「また会えるの…!?」“再会を必ず”「NO.6」14年振りの新作にSNS騒然！梶裕貴も「“今”演じたい」続編に期待!?

あさのあつこによる小説『NO.6』の続編『NO.6再会』が2025年5月28日に発売することがわかった。まさかの続編発表を受けSNSは大盛り上がりとなり、一時はトレンド1位に輝く。またアニメで声優を担当した梶裕貴、細谷佳正もSNSで反応している。

『NO.6（ナンバーシックス）』は、あさのあつこが手掛ける150万部超えのベストセラー近未来SF小説。シリーズ全10巻が発売中で、コミカライズ版は全9巻が電子書籍で発売している。

物語は、世間知らずな超エリートの紫苑とテロリストのネズミが運命的に出会うところから始まる。偽りの理想都市「NO.6」を崩壊させる少年たちの戦いを描いた内容が人気を博した。友情というにはあまりにも激しく、宿命というにはあまりに切ないふたりの物語が展開されている。

そんな『NO.6』シリーズが幕を下ろしてから14年経った2025年、ファンたちが待ち望み続けた続編の刊行がついに決定。『NO.6［ナンバーシックス］再会』として、ネズミが「NO.6」を去ってから2年後の世界が描かれる。

最終巻で「再会を、必ず。紫苑」と告げたネズミ。続編では、紫苑は「NO.6」再建委員長の座に就く。しかし不安定な政情に悩み、得体のしれない無差別暗殺者に狙われていて、ネズミの存在を渇望していたのだ。そんなとき、そのネズミの気配を近くに感じる。
再会した2人は再び、誰もが虐げられない世界をつくることができるのか。そして罠だらけの現実に、2人は「希望」を見つけることができるのか。紫苑とネズミ、2人の少年のかけがえのない結びつきと「戦い」を見届けられるという内容だ。

SNSは発表と同時に大賑わいとなり、予約開始時にはX（旧Twitter）上のトレンド1位に。「ァ……ァ……マジ!?!?!?」「また会えるの………!?」「予約しました。本当にありがとうございます……」と感激の声で溢れかえることとなった。

続編発表について喜びをあらわにしたのはファンだけではない。本作は2011年7月から9月にかけてフジテレビ系列「ノイタミナ」枠でTVアニメも放送されており、ネズミを演じる細谷佳正は自身のXに「新作ですってよ　"再開を必ず"」と投稿。

そして紫苑役の声優・梶裕貴は、「え!!!!『NO.6』新作!!!!!!???? 再会…!!!!???」と非常に驚いているコメントを投稿した。ファンも声優も、嬉しいサプライズとなったようだ。

また装画、挿絵はアニメ『NO.6』のキャラクター原案・コンセプトデザインを担当したイラストレーター・toi8が担当。梶裕貴はtoi8の投稿を引用し、「『今』の紫苑とネズミ。彼を『今』の自分が演じたい」というコメントをした。

続編のアニメ化にも胸を躍らせるかのような声優陣の投稿に、ファンたちは「アニメ化実現しますように!!」「梶さんの演じる紫苑に“再会”したいです」「アニメ…見返します！」「楽しみすぎて飛ぶ」など大興奮。『NO.6再会』がアニメ化される日が来るか、早くも楽しみで仕方がない声で埋め尽くされている。

待望の続編『NO.６再会』シリーズの第1巻『NO.6［ナンバーシックス］再会＃1』は、2025年5月28日より発売。現在、Amazonや楽天ブックスなど各書店にて予約受付中だ。

＜以下、コメント全文＞

著：あさのあつこ

声を聞きました。ネズミの声です。

「生きる場所も死ぬ場所も自分で決める。あんたじゃなくおれが決める。余計なお節介は止めてもらおうか」と。
そうか、彼らは既に出逢い、運命を紡ぎ始めているのか。
だとしたら、わたしも、もう一度だけ、本当にもう一度だけ、彼らに手を伸ばそう。この手で彼らの生に触れてみよう。
『NO.6』の作者として戦ってみよう。あれほど恋焦がれた少年たちに挑んでみよう。
今はただ、それだけを考えています。

14年の時を経て、あなたに再び『NO.6』を届けます。