TVアニメ『薬屋のひとりごと』第40話「巣食う悪意」が、2025年4月25日に放送。女官たちが話題にしていた美麗な宦官の正体が明らかとなり、SNS上に驚きの声が上がった。
※以下の本文にて、本テーマの特性上、作品未視聴の方にとっては“ネタバレ”に触れる記述を含みます。読み進める際はご注意下さい。

『薬屋のひとりごと』は、日向夏が「ヒーロー文庫」より刊行中で「ビッグガンガン」および「サンデーGX」でのコミカライズも展開している、シリーズ累計3,800万部を突破した小説を原作とする後宮謎解きエンタテインメントだ。中世の東洋を舞台に、「毒見役」の少女・猫猫が宮中で起こる様々な難事件を次々に解決する姿を描く。
TVアニメ第1期は2023年10月より放送が開始されると、各配信プラットフォームでは視聴ランキングで常に上位にランクインし、「TVerアワード 2023」の特別賞を受賞するなど大きな話題となった。
先週放送された第39話では、壬氏が猫猫に「園遊会で渡した簪をつけること」をお願いし、SNS上で「猫猫に簪をつけてほしい壬氏様、なんだかけなげ」「簪をつけさせる口実ができて良かったねw」「猫猫が簪を売ったと怪しむのかわいいwww」といった声が上がった。
そして今回の第40話では、逆子の疑惑もある玉葉妃の出産を援護するため、猫猫の薬の師であり、養父の羅門が後宮の医局へとやって来た。羅門はすぐに今の後宮の問題点をまとめ、手習所に通う女官たちの練習も兼ねて、書き移せるようにと手本を作る。

それを手習所へ届けると、猫猫は羅門が後宮を追放される前にも同様のことをしていたと手習い所の老宦官から聞く。それを受けて猫猫は、その注意書きが“悪意ある者”に“害をなすもの”を逆に教えてしまうことになったのではないかと考える。

その真相を知るために、猫猫はとある人物を訪ねる。その人物とは、診療所の深緑。以前の水晶宮で起こった堕胎の事件は、彼女が仕掛けたことだと思ったのだが――。猫猫は問い詰めようとするのだが、「病にかかった女官たちを助ける場所がなくなるのは避けたい」それを止めるのだった。

その際、診療所にたくさんの本が置いてあるのを発見。1冊手を取って中を見てみると、子翠がこの本を持ち込んだことがわかり……。
そこに「深緑、そいつには気を付けた方がいい」と言ってやって来たのは、女官たちの間で話題になっている、新入りの美麗な宦官。なんとその正体は、行方をくらましていた翠苓だった。

翠苓は子翠を人質にとり、猫猫に後宮を一緒に出るよう命令してきて……。
美麗の宦官の正体に、視聴者は驚愕。SNS上では「まさか翠苓だったとは!!!」「猫猫、よく気づいたな……」「一気に伏線回収されはじめて、驚きの連続だった」といった声が上がっていた。
この第40話「巣食う悪意」は、ABEMAにて無料配信中。
(C)日向夏・イマジカインフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会