宮野真守さんが演じたキャラで、一番好きなキャラは？「文スト」太宰治、3年連続トップなるか!? 1位は「ふざけているかと思いきや…」＜25年版＞

6月8日は宮野真守さんのお誕生日です。

宮野真守さんは2000年代に声優デビュー。第2回声優アワードでは主演男優賞、第6回では助演男優賞とユニット名義で歌唱賞、第8回では個人で歌唱賞、第14回ではSNSで最も印象に残った声優に贈られるインフルエンサー賞と、数多くの賞に輝きました。

2025年春は『LAZARUS ラザロ』や『TO BE HERO X』、『謎解きはディナーのあとで』などのアニメはもちろん、実写映画『パリピ孔明 THE MOVIE』にも出演。アーティストとしては、6月4日にライブBD&DVD「MAMORU MIYANO LIVE TOUR 2024-2025 ～DRESSING!～」のリリースを控えています。

そこで宮野真守さんのお誕生日をお祝いする気持ちを込めて「演じた中で一番好きなキャラクターは？」と題した読者アンケートを昨年に引き続き実施しました。5月25日から5月29日までのアンケート期間中に923人から回答を得ました。
男女比は男性約25パーセント、女性約75パーセントで、女性が多め。年齢層は19歳以下が約45パーセント、20代と30代がそれぞれ約20パーセントでした。

■『文スト』太宰治がダブルスコアでトップに！

第1位

1位は『文豪ストレイドッグス』の太宰治。支持率は約24パーセントで、3年連続のトップとなりました。

『文豪ストレイドッグス』第3シーズンメインビジュアル（C）朝霧カフカ・春河35ＫＡＤＯＫＡＷＡ2019文豪ストレイドッグス製作委員会

読者からは「普段はおちゃらけているけれど、常人には決して背負えない壮絶な過去の持ち主。ときおり見せる影のある演技から、その一端が垣間見える深みのある芝居に心を撃ち抜かれました」や「太宰治の道化的な魅力と底知れない闇を見事に表現しているから。15歳、18歳、22歳と、異なる年齢を演じながらも、奥底には一貫性があり、少しずつ声のニュアンスを変えている幅の広さにも驚いた」と、多彩な一面を堪能できるキャラクターだというコメントが多数寄せられました。
「ふざけているかと思いきや、急に声が変わってシリアスになる瞬間がたまらない！」と演じ分けも印象的で、ミステリアスな太宰の魅力を引き出しています。なお『文スト』は2026年4月のアニメ化10周年に向けて、さまざまな企画が進行中です。

第2位

2位は『うたの☆プリンスさまっ♪』の一ノ瀬トキヤ。支持率は約10パーセントで、こちらは3年連続の2位でした。

『劇場版うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEスターリッシュツアーズ』メインビジュアル（C）UTA☆PRI-MOVIE ST PROJECT

「かつては一匹狼のような存在でしたが、今はグループを冷静にまとめるポジションに。自らを律するストイックなトキヤに長年惹かれています」や「得意楽器が“ボーカル”という、まさに宮野真守さんにしか演じられないアイドル！ライブでは宮野さんとトキヤがお互いにリスペクトしながら高め合っているようで、いつも新しい景色を見せてくれるから」と、ゲームやアニメだけでなく、ライブパフォーマンスにも絶賛の声が届いています。
「トキヤの完璧な歌唱力は天性のものではなく、実は努力の賜。子どもの頃から役者として経験を重ねてきた宮野さんだからこそ、その説得力が出せるのだと思う」と、努力家である点も魅力。現在は先輩アイドルがメインの劇場版『TABOO NIGHT XXXX』が公開中です。

第3位

3位は『大怪獣バトルウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』のウルトラマンゼロ。支持率は約6パーセントで、トップ3は昨年と同じ顔触れが並びました。

「2009年の初登場以来、新たな力を得ながら第一線で戦い続けているのがスゴイ！セブンの息子であるゼロが、数々の修羅場を乗り越えて、今では後輩たちを導いている姿を見ると感慨深いですね」や「“セブンの息子だ！”や“2万年早いぜ！”といった威勢のいいセリフが大好き。熱さと優しさを併せ持つ性格が宮野さんの声にピッタリ合っていて、ゼロが駆けつけると安心感があります」と、長年愛されるヒーローが今年も上位に。初めてファンになったウルトラマンとしてゼロを挙げるコメントも多く、生誕15周年を迎える中でのランクインとなりました。

■そのほかのコメントをご紹介！

『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ユアネクスト』ジュリオ・ガンディーニには「資産家に仕える執事で丁寧な口調かと思いきや、デクを“ヒーローのガキ様”と呼ぶなど、意外と毒舌。映画オリジナルキャラですが、TVアニメ7期にも一瞬出てきて嬉しかった」。

『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ユアネクスト』ビジュアル（C）2024「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE」製作委員会

『DEATH NOTE』夜神月には「大量殺人鬼のキラと、記憶を失い好青年になったライトの演じ分けが見事！計画通りに進んだときの高笑いも、追い詰められたときの絶叫も耳から離れない!!」。

TVアニメ『DEATH NOTE』ビジュアル(C)大場つぐみ・小畑健／集英社・VAP・マッドハウス・NTV・D.N.ドリームパートナーズ

『謎解きはディナーのあとで』風祭京一郎には「刑事でありながら自動車メーカーの御曹司であることを鼻にかけたり、カッコ付けているけど推理力はダメダメだったりと、ちょっと面倒な人。でも根は悪い人ではないとわかるところがさすがです」。

『謎解きはディナーのあとで』キービジュアル（C）東川篤哉／小学館／「謎解きはディナーのあとで」製作委員会

『ゾンビランドサガ』巽幸太郎には「ゾンビをアイドルにするという突飛な発想の面白プロデューサー。かと思いきや、誰にも明かさない強い信念を胸に秘めている。そのギャップが魅力的で、終盤の宮野さんの演技に思わず震えた」と、劇場版の公開を控えるタイトルにも投票がありました。

『ゾンビランドサガゆめぎんがパラダイス』ビジュアル（C）劇場版ゾンビランドサガ製作委員会

今回のアンケートでは00年代から20年代まで幅広いキャラクターが登場。その中でも節目の年を迎えたタイトルからのランクインが多く見られました。

■ランキングトップ10

[宮野真守さんと演じた中で一番好きなキャラクターは？ 2025年版]
1位太宰治『文豪ストレイドッグス』
2位一ノ瀬トキヤ『うたの☆プリンスさまっ♪』
3位ウルトラマンゼロ『大怪獣バトルウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』ほか
4位宮侑『ハイキュー!!』
5位要圭『忘却バッテリー』
6位夜神月『DEATH NOTE』
7位松岡凛『Free!』
8位須王環『桜蘭高校ホスト部』
9位岡部倫太郎『STEINS;GATE』
10位刹那・F・セイエイ『機動戦士ガンダム00』
10位童磨『鬼滅の刃』

（回答期間：2025年5月25日～5月29日）