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野島健児が感じる「PSYCHO-PASS サイコパス」宜野座伸元の魅力「宜野座の面白さは、シリーズによって内面の成長がはっきり描かれているところ」【インタビュー】

2019/7/11


 2012年にテレビ放送が始まった「PSYCHO-PASS サイコパス」。作品が描くリアルな近未来は社会に衝撃を与えて、アニメファン以外からも注目を集めた。シリーズ最新作は劇場三部作「PSYCHO-PASS サイコパス Sinners if the System」で、今年1月から3カ月連続で公開された。9月18日(水)にBlu-ray&DVDが3作同時発売。テレビシリーズ第3期「PSYCHO-PASS サイコパス 3」の製作も発表され、ますます盛り上がる「PSYCHO-PASS サイコパス」の世界。劇場版三部作「Case.1 罪と罰」の主要キャラクター、宜野座伸元役・野島健児に作品の魅力を語っていただいた。

——前回の劇場版から約4年振りの公開となった『PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the system』でしたが、どんな思いで収録に臨まれましたか?

 アニメーションとしては間が空いているのですが、合間合間に宜野座さんと会うことはあったので、懐かしいという感覚はなかったんです。でもアニメーションとしてアフレコしてみると、やっぱりお久しぶりだな、と(笑)。合間の「PSYCHO-PASS サイコパス」関連のお仕事は音声だけだったので、こうしてガッツリひとつの作品を通して宜野座さんを演じると、懐かしさがありました。また懐かしさだけでなく、宜野座さんが成長していたので、そこを楽しみながら演じることができました。

——宜野座の成長については、どのように感じましたか?

 テレビシリーズ第1期では父との確執があり、最後の最後にやっと分かり合えたところで父との別れがありました。第2期はそこからちょっと成長して、髪も伸びて(笑)。思春期のくすぐったさを感じさせましたね。「自分は変わらなければ」という気持ちが丸見えの状態で、かわいいなと思いながら演じていました。それが今回の劇場版ではガラッと変わり大人になっていて。最初はトレンチコートを着てお父さんぶっているところが、「まだまだ追いついてないぞ」と思ってかわいかったんですけど(笑)、実際に霜月と一緒に乗り込んで行くときには、ふたりの関係性がしっかりと出来上がっていて、頼もしさを感じました。監視官だけど後輩という立場の霜月をサポートし、守りながらも命令はちゃんと聞いて、まだ若い彼女がキャンキャン吠えている中でも、それを受け止めて見守っている姿は、たぶん自分の昔の姿を見ているような気持ちだったのではないかな、と……彼女のことを把握できる大人になったのだと感じました。また任務としてはギリギリの、命の危険もある内容だったけど、ひとつひとつのお仕事に対して、楽しんで臨んでいるのを感じました。仕事を楽しむというのは、今までに描かれていなかったところで、宜野座さんが人生を楽しんでいるというところにつながり、僕にとっては彼に対して大きな希望を感じる部分でした。

——監視官から執行官へというのは、地位としては転落になりますが、宜野座としてはそれが成長するきっかけになった、と。

 自分は監視官として生きる、親父みたいにはなりたくない、という気持ちが強かったと思うんですよね。でも執行官に落ちてみたら、執行官になったというより、きっと宜野座が宜野座になれた……自分自身に戻れたという感覚なんじゃないかと思います。「監視官」から「宜野座」になった。

——劇場版「Case.1罪と罰」の完成品をご覧になった感想をお聞かせください。

 映像が流れた瞬間から、「『PSYCHO-PASS サイコパス』の世界が始まった!」と感じる、不思議な感覚って何だろう?と……他のどんなアニメでもなく、間違いなく『PSYCHO-PASS サイコパス』だとわかる、この空気感、世界観はどこから出て来るのかわからない、と思いながらも、その感覚のまま最後まで行ったような気がします。あとアクションがすごかったですね。カッコ良かった! 収録のときは、そのときの最大限のCGで収録するんですけど、どこまで落下するのかとか、想像で演じていた部分もあるので、ここまで激しいとは……宜野座さん、よく生きてたな、と(笑)。精神的な面だけでなく、物理的にも強くなったなぁと感じました。

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