――キャラクターを演じる中で難しかった点や、印象的なセリフなどはありましたか?
千葉 印象的だったのは第2話で初めてボウフウリンの口上を言いながら不良に立ち向かうシーンですね。演じるときは「強そうにはならないけど負けるつもりでも言っていない」という塩梅で挑んだので、とにかく全力で叫んでいます。
あと第1話は出番がないのでアフレコに参加していなかったのですが、第1話で柊が口上を言っていて。次に言うのはケンカが弱い楡井なんだ!と思ったのが印象的でしたね。
戸谷 第9話で梅宮が丁子に「思い出せぇ!! 兎耳山ぁ!!」と言って頭突きをするところが印象的でした。丁子が昔のことを思い出す場面だったので、そこを一緒に中村さんとアフレコすることで、受け取ったものがたくさんあったなと感じます。
岡本 セリフ的には「ありがとう」も強いイメージだけどね。
戸谷 そのあとの「ごめんね」もかなり辛いところでしたね。
千葉 梶は、大きい声を出すシーンが難しくないですか?
岡本 難しかった。でも一番難しかったのは第4話の「しし…とうれん…」ですかね(笑)。アフレコ時に「キャラクター性は出さないで」と言われていて「なんでだろう?」と思っていましたが、まだ第4話後にはキャスト発表がなかったんですよね。そこが一番難しかった。
戸谷 梶を岡本さんが演じるということが第4話時点ではまだ発表されない、ということは、実際に放送されて知ったということですね。
岡本 危なかった。言いかねなかったです。自分のXで宣伝しようかなと思っていたらEDのスタッフロールが「????」になっていて(笑)。
千葉 放送終了してから言うのが大事ですね。告知って(笑)。
岡本 危険でした。本当(笑)。
■「守るケンカ」があらためて意識された最終回

――最後に、最終回をこれから見る方へみどころや、視聴者の皆さんへメッセージをお願いします。
千葉 獅子頭連との戦いを経て、桜たちの高校生活があらためて始まりました。最終回では柊さんが言っていた「守るケンカ」をあらためて意識させられると思います。ぜひボウフウリンのメンバーを最後までよろしくお願いします!
楡井は情報通だったり場を明るくしたりというだけでなく、とても向上心のある人物なので、今後も成長していく姿を楽しみにしてもらえればと思います。
戸谷 『WIND BREAKER』は、細かい動きやケンカのシーンにかなりこだわって作られていると思うので、ぜひじっくりと何回も楽しんでいただきたいです。
これまでに放送されたアニメを見返してもらって、獅子頭連のことも忘れないでいてほしいです!
岡本ボウフウリンのアットホームな“チーム感”がより色濃く出るのが『WIND BREAKER』のいいところだと思っています。
今後新しいキャラクターも登場しますが、その都度桜たちの絆が深まっていくところを楽しみにしてもらいつつ、梶の活動にもぜひ注目していただけたらうれしいです。
『WIND BREAKER』
ポップアップイベント『WIND BREAKER POPUP STORE in渋谷DISP!!!』詳細
開催期間:2024年6月14日(金)~6月30日(日)
営業時間:10:00~21:00
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※開催期間中の販売情報等、上記Xアカウント(@ABEMART_ANIME)をご確認ください。
(C)にいさとる・講談社/WIND BREAKER Project