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音楽朗読劇『嵐が丘』役者によって変わる「悲劇」の表現方法、声の芝居で観客を作品の世界へ誘う初日公演の出演者たち

2020/2/20


 エミリー・ブロンテによる唯一の長編小説で、世界三大悲劇のひとつとされる『嵐が丘』。これまで多くの人に衝撃を与え、映画・舞台化などもされ続けてきた本作が、2020年2月17日~24日(日・祝)にかけて、音楽朗読劇として展開されている。

 演出を担当するのは、オペラ・ミュージカルのほか、『アイ★チュウ ザ・ステージ』などの舞台演出も手掛ける田尾下哲。出演者は公演ごとに異なり、30名以上の声優がその日ごとの組み合わせで、『嵐が丘』の世界を作り出す。初日となる17日には、ヒースクリフ役として駒田航、ヒンドリー/ヘアトン/リントン役として新田杏樹、エドガー/ロックウッド役として安田陸矢、キャサリン/キャシー役として村中知が出演した。あらすじは以下の通り。

『嵐が丘』プロローグ
 舞台は、1801年。ヒースクリフがヘアトンとキャサリンと住む、嵐が丘。嵐が丘というのは、この屋敷の名前である。ひどい嵐の夜。アーンショー家の扉を必死にノックする音が聞こえる。訪ねてきたのは、ロックウッドという青年。嵐が丘の近くにある「スラッシュクロス」の屋敷を借りることになった彼が、挨拶へやってきたのだ。
 ひどい嵐のなか、越してきたばかりで案内なしでは屋敷へ行くことができないロックウッド。ヒースクリフの許可を得て、その晩は嵐が丘に泊まることとなった。
 その後、キャサリンに案内され、とある部屋へとたどり着いたロックウッド。彼はベッド脇に並んだ本のなかに1冊の日記があることに気が付く。日記の裏表紙に書かれていた名前は『ネリー』。アーンショー家に仕えた彼女が日記に記していたのは、嵐が丘の運命に翻弄された人たちの人生であった。

 今回の朗読劇の見どころのひとつは、日によって出演者が変わること。同じ人物であっても、演じ手の解釈や芝居の仕方によって表現方法は大きく異なるだろう。初日公演に出演した4人は、ふとした一言で揺れ動く、繊細で壊れやすい心の機微を“声の芝居”で表現。舞台の幕が上がるまでは朗読劇を行う場所でしかなかったステージが、気が付けば『嵐が丘』の舞台へと変わっていた……そう感じるほどに、4人の芝居によって、作品の世界へ没入することができた。

 現在、3公演が終了し、残りは8公演。どの日も違う出演者・組み合わせで展開される。誰がどのような解釈で、「悲劇」を表現していくのか、見比べるのも本朗読劇の醍醐味だと言えるだろう。一度だけでなく、何度も観ることによって、解釈もまた変わるかもしれない。

 

音楽朗読劇『嵐が丘』公演概要
日程:2020年2月17日〜2月24日
場所:TOKYO FMホール
出演: ※残りの公演分のみ記載
2月20日(木)19時
ヒースクリフ:駒田航
ヒンドリー/ヘアトン/リントン:市川太一
エドガー/ロックウッド:神尾晋一郎
キャサリン/キャシー:青山吉能(※)

※体調不良のため、青山さんに代わり、阿部里果さんが出演。

2月21日(金)19時
ヒースクリフ:中澤まさとも
ヒンドリー/ヘアトン/リントン:濱野大輝
エドガー/ロックウッド:安田陸矢
キャサリン/キャシー:山崎はるか

2月22日(土)13時
ヒースクリフ:広瀬裕也
ヒンドリー/ヘアトン/リントン:田丸篤志
エドガー/ロックウッド:中澤まさとも
キャサリン/キャシー:沼倉愛美

2月22日(土)19時
ヒースクリフ:千葉翔也
ヒンドリー/ヘアトン/リントン:田丸篤志
エドガー/ロックウッド:山本祥太
キャサリン/キャシー:山崎はるか

2月23日(日)13時
ヒースクリフ:川島得愛
ヒンドリー/ヘアトン/リントン:西山宏太朗
エドガー/ロックウッド:白石兼斗
キャサリン/キャシー:諏訪彩花

2月23日(日)19時
ヒースクリフ:川島得愛
ヒンドリー/ヘアトン/リントン:西山宏太朗
エドガー/ロックウッド:石谷春貴
キャサリン/キャシー:吉岡茉祐

2月24日(月・祝)12時30分
ヒースクリフ:笹翼
ヒンドリー/ヘアトン/リントン:若山晃久
エドガー/ロックウッド:笠間淳
キャサリン/キャシー:鈴木絵理

2月24日(月・祝)18時30分
ヒースクリフ:笹翼
ヒンドリー/ヘアトン/リントン:土田玲央
エドガー/ロックウッド:笠間淳
キャサリン/キャシー:田中美海

音楽朗読劇『嵐が丘』公式サイト
https://arashi.rodokugeki.jp



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