「電撃文庫」発のライトノベルを原作とするTVアニメ『レプリカだって、恋をする。』が、2026年に放送されることが決定した。これに伴いティザービジュアルとティザーPVが公開。メインスタッフとキャストも発表され、ナオ／愛川素直役を諸星すみれが務めることも明らかになった。
『レプリコ』こと『レプリカだって、恋をする。』は、「読書メーターOF THE YEAR 2023-2024」のライトノベル部門や「第11回静岡書店大賞」の【映像化したい文庫部門】で1位に輝くなど人気を博す、身代わりとして生み出された少女の切なくも甘酸っぱい恋愛模様を描く青春群像劇だ。原作の最新第5巻、コミカライズの最新第4巻が、ともに8月8日に発売される。
「レプリカ」のナオは、愛川素直の身代わりとして目立たないように日常をやり過ごしている。素直が行きたくないときは代わりに学校に行き、勉強や運動を頑張るのも、すべてはオリジナルである素直を助けるため。しかしある日、恋に落ちてしまった。たったそれだけで、ナオの日常は鮮やかに変わってゆく。
制服デートも、内緒の約束も、キラキラ輝く2人だけの特別な時間だ。今だけはどうかこのまま。――そう願うほど、ナオは素直に言えないことが増えてゆく。素直もまた、変わってゆくナオを感じ、焦りを抱くようになり……。海沿いの街を舞台に、甘くちょっぴり不思議な青春ラブストーリーが繰り広げられる。
このたび公開されたティザービジュアルは、主人公であるレプリカの少女「ナオ」と、彼女を身代わりとして呼び出すオリジナルの「愛川素直」という、対となる2人のメインキャラクターが描かれたもの。ティザーPVには初のアニメ映像が収められた。
制作はVoilが担当し、『アイカツ!』や『もののがたり』、『おとなりに銀河』の木村隆一が監督を務める。シリーズ構成には『ヲタクに恋は難しい』や『スキップとローファー』の篠塚智子、キャラクターデザインには『おそ松さん（第3期）』や『はたらく細胞BLACK』、『重神機パンドーラ』の安彦英二が名を連ねた。
また、ティザーPV内でボイスが初お披露目されたナオ／愛川素直役を、諸星すみれが務めることも明らかになった。レプリカとオリジナル、2人の少女を繊細に演じ分ける演技に注目となりそうだ。公式X（旧Twitter）では、諸星の直筆サイン入りポスターが抽選で当たるプレゼント企画も行われる。このたびの発表を受け、諸星と原作の榛名丼からコメント、キャラクター原案のraemzからイラストも寄せられた。
TVアニメ『レプリカだって、恋をする。』は、2026年に放送される。今後のさらなる続報を楽しみに待ちたい。
＜以下、コメント全文掲載＞
諸星すみれ(ナオ／愛川素直役)
原作を読んだとき、登場人物それぞれのリアルな心情の表現に惹き込まれました。爽やかな世界に描かれる繊細さ、強さ、愛らしさ、危うさ、そのすべてが胸に刺さり、私自身も、彼女たちとともに青春を過ごしたような気持ちです。きゅんとくるお気に入りのシーンもたくさんあるので、ぜひ楽しみにお待ちいただけたら嬉しいです。よろしくお願いいたします。原作・榛名丼
原作者の榛名丼と申します。最初は文字から始まったナオたちの物語がアニメになるなんて、本当に嬉しい気持ちでいっぱいです。本作を応援してくださった読者の皆様、書店の皆様、出版社・制作スタッフの皆様に心より感謝を申し上げます。原作を読んだ方も、そうでない方も、アニメ版レプリコを一緒に楽しんでいただけたら幸いです。
TVアニメ『レプリカだって、恋をする。』
2026年放送決定！
【スタッフ】
原作：榛名丼（電撃文庫/KADOKAWA刊）
キャラクター原案：raemz
監督：木村隆一
シリーズ構成：篠塚智子
脚本：篠塚智子、森江美咲
キャラクターデザイン：安彦英二
制作：Voil
【キャスト】
ナオ/愛川素直：諸星すみれ
（C）榛名丼/KADOKAWA/レプリカだって、恋をする。
