で、ふたたび永井先生の作品に携われて光栄です。「Cutie Honey Universe」は7つどころじゃなく注目するポイントがいくつもあります。かわいかったりきれいだったり、いろんなタイプの女性が出てくるので、そういった意味でも見所たくさんの作品だと思います。ご自身なりの楽しみ方を見つけて、楽しんでいただけたら幸いです。

プロフィール
【あさぬま・しんたろう】197615日生まれ、岩手県出身。脚本家・演出家・俳優・コピーライターとして活動。『ZEGAPAIN-ゼーガペイン』(2006年)主人公のソゴル・キョウ役をきっかけに声優としても活動をスタートする。声優としての近作は「東京喰種re」(オロチ役)、「続『刀剣乱舞花丸」(鳴狐役)、「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」(エイダン・フィールド役)など。

サイン色紙をプレゼント!
 インタビューを記念して、浅沼さんのサイン入り色紙を1名様にプレゼント! 下記の応募要項をご確認の上、奮ってご応募ください。

<応募要項>
■応募期間:2018年4月13日(金)から2018年4月27日(金)23時59分まで
■内容:浅沼晋太郎サイン色紙
■当選人数:1名様

■応募方法
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当選者には応募締め切り後、 アニメディア公式Twitterからダイレクトメッセージにて、弊社のプレゼント担当の電話番号をお伝えします。お電話にて送付先の住所や名前などをお伺いできればと思います。 ※ダイレクトメッセージ送信後48時間以内にご連絡のない場合や、フォローを外された場合(その場合ダイレクトメッセージを送付できません)は当選を無効とさせていただきます。

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<「Cutie Honey Universe」情報>
◆放送情報
AT-X 毎週日曜21:00~
リピート放送:毎週(月)21:00~
       毎週(水)13:00~
       毎週(金)29:00~
TOKYO MX1 毎週月曜19:00~
J:COMテレビ  毎週火曜22:30~     
とちぎテレビ  毎週火曜23:00~
BS-11    毎週水曜25:00~
群馬テレビ 5月29日スタート 毎週火曜19:00~
※放送日が変更になる場合がございます。

◆配信
AbemaTV 毎週月曜日19:00~

◆あらすじ
 如月ハニーは聖チャペル学園に通っている女子高生だが、その正体は天才科学者・如月博士によって生み出された美少女アンドロイド・愛の戦士キューティーハニーである。ハニーは謎の秘密結社 パンサークローを捕まえるべく、対パンサークロー捜査官とともに行動する。しかし パンサークローの幹部であるシスタージルが偽名を使い潜入。ハニーは敵であることを知らず、シスタージルを純粋に信じ続けるが……。

◆スタッフ
原作:永井豪「キューティーハニー」
監督:横山彰利 
シリーズ構成・脚本:高橋ナツコ
キャラクターデザイン:井関修一 
副監督:若林厚史
色彩設計:渡辺亜紀 
美術監督・美術設計:柴田 聡 
撮影監督:山根裕二郎 
音響監督:なかの とおる 
録音調整:菊地一之
音響効果:今野康之 
音響制作:ポニーキャニオンエンタープライズ
音楽:中山真斗(F.M.F)
音楽プロデューサー:磯山 敦 
音楽制作:エグジットチューンズ
アニメーション制作:プロダクションリード

キャスト
如月ハニー/キューティーハニー:坂本真綾
ハリケーンハニー:内田真礼
♥♥♥ハニー:黒沢ともよ
♥♥♥ハニー:田村ゆかり
♥♥♥ハニー:花澤香菜
♥♥♥ハニー:三森すずこ
(フラッシュハニー・ファンシーハニー・ミスティーハニー・アイドルハニーのいずれか)

秋夏子:堀江由衣
早見青児:浅沼晋太郎
シスタージル:田中敦子
タランチュラパンサ―:釘宮理恵

いぼ痔小五郎:居島一平
手寅あけび:田辺留依
我目モモ実:広瀬ゆうき
早見順平:寺崎裕香
早見団兵衛:富田耕生
直子:朴璐美
常似ミハル:小林ゆう
アルフォンヌ:白石稔
ポチ校長夫人:内藤玲
如月博士:森功至

オープニングテーマ A 応 P「愛がなくちゃ戦えない」
エンディングテーマ luz「SISTER」

公式サイト 
http://cutiehoney-u.com

公式Twitter 
@CutieHoney_U

(c)Go Nagai/Dynamic Planning-Project CHU



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