![[ホラーアニメといえば？ 2023年版]ランキング1位～5位](/imgs/p/eA_jHH731ym-h0rZ1IS6nKjOWcBXwsPExcbH/641863.jpg)
8月13日は「怪談の日」です。
怪談話で知られる稲川淳二さんが、イベント「MYSTERY NIGHT TOUR 稲川淳二の怪談ナイト」の20周年連続公演を記念して制定した記念日です。8月13日は1993年に第1回公演が行われたことにちなんでいます。
暑い夏は背筋が冷たくなるホラーアニメで涼みたくなるもの。正体不明のモンスターに襲われたり、恐るべき悪魔に立ち向かったり、怖いというよりは可愛らしいお化けが出てきたりと、ホラーアニメもバラエティ豊かです。
そこでアニメ！アニメ！では「好きなホラーアニメは？」と題した読者アンケートを昨年に引き続き実施しました。7月27日から8月3日までのアンケート期間中に101人から回答を得ました。
男女比は男性約35パーセント、女性約65パーセントで、女性が多め。年齢層は19歳以下が約45パーセント、20代が約35パーセントと若年層が中心でした。
■幽霊、事件、恨み… 恐怖の対象もさまざま
第1位
1位は『見える子ちゃん』。支持率は約10パーセントで2年連続トップとなりました。
本作は「WebComicアパンダ」連載のマンガが原作。TVアニメは2021年10月から12月にかけて放送されました。
「お化けが見えるのに見えないフリしてスルーしまくる異色のホラー。キャラクターが可愛いので、そこまで怖くないだろーと見くびっていました……」や「主人公のみこちゃんが見えるようになってしまった幽霊の絵がとにかく怖い！ とくに物語途中で現れる謎の青年・遠野善にまつわるエピソードが恐ろしかった」、「最終回の提供クレジットを使った演出は本当にビックリ！ 最後まで、驚かせよう、怖がらせようとするアイデアが詰め込まれた作品です」と普段はホラーは見ないという読者にも好評でした。
第2位
2位は『ひぐらしのなく頃に』。支持率は約9パーセントで、昨年の3位からランクアップしました。
同人サークル「07th Expansion」のサウンドノベルゲームが原作。雛見沢村という村落で起きた怪死事件に巻き込まれるミステリーで、2006年にTVアニメ化。それ以降、何度も映像化されたヒット作です。
「一見すると自然に恵まれた和やかな村に見えるが実際は……。不安を煽る演出や残酷描写に加えて、キャラクターたちの思惑や伏線が複雑に絡み合い、結末がまったく読めない点も引きこまれる」や「可愛らしいヒロインが急変する姿は一度見たら忘れられません」と練り込まれたストーリーや、一息たりとも安心できない急展開にハラハラしたとの声が届きました。
第3位
3位は『Another』。支持率は約7パーセントで、昨年の4位からトップ3に入りました。
本作はミステリ作家・綾辻行人が「角川文庫」にて刊行した小説が原作。学園を舞台としたサスペンスホラーです。
「自分がアニメファンという意識を持つ前に何気なく見ていましたが、今思うとメッチャ怖い作品でした。最初に『Another』を見ていたおかげで、他のホラーアニメも抵抗なく楽しめているのかも」や「続きが気になってアニメ放送前に原作小説を買った唯一の作品。ALI PROJECTの主題歌がおぞましくも耽美的な雰囲気に合っていました」と容赦のない描写が衝撃的なタイトルとなっています。
■そのほかのコメントをご紹介！
『地獄少女』には「純和風の艶やかな世界観ですが『人の恨み』という重いテーマを扱っています。そのため後味の悪い結末も多く、考えさせられるストーリーでした。能登麻美子さんの“いっぺん死んでみる？”というセリフにも背筋が凍ります」。
『殺戮の天使』には「ビルの最下層から脱出を目指すホラーゲームが原作。記憶喪失の少女・レイチェルが全身に包帯を巻いた殺人鬼・ザックに、殺してほしいとお願いしたことから始まる奇妙な協力関係が好き」。
『学校のコワイうわさ 花子さんがきた!!』には「花子さんは正義の味方で悪霊から救ってくれますが、『さっちゃんのうわさ』や『人食いランドセル』のエピソードのように、そもそも助けに来てくれない話は子どもには怖すぎた」。
『ダークギャザリング』には「ガチの心霊スポットやおぞましい悪霊が大量に出てくるから！ ただホラーだけでなく、バトルやコメディの要素もあるので、怖いのが苦手な私も楽しめています」と2023年夏の新作TVアニメにも投票がありました。
2023年版では幽霊や妖怪が出てくるホラーはもちろん、事件に巻き込まれるミステリーや、凄惨な描写のあるスプラッターに分類されるタイトルもランクイン！ さまざまなタイプの恐怖を味わえる作品が揃っています。
■ランキングトップ10
[ホラーアニメといえば？ 2023年版]
1位 『見える子ちゃん』
2位 『ひぐらしのなく頃に』
3位 『Another』
4位 『ゲゲゲの鬼太郎』
4位 『地縛少年花子くん』
6位 『怪談レストラン』
6位 『地獄少女』
6位 『ダークギャザリング』
9位 『学校の怪談』
9位 『殺戮の天使』
9位 『呪術廻戦』
9位 『東京喰種トーキョーグール』
（回答期間：2023年7月27日～8月3日）
