10月27日は「テディベアズ・デー」です。
クマのぬいぐるみとしてお馴染みのテディベア。その名前のテディは第26代アメリカ大統領のセオドア・ルーズベルトのあだ名であり、彼がクマにまつわるエピソードを持つことから、その誕生日を記念日に定めました。
アニメやゲームにもクマにまつわるキャラクターが数多く登場します。
人の言葉を喋ることができたり、さまざまな動物たちと一緒に暮らしていたり、なぜか人間社会に馴染んでいたり……。
そこでアニメ!アニメ!では「“クマ”キャラといえば?」と題した読者アンケートを昨年に引き続き実施しました。10月13日から10月20日までのアンケート期間中に235人から回答を得ました。
男女比は男性約30パーセント、女性約65パーセント、無回答が約5パーセントで、女性が多め。年齢層は19歳以下が約45パーセント、20代が約20パーセントと若年層が中心でした。
■トップはプーさん ミュージカルも要注目!
第1位
1位は『くまのプーさん』のプー。支持率は約18パーセントで、2年連続トップとなりました。

イギリスの児童文学のキャラクターであるプーは、ディズニーによるアニメがよく知られています。「黄色いボディと赤い服がトレードマーク。その色の組み合わせを見たら、プーさんを連想してしまうほど」や「ハチミツが大好物の食いしん坊。食べ過ぎて穴に体がハマってしまうなどのオッチョコチョイもしますが、おっとりとした性格で癒されてしまう」と失敗もご愛敬です。
2024年春からはミュージカルのジャパンツアーも決定。幅広いメディアで人気のクマキャラが今年もトップになりました。
第2位
2位は『うらみちお兄さん』の熊谷みつ夫と『くまクマ熊ベアー』のユナが同票。支持率は約7パーセントでした。

熊谷みつ夫は教育番組「ママンとトゥギャザー」に登場するクマオ君のアクターです。読者からは「クマの着ぐるみを着ているし、名前にも熊が付いているので」や「可愛いクマオ君と、クールな中身のギャップが魅力。いつも無表情だけど猫には優しいところも好き」と、仕事とプライベートの落差にグッと来るとの声が。

ユナは最強アイテムのクマさん装備で異世界ライフを満喫している主人公。「全身クマの着ぐるみを着ていて、周りからもクマの嬢ちゃんと呼ばれているから」や「クマのパジャマみたいな格好で、両手にクマのパペット人形を付けているのに、強さはチート級なのが面白い」と、こちらもギャップに惹かれた読者が多い様子。今年TVアニメ第2期が放送されたこともあり、昨年の5位からランクアップしました。
■そのほかのコメントをご紹介!
『弱虫ペダル』田所迅には「ガタイの良い体格で厳ついながらも、どこかユルイ雰囲気がクマっぽい。第9話ではあまりの食欲に、同級生の巻島が“このままクマ化が進んだら自転車に乗れなくなるっショ”と妄想していて笑いました」。
『パディントンのぼうけん』パディントンには「小学生の頃に読んでいた『くまのパディントン』がCGアニメに! 吹き替えの羽多野渉さんの声も相まって、ちょっとドジだけど紳士的なところがより愛らしく見えます」。

『魔法つかいプリキュア!』モフルンには「主人公のみらいちゃんが大切にしているクマのぬいぐるみ。映画でキュアモフルンに変身したときの衝撃が忘れられない。続編も決まって楽しみすぎる!」。
『ワンピース』ベポには「アイアイ キャプテン!! とローに付き従っている姿がキュート。『ONE PIECE FILM RED』ではウタを応援するために派手な衣装で参戦していてウザ可愛かった!」と現在アンコール上映中の映画での活躍も印象的です。

2023年版ではマンガはもちろん、ゲーム、絵本、児童文学などを原作に持つアニメキャラクターが集結。本物だったり、ぬいぐるみだったり、単に大柄なだけだったりと、クマキャラの多彩さが再確認できる結果となっています。
■ランキングトップ10
[“クマ”キャラといえば? 2023年版]
1位 プー 『くまのプーさん』
2位 熊谷みつ夫 『うらみちお兄さん』
2位 ユナ 『くまクマ熊ベアー』
4位 バーソロミュー・くま 『ワンピース』
4位 ベポ 『ワンピース』
6位 パンダ 『呪術廻戦』
7位 クマ 『ペルソナ4』
8位 モノクマ 『ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生』
9位 シロクマくん 『しろくまカフェ』
9位 でびあくま 『魔王城でおやすみ』
(回答期間:2023年10月13日~10月20日)