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【インタビュー】Machicoが『りゅうおうのおしごと!』OPテーマ「コレカラ」を、熱烈アピール!

2018/1/29


 歌手・声優として活躍するMachicoの5枚目のシングル「コレカラ」は、絶賛放送中のTVアニメ『りゅうおうのおしごと!』のOPテーマ。話題作とのタイアップに力を漲らせている彼女のインタビューが、発売中の『アニメディア2月号』に掲載されている。「超!アニメディア」では記事内でお届けしきれなかった部分も含めた、インタビュー全文をご紹介する。

――「コレカラ」を歌ううえで、まず原作を読まれたそうですね。どんな感想を持ちましたか?
 日常系アニメのようなほんわかした雰囲気がありつつ、ヒロイン・雛鶴あいちゃんの将棋に対するひたむきな姿勢も描かれている、とても素敵な作品だと思いました。また話数が進むごとに深まっていく主人公・九頭竜八一くんとの師弟愛もあり、かわいいだけではない”熱さ”も感じましたね。本作は原作の人気はもちろん、アニメ化が決まったときの反響も大きく、さらに昨年から将棋自体にも注目が集まっています。そんな話題作のOPテーマを歌わせていただけるのは、とても光栄です。

――本作の題材になっている将棋の経験はありますか?
 まだ指したことないんですよ! 周りにも将棋経験者はいなくて。それこそ最近の将棋ブームを受けて、テレビの報道で存在を思い出したくらいです。それより前は、ちょっと難しいオセロみたいなものだろうと思っていました(笑)。原作を読ませてもらって、「将棋って、こんなにも精神力を使う頭脳戦なんだ!」と驚きました。今回、せっかく作品を通して将棋と出会えたので、ちゃんとルールを覚えて、いつか対局もしてみたいです。「王手!」っと言ってみたいですし(笑)。

――通っていた学校に、将棋部はありませんでしたか?
 記憶が定かではないんですけど、もしあったとしてもまるで縁のない生活を送ってましたね……。学生時代は放送部に所属していて、野球部の公式試合のときにアナウンスを担当したり、あとは歌が小さいころから好きだったので文化祭のときは軽音部のメンバーとバンドを組んで中庭でライブをやりました。あと商業部という謎の部に、人数合わせで所属していたこともありますよ。

――放送部と軽音部は今に繋がっていますね。八一たちが将棋に打ち込むように、Machicoさんも歌に打ち込んでいたわけですね。
 そうですね。夢だった歌のお仕事が目標に変わって、本格的にオーディションに応募するようになったのは高校卒業以降です。また高校時代に友だちに誘われて参加した代々木アニメーション学院のオープンキャパスで、声優やアニメの世界について知って、そこから興味を持ち出したのがきっかけでアニソンを歌いたいと思うようにもなりました。そして19歳のときに、「ホリプロタレントスカウトキャラバン 声優アーティストオーディション」の決勝に進出することができて、そこでスタッフの方の目に留ってデビューが決まったという感じですね。もし将来について悩んでいるような方がいたら、私がそうだったようにチャレンジするのに遅いということはないので、ぜひ夢を追いかけてほしいです。

――夢を追いかける姿は、『りゅうおうのおしごと!』でも描かれていますね。
 はい。八一くんにはとても高い目標があって、そこへ向かうなかで挫折を経験するんです。そんなときに、あいちゃんや他の子のキラキラとした姿を見て、自分もがんばろうとまた立ち上がったり、純粋に将棋が好きだったころの気持ちを思い出していきます。やっぱり、がんばっている人や好きなものに夢中になっている人を見ると、パワーをもらえますよね。
 また作品の中では、”弱さ”についても描かれています。前向きなことばかり言われるよりも、挫折や失敗をどう乗り越えたのかを話してもらったほうが、伝わることもあると思います。だからこそこの作品により共感して、自分もがんばろうと思ってもらえたらうれしいです。

――「コレカラ」も、がんばる人の背中を押すパワーがありますね。
 ありがとうございます。この曲からは、明るく爽やかな心地よさと、歌詞からあふれ出る芯の強さを感じられると思います。歌っていても前向きになれますし、知らず知らずのうちに力が湧いてきます。一方で、歌詞には作品同様”弱さ”についても書かれているので、『りゅうおうのおしごと!』を好きな方にとっては、より共感してもらえるのではないかと思います。「コレカラ」はジャンルとしては応援歌ではあるけれど、手を引いて導いてくれるタイプではなく、突然背中を押されて、思わず一歩を踏み出してしまうような曲です。これは、スランプ中の八一くんのところに突然現れたあいちゃんが、彼の”光”になっていくところとよく似ていると思いますね。

――レコーディングの際、心がけたことは?
 絵がとてもかわいらしく、魅力的な女の子もたくさん登場するので、歌詞が持つ強く前向きなメッセージと、どのようにバランスをとればよいか考えました。「作品が持つかわいらしさに合わせて歌ったほうがいいかも?」と悩んだこともあります。ただ、Machicoの曲として長く歌っていくことを考えたとき、かわいらしさだけを全面に出すよりも、かわいらしい歌い方はあくまでも部分的に使うよう心がけました。たとえば、Aメロはセリフっぽい歌い回しにして、サビは一転ギアを入れて力強く歌っています。

――登場人物に気持ちを重ねて歌ったりも?
 あいちゃんの将棋に対するまっすぐな気持ちやひたむきさを考えました。力強く歌ったサビで感じていただけるとうれしいです。

――サビのメロディーがキャッチーで、すごく耳に残りますね。
 新しいけどなじみ深さがあって、聴いていただく方の耳にスッと入るメロディーだと思いますね。実はアニメのOPで流れる「コレカラ」は、CDに収録されているものとは少し違うんです。OPには、CDの音源には出てこない歌詞も一部あるので、ぜひ両方聴いてほしいです!

――ライブではどんなふうに歌いたいですか?
 特に振り付けがあるわけではありませんが、将棋にちなんだポーズを入れられたらと考えています。「王手!」みたいな(笑)。

――ところで、MVはどんな内容になりましたか?
 MVの監督さんからは、「今回は”つぼみスプラッシュ”です!」と説明されました(笑)。私が、まだつぼみの花をどうにかして咲かせようと、いろいろチャレンジするという内容になっています。スプラッシュは、水しぶきが出てくることからなのですが、私が濡れずにいかにスプラッシュ感を出すか、スタッフさんがいろいろ工夫してくださいました。大変だったのはダンボールを持って歩くシーンでしたね。軽いダンボールをいかに重そうに持つか、顔や体で演じるのは声で演じるのとはまったく違うので、大変でした。

――MVも楽しみですね。それでは最後に、2018年の抱負を教えてください。
 2017年は、デビュー5周年の特別な年でした。ワンマンライブのセットリストを初めて自分で考えるなど、自ら積極的に行動するようになった年でもあります。だから今年は、この姿勢を続けて、自分のやりたいことをもっと発信していきたいです。個人的には、もう少し大人っぽく落ち着いてしゃべれるようになりたいですね。オトナの女性としての色気も発揮していけたらと。でも、こんなことを口にしている時点で、まだまだ私にはハードルが高そうですけど(笑)。

◆プロフィール
Machico【まちこ】 「第36回ホリプロタレントスカウトキャラバン 次世代声優アーティストオーディション」のファイナリストに残り、PCゲームのテーマソング「Magical Happy Show !」でデビュー。人気アニメ『この素晴らしい世界に祝福を!』シリーズのOPを担当して、注目を浴びる。アーティスト活動と並行して、ゲーム『アイドルマスター ミリオンライブ!』の伊吹翼役など声優としても活動中。

<ニューシングル「コレカラ」>
1月31日発売
日本コロムビア
初回限定盤1,944円、通常盤1,296円
表題曲は、アニメ『りゅうおうのおしごと!』のOPで、はじけるような明るさを持ったアップテンポのポップナンバー。耳なじみのよいサビのメロディーが印象的で、思わず口ずさみたくなる。初回限定盤に付くDVDに収録される同曲のMVは、つぼみの花を咲かせようとMachicoが奮闘するストーリー。白ニット、グレーのスウェットワンピ、白Tシャツという3パターンの衣装も必見だ。

アーティスト盤

通常盤

取材・文/榑林史章



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