「攻殻機動隊」新作TVアニメ“THE GHOST IN THE SHELL”26年放送決定!円城塔がシリーズ構成・脚本 | 超!アニメディア

「攻殻機動隊」新作TVアニメ“THE GHOST IN THE SHELL”26年放送決定!円城塔がシリーズ構成・脚本

「攻殻機動隊」シリーズのTVアニメ最新作の正式タイトルが『攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL』に決定。ティザービジュアル第2弾公開が公開され、監督はモコちゃん、シリーズ構成・脚本は円城塔、キャラクターデザイン・総作画監督は半田修平が務める。

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TVアニメ『攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL』ティザービジュアル第2弾(C)2026 Shirow Masamune/KODANSHA/THE GHOST IN THE SHELL COMMITTEE
  • TVアニメ『攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL』ティザービジュアル第2弾(C)2026 Shirow Masamune/KODANSHA/THE GHOST IN THE SHELL COMMITTEE
  • TVアニメ『攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL』特報第2弾 場面カット(C)2026 Shirow Masamune/KODANSHA/THE GHOST IN THE SHELL COMMITTEE
  • TVアニメ『攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL』特報第2弾 場面カット(C)2026 Shirow Masamune/KODANSHA/THE GHOST IN THE SHELL COMMITTEE
  • TVアニメ『攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL』特報第2弾 場面カット(C)2026 Shirow Masamune/KODANSHA/THE GHOST IN THE SHELL COMMITTEE
  • 『攻殻機動隊』第1巻 書影
  • 『士郎正宗の世界展~「攻殻機動隊」と創造の軌跡~』

「攻殻機動隊」シリーズのTVアニメ最新作の正式タイトルが『攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL』に決定。ティザービジュアル第2弾公開が公開され、監督はモコちゃん、シリーズ構成・脚本は円城塔、キャラクターデザイン・総作画監督は半田修平が務める。

『士郎正宗の世界展~「攻殻機動隊」と創造の軌跡~』 ポスター

『攻殻機動隊』は士郎正宗が1989年に「ヤングマガジン増刊 海賊版」で発表したSFマンガである。1995年の押井守監督による『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』を筆頭に、これまで何度も映像化されてきた人気シリーズだ。
4月12日からは原画展『士郎正宗の世界展~「攻殻機動隊」と創造の軌跡~』が世田谷文学館にて開催。その初日にあわせて、新作TVアニメの最新情報が明らかになった。

2024年5月25日に行われた公式音楽イベント「DEEP DIVE in sync with GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」にて、サイエンスSARUがアニメーション制作を行う新シリーズ『攻殻機動隊(仮)』として制作発表されていた本作。このたび正式タイトルが『攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL』に決まり、原作コミック第1巻と同じく“THE”を冠するタイトルになることがわかった。

TVアニメ『攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL』特報第2弾 場面カット

監督は、TVアニメ『ダンダダン』副監督やエンディングアニメーションの絵コンテ・演出をはじめ、Netflixシリーズ『スコット・ピルグリムテイクス・オフ』やTVアニメ『平家物語』などに参加し、本作が初監督となるモコちゃんが務める。
シリーズ構成・脚本は円城塔が担当。TVアニメ『ゴジラS.P<シンギュラポイント>』などで脚本家としても活躍し、「攻殻機動隊」小説アンソロジーの一編『Shadow.net』を上梓した芥川賞作家が、最新作にも携わることになった。

TVアニメ『攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL』特報第2弾 場面カット

キャラクターデザイン・総作画監督は、Netflixシリーズ『スコット・ピルグリムテイクス・オフ』やTVアニメ『リトルウィッチアカデミア』などでキャラクターデザインなどを手がける半田修平が担当。放送は2026年を予定している。
ティザービジュアル第2弾は半田による描き下ろしで、主人公・草薙素子とAI搭載型思考戦車・フチコマが登場。コミック第1巻の表紙ラフ案のオマージュを感じさせる1枚に仕上がった。

特報第2弾は本作の原画やコンテと思われる制作素材で構成されており、作中で描かれるドラマを垣間見られる内容となった。なお原画展の展示会場では、会場限定の特報第2弾特別バージョンも上映されている。

そして原作者・士郎正宗によるコメントも公開。『攻殻機動隊』公式TikTokもオープンし、最新作を盛り上げていく。

<以下、コメント全文掲載>

【原作者:士郎正宗コメント】

アニメ作品に限って言うと、今回の『攻殻』は押井氏版、神山氏版、黄瀬氏版に次ぐ4番目の『攻殻』、或いは『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』と『イノセンス』を分け、『S.A.C.』シリーズを1期・2期・SSS、『ARISE』シリーズと『新劇場版』、『SAC_2045』シリーズを1期・2期に分ける企画としては10作目となる。
制作関係者が替わった観点からだと第2世代型の1作目と捉えることも可能だろうか。
元々の原作マンガが古い点はもう諦めてご容赦頂くとして(陳謝)、今回も良い映像作品となって何らかの形でお楽しみ頂ければ幸いかと思う。


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『攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL』
作品形式:TVアニメーション
原作:士郎正宗「攻殻機動隊」(講談社KCデラックス刊)
監督:モコちゃん
シリーズ構成・脚本:円城塔
キャラクターデザイン・総作画監督:半田修平
アニメーション制作:サイエンスSARU
公開時期:2026年放送予定

『士郎正宗の世界展~「攻殻機動隊」と創造の軌跡~』
会期:2025年4月12日(土)~8月17日(日)※月曜日は休館日(祝日の場合は開館、翌平日休館)
会場:世田谷文学館(東京都世田谷区南烏山1丁目10−10)
主催:公益財団法人せたがや文化財団世田谷文学館、講談社、パルコ
企画協力:青心社
特別協力:士郎正宗
後援:世田谷区、世田谷区教育委員会
グラフィックデザイン:坂脇慶、飛鷹宏明
空間構成:トラフ建築設計事務所

(C)2026 Shirow Masamune/KODANSHA/THE GHOST IN THE SHELL COMMITTEE

《高橋克則》
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