7月13日は「イーサン・ハントの日」。
イーサン・ハントは、スパイアクション映画『ミッション:インポッシブル』の主人公です。日本では1996年の同日に、シリーズ第1作が劇場公開されたことが、記念日の由来となっています。現在はシリーズ最新作『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』が公開中です。
スパイといえば、アニメの世界にも秘密裏に任務を遂行するキャラクターたちが数多く登場します。鉄壁の警備をかいくぐって極秘施設に潜入したり、正体を隠して社会に溶け込んだり、ときには堂々と正面突破で敵に立ち向かったり……。大胆さと緻密さを兼ね備えたスパイの暗躍が、物語にスリルと興奮をもたらします。
そこでアニメ!アニメ!では「“スパイ”キャラといえば?」と題した読者アンケートを昨年に引き続き実施しました。6月26日から7月2日までのアンケート期間中に87人から回答を得ました。
男女比は男性約40パーセント、女性約60パーセントで、女性が少し多め。年齢層は19歳以下が約30パーセント、20代と30代がそれぞれ約15パーセント、40代が約25パーセントでした。
■最新作に注目! 話題のスパイがランクイン
第1位
1位は『SPY×FAMILY』のロイド・フォージャー。支持率は約40パーセントで、昨年に続いてトップとなりました。

10月からはSeason 3の放送も予定されており、「OPアニメではシリーズが進むごとに、仲睦まじい家族らしさが深まっているようで、温かい気持ちになります」と、最新作への期待も。スパイとしての完璧さはもちろん、家族の中で見せる人間味が多くの支持を集めています。
第2位
2位は『名探偵コナン』の安室透(降谷零)。支持率は約11パーセントで、こちらも昨年と同順位です。

第3位
3位は『文豪ストレイドッグス』の立原道造。支持率は約7パーセントで、トップ3は昨年と同じキャラクターが並びました。
立原道造はポートマフィアの武闘派組織・黒蜥蜴の十人長として現れますが、物語が進むにつれて、軍警最強の特殊部隊・猟犬のスパイだったことが明かされます。読者からは「シリーズ初期から登場していて、スパイだと判明したときはビックリ。諜報活動中に鼻に貼っている絆創膏も印象的」と、意外な正体に驚いたという読者の声が寄せられました。本作からは坂口安吾もランクイン。騙し合いや情報戦が交錯する世界観が、多くのファンを惹きつけています。
■そのほかのコメントをご紹介!
『スパイ教室』クラウスには「スパイチーム『灯』のボスで、世界最強のスパイ。天才すぎて教えるのは苦手で、教師としては落第レベルという不器用さが面白い。あと犬に噛まれても痛みを我慢する姿が可愛かった」。
『ガールズ&パンツァー』秋山優花里には「対戦校に潜入して相手チームの情報収集をするだけでなく、自ら撮影・編集もこなすなど、高い諜報能力を発揮しているから」。

『ルパン三世』峰不二子には「ルパンより先に敵のアジトに潜入していたり、単独で動いたりすることもある謎多き女スパイ。作品によって敵になったり味方になったり……。新作ではどんな不二子ちゃんを見せてくれるのでしょうか」と、『LUPIN THE IIIRD THE MOVIE 不死身の血族』が公開中のタイトルにも投票がありました。

2025年版では人気キャラクターが安定した強さを見せています。来年以降、この牙城を崩す新たなスパイは現れるのでしょうか。
■全体ランキング
[“スパイ”キャラといえば? 2025年版]
1位 ロイド・フォージャー(黄昏) 『SPY×FAMILY』
2位 安室透(降谷零) 『名探偵コナン』
3位 立原道造 『文豪ストレイドッグス』
4位 秋山優花里 『ガールズ&パンツァー』
4位 グレーテ 『スパイ教室』
6位 あさぎりゲン 『Dr.STONE』
6位 朝野太陽 『夜桜さんちの大作戦』
8位 アーニャ・フォージャー 『SPY×FAMILY』
8位 諸伏景光 『名探偵コナン』
(回答期間:2025年6月26日~7月2日)