大ヒット公開中の映画『国宝』。主役である立花喜久雄を演じた吉沢亮さんと、ライバルとなる大垣俊介役・横浜流星さんの演技も注目を集めています。『国宝』をきっかけに、大河ドラマなど2人の出演作を履修している方も多いでしょう。
実はアニメ・マンガ関連の作品にも縁が深い吉沢さんと横浜さん。原作ファンやアニメファンも唸らせた出演作の一部を紹介します!
■キャラが二次元から飛び出した!? 吉沢亮さんの出演作
吉沢亮さんは、『キングダム』嬴政/漂役、『東京リベンジャーズ』佐野万次郎役など、数々のマンガ原作映画に出演してきました。『銀魂』沖田総悟役では、「あまりにも沖田そのもの」「とんでもないイケメンがいる」と話題になったことも。『国宝』の約1ヶ月後に公開された『ババンババンバンバンパイア』では森蘭丸をコミカルに演じており、演技力の幅広さでファンを驚かせています。
声優としてアニメに出演したこともある吉沢さん。『空の青さを知る人よ』では、金室慎之介(31歳)と、高校時代の慎之介である「しんの」(18歳)を担当しました。年代の違う同一人物を、声だけで見事に演じ分けています。しかも歌唱シーンもあり、吉沢さんの声の魅力を堪能できる作品です。
さらに『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ワールド ヒーローズ ミッション』ではゲストキャラ、ロディ・ソウル役で出演。「違和感がなさすぎる」「エンドロールを見るまで気づかなかった」とアニメファンが驚いたほど、声でも高い演技力を見せました。
■原作ファンから感謝も!横浜流星さんの出演作
横浜流星さんは、マンガ原作の実写作品にいくつも出演しています。『初めて恋をした日に読む物語』では、ピンク髪の不良高校生・由利匡平を、『虹色デイズ』では、ドSな高校生・片倉恵一を、『私たちはどうかしている』では老舗和菓子屋の跡取り息子・高月椿を演じました。少女マンガ原作作品に多く出演しており、乙女心を掴む数々のイケメン役に思わずキュンキュンしてしまいます。
横浜さんの原作愛を語るうえで欠かせない作品が映画『嘘喰い』。原作同様に髪を銀髪に染め、正体不明の天才ギャンブラー・斑目貘を演じました。
銀髪センター分けのビジュアルのかっこよさはもちろん、ファンの間でとくに一目置かれたのが原作をリスペクトする姿勢です。当初の台本ではキャラクターの持ち物が原作と違っていたものの、横浜さんが監督たちを説得して原作準拠に戻したという裏話も。ファンは「原作へのリスペクトがすごい」「感謝しかない」「一生分の恩がある」など、横浜さんを高く評価しています。
ほかにも『スーパーダンガンロンパ 2 THE STAGE~さよなら絶望学園~』日向創役など、2.5次元舞台への出演経験もある横浜流星さん。アニメ・マンガ・ゲームファンとの接点も多い俳優だといえるでしょう。
■共演作が見たい方はこちらもチェック!
吉沢亮さんと横浜流星さんの共演作が見たい方は、『仮面ライダーフォーゼ』と『オオカミ少女と黒王子』も要チェックです!
『仮面ライダーフォーゼ』は横浜流星さんのドラマデビュー作でもある特撮作品。吉沢亮さんは朔田流星(仮面ライダーメテオ)役で、横浜さんは朔田の親友・井石二郎役で出演しています。17話、18話では朔田がメテオに変身するきっかけとなった、2人の過去が描かれました。
ちなみにその後、横浜さんは『烈車戦隊トッキュウジャー』のヒカリ(トッキュウ4号)役を演じ、吉沢さんと同様に特撮作品のメインキャラクターを担当しました。
また、『オオカミ少女と黒王子』では主人公の親友、日比谷健を横浜さんが、メガネ男子の日下部憂を吉沢亮さんが演じました。日比谷健は世話焼きな性格で、横浜さんの元気な演技が光ります。一方日下部憂はメガネをかけているときと外したときのギャップが魅力的で、吉沢さんの振り幅のある表情が楽しめる役柄です。
アニメ・マンガ関連作品でも堪能できる吉沢亮さんと横浜流星さんの演技。『国宝』とはまた違ったビジュアルや表現を、ぜひお楽しみください!