ラトビア出身のクリエイター、ギンツ・ジルバロディス監督の長編2作目となるアニメ映画『Flow』が、ファインフィルムズの配給で2025年3月14日より全国劇場で公開される。このたび本作が、“アニメーション界のアカデミー賞”とも称される「アニー賞」にて、長編インディペンデント映画賞、脚本賞の2部門を受賞した。
『Flow』は、世界が大洪水に包まれ、今にも街が消えようとする中、ある一匹の猫が居場所を後に旅立つことを決意するところから始まる物語を描くアニメ映画だ。
猫は流れて来たボートに乗り合わせた動物たちと、想像を超えた出来事や予期せぬ危機に襲われる。しかし彼らの中で少しずつ友情が芽生えはじめ、たくましくなっていく。はたして彼らは運命を変える事ができるのか。そして、この冒険の果てにあるものとは。
2024年、「カンヌ国際映画祭」の「ある視点」部門でプレミア上映を飾り、同年の「アヌシー国際アニメーション映画祭」では審査員賞、観客賞含む4冠に輝いた。2025年の「ゴールデングローブ賞」では『インサイド・ヘッド2』、『野生の島のロズ』、『モアナと伝説の海2』らそうそうたるビッグタイトルをおさえてアニメーション映画賞を受賞している。
このたびそんな本作が、“アニメ界のアカデミー賞”とも称される「アニー賞」において、長編インディペンデント作品賞、脚本賞の2部門を受賞したことがわかった。うち長編インディペンデント作品賞では、押山清高監督による大ヒット作『ルックバック』、2025年の「アカデミー賞」長編アニメーション賞にノミネートされているアダム・エリオット監督『かたつむりのメモワール』らを抑えての堂々の受賞だ。また脚本賞では、『インサイド・ヘッド2』らを抑えての快挙となった。
ラトビア出身のクリエイター、ギンツ・ジルバロディス監督の長編2作目となるアニメ映画『Flow』は、3月14日よりTOHOシネマズ日比谷ほかにてロードショー。「アカデミー賞」では長編アニメーション賞、国際長編映画賞の2部門にノミネートを果たしている本作、さらなる注目を集める中、3月2日（現地時間）に発表となる結果にも期待が高まる。
『Flow』3月14日（金）よりTOHOシネマズ 日比谷他にてロードショー
監督：ギンツ・ジルバロディス
2024／ラトビア、フランス、ベルギー／カラー／85分 配給：ファインフィルムズ
映倫：G 文部科学省選定（青年／成人／家庭向き）
原題：Flow 後援：駐日ラトビア共和国大使館
（C）Dream Well Studio, Sacrebleu Productions & Take Five.
