「サンダーボルト」太田垣康男原作のNetflixアニメ「MAKE MY DAY」予告編が公開! 大塚明夫、田中敦子ら出演 | 超!アニメディア

「サンダーボルト」太田垣康男原作のNetflixアニメ「MAKE MY DAY」予告編が公開! 大塚明夫、田中敦子ら出演

『機動戦士ガンダム サンダーボルト』の太田垣康男原作の完全新作アニメ『MAKE MY DAY』が、2023年2月2日よりNetflixで独占配信される。このたび本作より予告編と場面写真が公開。『攻殻機動隊』草薙素子役の声優・田中敦子が参加することも決定した。

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『機動戦士ガンダム サンダーボルト』の太田垣康男原作で『マクロス』の河森正治、『チェンソーマン』デビルデザインの押山清高がメカデザインを務める完全新作アニメ『MAKE MY DAY』が、2023年2月2日よりNetflixで独占配信される。このたび本作より予告編と場面写真が公開。『攻殻機動隊』草薙素子役として知られる声優・田中敦子が参加することも決定した。

『MAKE MY DAY』の舞台となるのは、貴重な高エネルギーレア鉱石“シグ”が採掘できる、氷と雪に覆われた惑星コールドフットだ。この惑星が犯罪のないユートピアを謳う背景には、刑務所の囚人たちを過酷なシグ採掘に使うという実態がある。ある日、刑務所の看守アルバイトとして働く青年ジムは、突然起こった鉱山事故の現場に急ぐ。そこで彼は、人間に襲いかかって来る異形のクリーチャーを目撃する……。

このたび公開された予告編は、主人公ジム役の山橋、マーニー役の高垣彩陽、ウォルター役の山路和弘、バーク役の大塚明夫ら、出演が発表されていた声優陣の声が吹き込まれた初の映像となるもの。田中演じる惑星コールドウッドの執務官・キャシーによる「大気は有毒、地表はすべて凍結。ここは生き物を拒絶した白い地獄よ。脱走は自殺願望者だけがすること」という強烈なセリフが証明するように、外界から隔絶された過酷な環境で凄惨な事態が巻き起こることを予感させる。

ジムが事故調査の際に出会う囚人の一人であるウォルターの「地獄の釜が開いちまったかもな…」という言葉通り、一目で超危険とわかる“スワーム”と呼ばれるクリーチャーが容赦なく襲いかかってくる。はたして、それぞれの想いや思惑を抱えた人間たちは、絶体絶命の状況下で生き残ることができるのだろうか。

太田垣は、本作が影響を受けた作品として「モンスターパニックを描くに当たっては、このジャンルの金字塔であるジェームズ・キャメロン監督の『エイリアン 2』は勿論意識しました。80年代 SFホラーの大きな魅力だったスプラッター表現にも挑戦しています」と語っている。さらに、「展開に関しては主人公ジムから絶対に視点を逸らさない事に注力し、彼の見聞きした事だけで物語が進む事で視聴者が感情移入しやすい様に構成しました。これは一人称視点のアクションRPG からの影響です」とも解説する。

また、作中でスワームへ立ち向かう手段のひとつのなるのが、人間たちが生み出した科学技術だ。映像内でも、制作陣の代表作である『機動戦士ガンダム サンダーボルト』や『マクロス』シリーズなどを彷彿させる部分もありながら、よりリアリティを感じるようなデザインのメカたちが目を惹く。

これについて、太田垣は「合理的で現実感のあるメカデザインは私の得意技なので本作でもその方向性は堅持してます。『機動戦士ガンダム サンダーボルト』ではサンダーボルト宙域という舞台から設定し、そこでどんな人間ドラマが展開すれば映えるか、という創作過程を踏みました。本作でも惑星コールドフットという氷の惑星にあるシグ鉱山の舞台設定から構築し、どんな人間が生活しているかを想像する所から始めています。作品にリアリティーを持たせる上でこの工程は欠かせません」とコメント。空想的なデザインではなく、現実に地続きのリアルなデザインや設定を意識したことを打ち明ける。はたして、このメカは人間たちの助けとなるのか、それとも。

さらに、映像の中で「俺が助けるから!」「私たち…何と戦ってるのかしらね…」「信じろ。お前の一歩はもっと大きい」というセリフが物語るように、劇中にはジムをはじめとする様々な境遇に身を置く者たちの想いが渦巻く人間ドラマも待っている。

太田垣は、これについて「SFモンスターパニックという題材ではありますが、『MAKE MY DAY』は主人公ジムの成長物語でもあります。過酷な状況からたった1人で這い上がる過程で、友情と愛情を知り、仲間を増やし、責任を背負う力を付け、家族のような絆を結んでいきます」と明かした。

タイトルの「MAKE MY DAY」とは、「(あなたのおかげで)良い1日だった」、「(私を)楽しませてくれ」といった意味を持つ。はたして、そこにはどんなメッセージが込められているのだろうか。
『機動戦士ガンダム サンダーボルト』の太田垣康男原作によるNetflix シリーズ『MAKE MY DAY』は、2023年2月2日より独占配信される。SF界の手練が集結して贈る、“最怖”のSFアクションサバイバルに注目だ。

原作:太田垣 康男 <以下、コメント全文掲載>


影響を受けた SF 作品について


モンスターパニックを描くに当たっては、このジャンルの金字塔であるジェームズ・キャメロン監督の「エイリアン 2」は勿論意識しました。
80 年代 SF ホラーの大きな魅力だったスプラッター表現にも挑戦しています。
展開に関しては主人公ジムから絶対に視点を逸らさない事に注力し、彼の見聞きした事だけで物語が進む事で視聴者が感情移入し易い様に構成しました。これは一人称視点のアクション RPG からの影響です。

メカデザイン・河森氏について


河森氏のデザインワークの中では「クラッシャージョウ」の登場メカが私の中ではダントツに好きです。
影響を受けた、というよりも、氏の洗練されたメカデザインを常に敬服するばかりです。

メカなどのデザインについて


合理的で現実感のあるメカデザインは私の得意技なので本作でもその方向性は堅持してます。
「機動戦士ガンダム サンダーボルト」ではサンダーボルト宙域という舞台から設定し、そこでどんな人間ドラマが展開すれば映えるか、という創作過程を踏みました。
本作でも惑星コールドフットという氷の惑星にあるシグ鉱山の舞台設定から構築し、どんな人間が生活しているかを想像する所から始めています。
作品にリアリティーを持たせる上でこの工程は欠かせません。

クリーチャーデザインについて


最強の生物と呼ばれる微生物クマムシが凶暴な大型捕食獣で、しかも大群だったら、という発想からクリーチャーデザインを進めました。
気を付けたのは生理的に不快と感じるデザインにしない事。
人間にとっては残酷なモンスターでも彼らも生物なので、愛嬌がありカワイイと思えるデザインにしようと心掛けました。

視聴者に向けたメッセージ


SF モンスターパニックという題材ではありますが、「MAKE MY DAY」は主人公ジムの成長物語でもあります。過酷な状況からたった 1 人で這い上がる過程で、友情と愛情を知り、仲間を増やし、責任を背負う力を付け、家族のような絆を結んでいきます。
ファンの皆さんにはジムの生き様に共感して貰えると嬉しいです。
誰かの為の「MAKE MY DAY」を作れる人になろうよ、というのが本作のテーマです。

Netflix シリーズ『MAKE MY DAY』
2月2日(木)より独占配信
キャスト ジム:山橋正臣/マーニー:高垣彩陽/ウォルター:山路和弘/バーク:大塚明夫/キャシー:田中敦子
スタッフ 原作:太田垣康男/監督:本多誠/脚本:吉澤佑実子/メカデザイン:押山清高、河森正治/音楽:牛尾憲輔/キャラクターデザイン:株式会社 5/制作:株式会社 5
《仲瀬 コウタロウ》
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