秋アニメ「星屑テレパス」キャスト座談会:船戸ゆり絵×深川芹亜×永牟田萌×青木志貴【インタビュー】 | 超!アニメディア

秋アニメ「星屑テレパス」キャスト座談会:船戸ゆり絵×深川芹亜×永牟田萌×青木志貴【インタビュー】

読者に人気のアニメ作品から、期待の声優に作品や役柄について語ってもらう雑誌「メガミマガジン」のインタビュー企画「Megami’sVoice」。2023年11月号には、秋アニメ『星屑テレパス』より、船戸ゆり絵、深川芹亜、長牟田萌、青木志貴が登場。

特集
注目記事
(C)大熊らすこ・芳文社/星屑テレパス製作委員会
  • (C)大熊らすこ・芳文社/星屑テレパス製作委員会
  • 船戸ゆり絵
  • 深川芹亜
  • 永牟田 萌
  • 青木志貴
  • (C)大熊らすこ・芳文社/星屑テレパス製作委員会
  • (C)大熊らすこ・芳文社/星屑テレパス製作委員会
  • (C)大熊らすこ・芳文社/星屑テレパス製作委員会
読者に人気のアニメ作品から、期待の声優に作品や役柄について語ってもらう雑誌「メガミマガジン」のインタビュー企画「Megami’sVoice」。2023年11月号には、秋アニメ『星屑テレパス』より、船戸ゆり絵、深川芹亜、永牟田萌、青木志貴が登場。

本稿では、本誌で紹介できなかった部分も含めたロングインタビューをお届けする。
TVアニメ『星屑テレパス』PV第三弾

かわいいだけじゃなくシリアスなところも魅力


――まずは、『星屑テレパス』という作品に触れたときの、最初の印象を教えてください。

船戸 オーディションを受けるにあたり原作を読んだのですが、まず絵が美麗すぎるところに驚きました。それから、キャラクターたちが本当にかわいい。さらに読み進めていくと、彼女たちの個性が立っていることもわかり、表情や表現の細かさにも引かれました。そのうえで、彼女たちの内に秘めた思いや悩み、葛藤がていねいに描かれていて、起伏のあるストーリーに引き込まれました。



深川 原作は4コママンガですが、コマからはみ出して描かれているところもあって、まずそれが新鮮で驚きました。それから、海果ちゃんの細かい動作もしっかりと描かれていましたし、何より読んでいくと自分の学生時代を思い出して、ふと当時の友人に連絡を取ってみようかなと思えるようなお話なんですね。実際、私は学生時代の友人に連絡をしたのですが、そのくらい人と人の思いのぶつかり合いに共感できて、いまでも友達でいてくれることを感謝したくなる作品です。



永牟田 私も第一印象は「絵がきれい」でした。でも、読み進めると「こんなに内面まで踏み込むんですか!」と驚く部分もあり、さらに原作の大熊らすこ先生が描く儚げで芯のあるキャラクターにぐんぐん引き込まれました。登場人物の考えることは、どれも理解できることばかりだったんです。だから、物語としておもしろいのはもちろんですが、自分を投影して読めて、また明日からがんばろうと思える。いろいろな気持ちを呼び起こしてくれる作品だと感じました。



青木 原作の掲載誌が「まんがタイムきらら」なので、きらら系と呼ばれるかわいらしい日常系作品だと思っていました。でも、読んでみるとシリアスな部分や夢とはなんなのかを考えさせられる話もあり、自分の人生を振り返るきっかけをくれる作品だなと思いました。その一方で、海果たちがひとつのことにみんなで熱中していくところに青春を感じるんです。大人になると、本気でぶつかり合う機会もなかなかないので、そういうことができる海果たちがうらやましくもあり、まぶしく思える作品です。



――そんなお話で活躍するキャラクターについて教えてください。最初に、海果からお願いします。

船戸 海果ちゃんは、内気でコミュニケーションを取るのが苦手な女の子です。だからこそ、地球以外のところで暮らす宇宙人なら自分の気持ちをわかってくれるんじゃないかと強く思っている。その強い思いを表に出せないことで悩んでいる部分もありますが、すごく努力家なんです。宇宙語辞典を買って、宇宙人と名乗るユウちゃんとコミュニケーションを取ろうとするし、「がんばれ」って応援したくなるような子ですね。私も、気持ちをうまく言葉にできないことがあるので、すごく共感できますし、一生懸命なところは視聴者の方も応援したくなるんじゃないかなと思います。

深川 海果ちゃんは一生懸命なところが魅力的ですよね。コミュニケーションが苦手なわりに、猪突猛進なイメージがあります。

青木 海果って言葉がうまく出ないだけで、感情が表に出せないわけじゃないもんね。深川先生も言っていたけど、瞬に言いたいことがあったら、バーンって近づいてくる行動力はある。勇気を出してガンガンに行けるので、すごく芯のある強い子だなと感じました。

永牟田 私も口下手で、なかなか言葉が出てこないので、海果ちゃんの言葉にならない「あの」や「えっと」にいろんな意味が込められていることがすごく理解できるんです。ふうちゃんさん(船戸)の言いよどむセリフにもきちんと想いが込められていて、それが心にグッときます。

船戸 なんだか他己紹介見たいになって、ちょっと照れますね(笑)。



――続いては「宇宙人」を名乗るユウについて。

深川 ユウちゃんは、見た目も行動も元気いっぱいで、みんなのことが大好きな女の子ですが、なかでも海果ちゃんを温かく包み込むような子です。その一方で、遥乃ちゃんと瞬ちゃんには「そこまで言っちゃうの!?」と思うくらいにズバッと言葉を放ったりもする。相手によってかける言葉を変えられるからこそ、みんなを導けるんじゃないかと思っています。実際、みんなの願いを聞いて「がんばろうね」って声をかけることも多いんです。もちろん、みんなを支えつつも精神的には未熟な部分もたくさんありますが、それもむしろチャームポイントだと感じますし、今後どんな女性になっていくのかすごく楽しみです。

船戸 確かに、ユウちゃんは自分よりもみんなを第一にしてくれる子だよね。とくに、海果といるときのユウちゃんは、ちょっとお姉さん感が強くて、アフレコでもキュンとしちゃう(笑)。ちょっとズレたところもあるけれど、一歩引いて見てくれているところも私はすごく好きです。

青木 瞬って説明ゼリフやしっかりした姿を見せなければいけないシーンが多いんですが、唯一ユウと一緒だとふざけられるんですよね。ガツガツ言い合って、ケンカっぽくなっても大丈夫な相手。だから、僕はアフレコ中、ユウとのやりとりにすごく癒されました。海果と2人きりのときに雰囲気が変わるところも魅力的だし、明るいだけのノー天気な子じゃないので、そこに注目してもらいたいです。

永牟田 ユウちゃんの底抜けの明るさや、つねにありのままでいてくれる感じは本当に魅力的だと思います。主人公は海果ちゃんで、海果ちゃんの目線で進んでいく物語ではあるけれど、ユウちゃんも別の方向から物語を引っ張ってくれていると感じがします。パワーがあるところは、私とはかけ離れていることもあってうらやましく思うことも多いです。



――永牟田さんが演じる遥乃は、穏やかだけどしっかり者ですよね。

永牟田 遥乃ちゃんは、やさしくてお姉さんっぽい子です。みんながキャッキャとにぎやかにしているときに、一歩引いて見守っている雰囲気がある。距離感を測れる部分が、遥乃ちゃんの誰とでも仲よくなれるポイントだと思うのですが、それが遥乃ちゃんにとって壁になることもあるんです。壁の部分は、物語が進んだら見えてくるポイントですね。あと、上品で物腰が柔らかい子に見えて、じつはパワフルだし、ちょっと変わったところでテンションが上がるところもかわいいです。パワフルさやテンションの上がり方は、自分でもとても共感できたので、演じていて楽しかったです。

船戸 遥乃ちゃんって、かわいくて頭もよくて面倒見もいい……と、一見完璧じゃないですか。海果ちゃんのことをよしよししてくれるし、ユウちゃんとやりとりしているときも余裕が見えてそれがチャーミングなんですが、自分のことに対して不器用な感じがします。自分よりも相手のことを考えちゃうところは、ユウちゃんに似ているのかもしれません。でも、基本的にはほかの3人を包んでくれるところが、魅力的だなと感じています。

深川 遥乃ちゃんは、とある話数のBパートを経て、その次の話数でチームになったんだと感じられるお芝居の変化があったのが印象的でした。まだ放映前なのでくわしくは言えませんが、きっと見ていただいただけでわかると思います。

船戸 わかるよね。

深川 絶対わかると思う。私はその変化がうれしかったです。それまでは一歩引いて仲間を見てくれていたけれど、どこか距離を置いた雰囲気も感じていたんです。それを克服して、チームになったという感じがあって。きっとその遥乃ちゃんを見た方は、自分も学生時代にこんな悩みがあったなとか、いま、会社でこうなんだよなとか感じていただけるんじゃないかと思います。

青木 遥乃って、キャラクターデザインを見た段階からお姉さんで、しっかりしていて、4人のまとめ役なんだと思っていたんです。でも、原作を読んでみると、お姉さんだししっかりもしているけれど、ユウのハチャメチャなテンションにもついてきてくれる柔軟さもある。まだ深く語れませんが、途中で瞬にすごく痛いことを言われるシーンがあるんですよ。それを受け取った遥乃の葛藤もいいし、過去の話では遥乃がどうしていまのような性格になったのかも描かれるので、たくさんの遥乃の魅力を知っていただきたいです。

永牟田 瞬ちゃんが投げた言葉だったからこそ、遥乃は葛藤したんだと思う。

青木 瞬も遥乃に対しては、海果やユウと違う距離感でいるもんね。



――瞬は、海果たちのクラスメイトではありますが、あとから仲間に加わる形になりますね。

青木 そうですね。瞬は不登校な一匹狼で、ロボット製作が趣味という人です。ぶっきらぼうで口が悪いキャラクターですが、仲よくなると世話焼きな面も見えてきます。また、物語を引っかき回すポジションでもあるので、海果に対してズバズバキツいことも言いますが、意外と頼りがいやリーダーシップもある。リーダーシップはあるけれど、みんなを引っ張っていこうというより、うまくやっていこうと立ち回る子で、徐々に本当はいい子なんだとわかっていくところがかわいくて魅力的だと思います。

深川 瞬ちゃん自身はロボット製作が好きなのに、海果たちがロケット部を作ろうと言ったときに、海果が部長でって言えるんですよね。大人だなと思って、すごく感激しました。

船戸 海果は瞬ちゃんのことを尊敬しているんですよ。「雷門さんみたいに、自分も言いたいことをズバッと言えるようになりたい」って思っていて。私も本音を言えるところはカッコいいと思いますし、先のお話で想像していなかった言葉を海果に言われたとき、ちょっと気の抜けた顔をするんですね。普段ツンツンしている分、その気の抜けた感じの顔がかわいくて、すごく魅力的だなと感じました。

深川 ツンデレのツンが強いほど、デレたときにこっちがニヤニヤするんだよね。

船戸 そうそう。海果がニコニコしながら瞬ちゃんを見ていると、本気で照れるところもかわいいの。

深川 志貴さんのお芝居が本当にドンピシャなんだよね。このツンデレ感が最高! って勉強になりました。

永牟田 瞬ちゃんは、言葉を人にぶつけてしまうけれど、そのあとに悩める子ですよね。海果ちゃんが言葉にできなくて悩む子なので、まるで鏡みたいだなって思っていました。でも、思いやりもちゃんと見える子で、遥乃からすると遠慮なくいられる唯一の相手なんです。それから、皆さんがおっしゃるように、ふとしたところで見える瞬ちゃんのデレがかわいくて。志貴さんの声がそこに乗ると、聞いてるだけでテンションが上がるので、そこも楽しみにしていただきたいです。

深川 『星屑テレパス』をふわふわした作品だと思って見ると、瞬ちゃんって「怖い」って思っちゃうかもしれないんですが、お話が進むにつれて絶対かわいいと思えるようになります!



ひとりひとりが成長していく物語


――役作りでは、どんなことを大切にしていますか?

船戸 海果ちゃんは全体のセリフのうちの7割から8割くらいが心の声だということもあり、実際に発声しているときと心の内側で話しているときの演じわけをすごく大切にしました。音響監督さんから「2キャラいるつもりで演じてください」とディレクションをいただいたので、心の声はめちゃくちゃ明るく元気に、でも発声するときは思いを声にできないもどかしさを表現するように心がけました。

深川 ユウちゃんは元気いっぱいのキャラクターですが、圧が強くなりすぎないように気を付けました。元気いっぱいのときには、爽やかなソーダやラムネの香りがするような演技を心がけ、海果ちゃんと2人きりのときはかぐわしい、大人っぽい香りを意識しました。カラッとした元気のある声と、湿度を感じるような声を意識したので、気づいてもらえたらうれしいです。

――海果といるときは、どちらかというとお姉さんモードなんですね。

深川 大人モード、みたいな感じですね。あと、「海果」ってめちゃくちゃたくさん呼んでいるので、何回呼んでいるかにも注目してください(笑)。

永牟田 私は名前のあるキャラクターを担当した経験がほぼなく、これまでアニメではひと言二言くらいしかセリフがなかったので、大切にしたところというと、全部になってしまいます。つねに必死で準備をしてアフレコスタジオに向かいましたが、やっぱり大丈夫だったかなと思ってしまうことがとても多かったです。

――遥乃にはターニングポイントになるエピソードがあるんですよね。

永牟田 そうなんです。その話数が終わったくらいから、自信を持って収録に行けるようになり、遥乃ちゃんと一緒に成長できた実感が湧きました。だから、お芝居が変わったと言ってもらえたのがすごくうれしかったです。遥乃ちゃんって、お姉さん的なポジションだから、最初はお姉さんでいなきゃと集中しすぎていたところがあったのですが、だんだんと遥乃ちゃん自身がどういうことを考えているかに重きを置けるようになり、自分も成長できたと感じています。

青木 瞬は海果たちとの初対面がかなりギスギス、トゲトゲしているんですよね。話数を重ねても高圧的なのはあまり変わらないのですが、イヤなやつではないんです。自分のお芝居で瞬が嫌われ者になってほしくなかったので、キツかったり冷たかったりしていても、言葉の裏に相手への思いがあることを表現できたらと思って演じていました。それから、唯一メカニックに関する知識のあるキャラクターなのですが、僕自身はメカにくわしくないので、見慣れない単語も多くて最初は大変でした。でも、瞬の地頭のよさをそういうセリフでも表現していきたいなと考えてアフレコに臨んでいました。また、ほかの3人がふわふわかわいらしくボケ倒すなかで、唯一ツッコミ役でもあるので、メリハリをつけられるように意識しました。

――アフレコ中に印象的だったことはありましたか?

永牟田 私はコロナ禍に事務所に入ったので、誰かと掛け合いをした経験がなかったんです。遥乃ちゃんって、相づちも多いキャラクターなので、掛け合いができたことが印象深いです。

船戸 一緒にアフレコができてよかったよ!

深川 海果ちゃんは、台本をめくる音がマイクに乗ることがあったよね。

船戸 そうなの。ついキャラクターとリンクして自分も力が入っちゃって、台本をめくるときによく音が入っちゃったんです。

深川 でも最初だけだよね。

船戸 深川先生が、片手で台本を持ち、指だけでページをめくっても音が鳴らない方法を教えてくれたんです! それを習得することができました!

深川 その努力を一番近くで見ていたから、私もユウちゃんの気持ちと強くリンクして、海果ちゃんに「がんばれ」っていう気持ちになりました。

青木 モノローグとオンゼリフって別録りすることが多いんですけど、『星屑テレパス』の現場は基本的にはわけて録らなかったんですよ。とくに海果はモノローグとオンゼリフで感情の振れ幅が大きかったので、それをわけずに録れるって器用だなって思っていました。

深川 わけないからこそ、海果の考えが一本ちゃんと繋がっているって感じられて素敵だったよね。

船戸 ありがとう! 音が物理的に重なるところはわけていたんですが、私もできるだけ続けて録りたい気持ちがあったんです。いま、みんなが見ててくれていたとわかって、すごくうれしい!

永牟田 本当に素敵なお芝居だったと思います。

――『星屑テレパス』のメインキャラクター4人はそれぞれに個性豊かですが、キャラクターに一番似ているキャストと言われたら誰ですか?

船戸・永牟田・青木 ユウちゃんです。

深川 ありがとうございます!

青木 率先して指導してくれたり、ご飯食べに行こうって誘ってくれたり、仕切ってくれるところがユウっぽいんです。アフレコでも、暗くなりそうなシーンを録ったあと、休憩に入ったら深川先生が場を明るくしてくれていました。

深川 でも、ユウにとってしんどい回は、私もしんどかったよ。みんなとしゃべらないとパワーが足りないくらいだったから、みんながいてくれて本当によかったなって思っています。

――先ほどからお話にも上がりますが、『星屑テレパス』はふわふわかわいいだけの作品ではないんですよね。

青木 そうなんです。キャラクターはみんな個性がバラバラで、それぞれに違った悩みを抱えている。でも、僕は誰かだけが成長するとか、誰かだけがフィーチャーされる物語ではなく、その抱えるものが見えつつ全員が成長していく姿を感じられるところが魅力的な作品だと思っています。
深川 自分のなかの主役を選べる作品なんだよね。自分に近い子でもいいし、あこがれる子でもいい。その子にフォーカスして気持ちに寄り添えるくらい、ていねいにそれぞれの心の内を描いているので、ぜひお気に入りの子を見つけてもらいたいです。

船戸 個々の回想シーンにも注目してもらいたいんです! 本当にそれぞれの思いがきちんと描かれていて。

永牟田 本当にそこまで表現してしまっていいのか、と思うようなところもありますよね。でも、それをみんなが乗り越えようとしているから元気をもらえる。あと、私はちびキャラがわちゃわちゃしているところや、4人の掛け合いのテンポのよさも好きです。

深川 青春群像劇なので、わちゃわちゃした動きもいいんだよね。あとアニメも絵がめちゃくちゃ美しいです。

青木 ユウの謎が謎のままだから、ずっと見続けたくなるのかもしれない。ユウの存在って、日常と非日常を混ぜてくれているよね。

船戸 本当に、ユウは宇宙人なのか。

深川 どうなんでしょう?

永牟田 でも、みんながいろいろなことに向き合い始めるきっかけを作るのはユウちゃんだし、それはユウちゃんが宇宙人だからこそ、という気もするんです。

深川 海果ちゃんが「宇宙人さんだ!」って受け入れてくれるのがありがたいんだよね。周りは信じていない雰囲気でも、海果ちゃんは信じてくれる。ユウにとっては相方が見つかった感じなのかな。

永牟田 そういえば、遥乃ちゃんも瞬ちゃんも「宇宙人なわけないじゃん」って言わないですよね。

深川 瞬ちゃんは「電波ダンゴ」とは言うけど……。

青木 宇宙人であることは否定しないんだよね。

深川 ユウ的には、それが本当にありがたいです。

――放映も目前になりました。楽しみに待っている皆さんへ、メッセージをお願いします。

青木 とにかくスタッフさんもキャストも愛をたくさん注いでいる作品です。絵も音もついて原作からさらにパワーアップした『星屑テレパス』をお届けできると思いますので、期待して待っていてください。

深川 PVを初めて見たときに、こんなに美しく繊細な色合いをアニメーションで再現できるんだと感動しました。夕焼けのオレンジも紫色に染まる空も、青春時代を再現してくれるような映像になっているので、ぜひ背景などにも注目して見てください。

船戸 星空をバックにユウちゃんと海果がお互い手を差し伸べているティザービジュアルが本当に美しいのですが、本編ではさらにパワーアップしています。私としては、全世界を越えて宇宙にも届くくらいの作品になったらいいなと思っています!

永牟田 アフレコをしながら、しんどいなと思うようなエピソードもありました。でも、一緒に寄り添って応援していただけたら、胸を打つものがあると思います。それから、4人はそれぞれ作中で涙を流すのですが、その涙もいろいろな理由があるんですね。うれし涙、悔し涙、悲しい涙……涙が宝石になってキラキラと輝くような、青春たっぷりの作品ですので、見ていただけたらうれしいです。



(C)大熊らすこ・芳文社/星屑テレパス製作委員会
《超!アニメディア編集部》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集