9月19日は「苗字の日」。
1870年(明治3年)の旧暦9月19日(新暦10月13日)に「平民苗字許可令」が出され、平民も苗字を名乗れるようになったことに由来する記念日です。
アニメキャラの苗字は、実際に存在するものからフィクションならではのユニークなものまで、さまざまなバリエーションがあります。使われている漢字や読みの響きによって、個性が際立つことも少なくありません。「こんな苗字だったらいいのに」と羨ましく思う読者もいるのではないでしょうか。
そこでアニメ!アニメ!では「憧れるアニメキャラの苗字は?」と題した読者アンケートを昨年に引き続き実施しました。9月10日から9月15日までのアンケート期間中に92人から回答を得ました。
男女比は男性約35パーセント、女性約65パーセントで、女性が多め。年齢層は19歳以下が約40パーセント、20代と30代がそれぞれ約15パーセントでした。
■苗字の力が、物語を動かす!
第1位
1位は小鳥遊(たかなし)。支持率は約11パーセントで、昨年に続いてトップとなりました。

読者からは「小鳥が遊べる=天敵の鷹がいないという言葉遊びから“たかなし”と読むのが優雅。響きも美しくて憧れます」と、成り立ちがユニークであることに触れたコメントが届きました。
第2位
2位は胡蝶(こちょう)、栗花落(つゆり)、五月七日(つゆり)、降谷(ふるや)、結城(ゆうき)。5つの苗字が同順位となりました。
五月七日は、『中二病でも恋がしたい!』の五月七日くみんから。「五月七日は旧暦の梅雨入りの時期だから“つゆり”と読むのがすごい。誰も読めないはず。実在したとされる苗字と知って二度驚いた」と、栗花落と同じ読みをする苗字もランクインしました。
降谷は、『名探偵コナン』の降谷零から。「ふるや読みの姓の中でも珍しい組み合わせで、山間部に雨や雪の降る情景がイメージできるから。降谷零というフルネームの美しさもあります」と、名前の零(れい)と合わせて気に入っているという読者が。

■そのほかのコメントをご紹介!
『ハイキュー!!』日向(ひなた)翔陽には「日向という柔らかい響きと明るいイメージが好き。画数も少なめだから書きやすいのも理由です」。



今年のアンケートでも、レア苗字が強さを発揮。さらに『鬼滅の刃』『中二病でも恋がしたい!』など同一作品から複数キャラがランクインしており、苗字そのものが世界観を形づくる要素であることがよくわかります。
■ランキングトップ5
[憧れるアニメキャラの苗字は? 2025年版]
1位 小鳥遊六花 『中二病でも恋がしたい!』/小鳥遊紡 『アイドリッシュセブン』/小鳥遊空 『パパのいうことを聞きなさい!』/小鳥遊聖 『聖女の魔力は万能です』
2位 胡蝶しのぶ 『鬼滅の刃』
2位 栗花落カナヲ 『鬼滅の刃』
2位 五月七日くみん 『中二病でも恋がしたい!』
2位 降谷零 『名探偵コナン』
2位 アスナ(結城明日奈) 『ソードアート・オンライン』/結城理 『PERSONA3 THE MOVIE』
(回答期間:2025年9月10日~9月15日)










