「オトナプリキュア」5人のプリキュアの将来の夢とは? メインキャラクターたちのこれまでの歩みを振り返る | 超!アニメディア

「オトナプリキュア」5人のプリキュアの将来の夢とは? メインキャラクターたちのこれまでの歩みを振り返る

秋アニメ『キボウノチカラ~オトナプリキュア’23~』をより楽しむための、登場人物たちのこれまでの活躍を紹介します。

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『キボウノチカラ~オトナプリキュア‘23~』キービジュアル(C)2023 キボウノチカラ オトナプリキュア製作委員会
  • 『キボウノチカラ~オトナプリキュア‘23~』キービジュアル(C)2023 キボウノチカラ オトナプリキュア製作委員会
  • 『キボウノチカラ~オトナプリキュア‘23~』(C)2023 キボウノチカラ オトナプリキュア製作委員会
  • 『キボウノチカラ~オトナプリキュア‘23~』日向咲:樹元オリエ(C)2023 キボウノチカラ オトナプリキュア製作委員会
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  • 『キボウノチカラ~オトナプリキュア‘23~』夢原のぞみ:三瓶由布子(C)2023 キボウノチカラ オトナプリキュア製作委員会
  • 『キボウノチカラ~オトナプリキュア‘23~』美翔舞:榎本温子(C)2023 キボウノチカラ オトナプリキュア製作委員会
  • TVアニメ『キボウノチカラ~オトナプリキュア‘23~』春日野うらら役 伊瀬茉莉也(C)2023 キボウノチカラ オトナプリキュア製作委員会
  • TVアニメ『キボウノチカラ~オトナプリキュア‘23~』美々野くるみ役 仙台エリ(C)2023 キボウノチカラ オトナプリキュア製作委員会

2023年10月7日より放送が開始となるアニメ『キボウノチカラ~オトナプリキュア’23~』。『プリキュアシリーズ』20周年記念施策として制作された本作は、2007年から2009年にかけて放送された『Yes!プリキュア5』と『Yes!プリキュア5GoGo!』(以下、2作を合わせて『Yes!プリキュア5シリーズ』)の主人公・夢原のぞみたちの成長した姿を描いた作品だ。夢原のぞみのほかにも、夏木りん、春日野うらら、秋元こまち、水無月かれんらの登場が発表され、当時の視聴者をはじめ多くの人から注目を集めている。

一方で、放送から10年以上が経過している『Yes!プリキュア5』シリーズに対して「内容が思い出せない……」という人も多いのではないだろうか? 中には「放映までに物語を振り返りたいが、視聴する時間がない」という人も多いだろう。

TVシリーズだけでも合計97話が放送された『Yes!プリキュア5シリーズ』、彼女たちが辿った道のりの全てを振り返るのはあまりに長い。今回は簡潔に振り返るため、5人のプリキュアたちが思い描いた“将来の夢”に焦点を絞って紹介していければと思う。

■夢原のぞみ/キュアドリーム

『Yes!プリキュア5』では、夢原のぞみはサンクルミエール学園に通う中学2年生。常に前向きで明るい元気な女の子だが、将来に向けての目標を持ち合わせておらず、そのことに対してのコンプレックスも感じていた。

そんな彼女の運命はパルミエ王国の次期王子・ココとの出会いから大きく動き始める。のぞみはココからパルミエ王国が壊滅状態にあることを聞かされると、その復興を自身のやりたいことだと見定めて行動を開始、プリキュアとして数々の困難に立ち向かうことになる。

プリキュアとしての活躍を通して彼女は自分自身の将来の夢を見つける。人間界で教師として働くココ、その姿をを見て自身も教師になりたいと考えるようになるのだ。物語のラストには教師になるべくココと共に勉強に励むのぞみの姿も見ることができ、本作は締めくくられる。

■夏木りん/キュアルージュ

のぞみの同級生・夏木りんは、運動神経抜群で多くの運動部から助っ人として声をかかる通称「優勝請負人」。しかしながら、どの部活に対しても進んで所属するほど情熱は注げず、自分には将来の夢もない、そのことに対しての引け目を感じてもいた。

そんな彼女が将来の夢として描いたのはアクセサリーデザイナーだった。ひょんなことから自身がデザインしたアクセサリーが好評を博し、ある結婚式で使用するティアラのデザイン依頼を受ける。悩んだ末にデザインを完成させた彼女は、“誰かのためにものをつくる”ことの楽しさに気付かされる。そして、アクセサリーデザイナーになるべく研鑽を重ねていくことになるのだ。

■春日野うらら/キュアレモネード

のぞみたちの後輩、サンクルミエール学園の1年生である春日野うららは、学校に通う傍らアイドルとしても活動していた。そんな彼女の将来の夢は、亡き母と同じ女優になることだった。

そんな彼女の元に舞い込んだのは歌手デビューの話だった。「演技の勉強も頑張らきゃいけないのに、寄り道している余裕なんて私には……」そんな想いが脳裏をよぎり、歌手デビューの依頼を受けるか迷ううらら。そんな彼女にのぞみは「女優と歌手、どっちもみんなに『夢』を分け与える仕事」とアドバイスする。うららはこの言葉を胸に歌手デビューを決意するのだ。

歌手としての活動の末、うららは母親が最後に出演したミュージカルのオーディションに合格、女優としての活動も本格化することになった。

■秋元こまち/キュアミント

サンクルミエール学園の3年生、図書委員をつとめる秋元こまち。彼女の夢は小説家になることだ。夢に向けて多くの本を読み、自作の小説を日夜執筆していた。

そんな彼女を支えたのはココの親友・ナッツだった。パルミエ王国一の読書家であるナッツ、こまちは彼に自身の小説を見せてアドバイスをもらうようになる。最初は辛辣なコメントをもらうこともあったが、こまちはめげずに新作を書き続ける。結果、ナッツから高い評価を受ける作品を書くに至るのだ。

そんな彼女の夢は作中で一段階具体性を帯びる。共にプリキュアとして活動しつつ、女優を目指すうららの姿を見て、こまちは自身の書いた物語を演じてもらいたいと考えるようになるのだ。こまちと同じ夢を思い描いていたうらら、2人は共通の夢を共有し、いつかその夢を叶えられるようにと話すのだった。

■水無月かれん/キュアアクア

サンクルミエール学園では生徒会長をつとめ、多くの生徒から信頼を集める水無月かれん。由緒正しい家柄に生まれ、成績は常に学年トップ。ピアニストの父とヴァイオリニストの母を持ち、音楽にも精通しているなど、多方面に才能を持つ少女だ。

その一方で、将来の夢と言えるほど熱中できることを持ち合わせておらず、小説家を目指し日夜邁進する親友・こまちの姿を見て、時に羨ましさも感じていた。

そんな彼女もプリキュアとしての活動の中で自身の夢を見出す。ココのお世話役見習いであるミルクが病床に伏した際、その看病をしたことをきっかけに、病気を治すことのの大切さを痛感する。この経験が彼女に、医療の道を志す決意をさせたのだ。



果たして彼女たちの将来の夢は叶ったのだろうか? その答えは、『Yes!プリキュア5』シリーズの未来を様子を描く『キボウノチカラ~オトナプリキュア’23~』の中にあるはずだ。物語と同時に、彼女たちの未来も楽しみに本作を鑑賞していきたい。

(C)2023 キボウノチカラ オトナプリキュア製作委員会


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《一野大悟》
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