柿原徹也さんは2000年代に声優デビュー。第1回声優アワードでは新人男優賞に輝きました。2022年は『リーマンズクラブ』や『阿波連さんははかれない』、『弱虫ペダル LIMIT BREAK』などの幅広いタイトルで役柄を担当。
2023年は『解雇された暗黒兵士(30代)のスローなセカンドライフ』や『RABBITS KINGDOM THE MOVIE』とTVアニメや映画への出演が決まっています。

そこでアニメ!アニメ!では柿原徹也さんのお誕生日をお祝いする気持ちを込めて「演じた中で一番好きなキャラクターは?」と題した読者アンケートを昨年に引き続き実施しました。12月6日から12月13日までのアンケート期間中に392人から回答を得ました。
男女比は男性約20パーセント、女性約80パーセントと女性がメイン。年齢層は19歳以下が約55パーセント、20代が約20パーセントと若年層が中心でした。
■新作が控えるタイトルのキャラが上位に
第1位
1位は『FAIRY TAIL』のナツ・ドラグニル。支持率は約20パーセントで、昨年に続きトップでした。

2009年から2019年にかけて全300話以上が放送された長期シリーズゆえに「柿原徹也さんに出会えた作品です」といったコメントが多数。「仲間思いで熱くて正義感の強いナツから沢山の勇気と感動をもらえました」や「私が最初に出会った柿原さん主演作なので、柿原さんといえばナツ! って即答しちゃいます。明るくてはっちゃけるところが柿原さん本人とどこか似てるかも(笑)」、「小学生になる前からずっと見ていた作品の主人公なので思い出深いです。スピンオフ『FAIRY TAIL 100 YEARS QUEST』での活躍も楽しみにしています」と熱血主人公に心を掴まれたというファンからの票を集めました。
第2位
2位は『原神』のスカラマシュ。支持率は約11パーセントで、昨年のランク外から一躍上位に躍り出ました。
【キャラクター実戦紹介】
— 原神(Genshin)公式 (@Genshin_7) December 5, 2022
放浪者「今昔孤独」
探し続けた 数百年の妄執を胸に
嘆き続けた 来たる悪風は無意に
▼YouTube版https://t.co/DnJw80DnIg#原神 #柿原徹也 pic.twitter.com/gtUlTl8lG8
「名前が複数あるスカラマシュ。その都度バックボーンは変わるけれど同一人物であるという縛りの中で、柿原さんは絶妙に演じ分けています。声優としての演技力の高さを再確認できたキャラです」や「スカラマシュの生意気な口調が柿原さんの声とマッチしているから。クソガキっぷりをこんなカッコ良く演じられるなんてすごい」、「上から目線の煽りボイスが最高!」と難しい役柄をこなしていることが人気の理由。アニメ化プロジェクトが始動したタイトルのキャラクターがトップ2に食い込んでいます。
第3位
3位は『弱虫ペダル』の東堂尽八。2位とはわずか数票差で、昨年から一つ順位を下げました。

「登れる上にトークも切れる美形! イケメンなナルシストキャラに柿原さんの声がぴったり合っています」や「チャラチャラした性格かと思いきや、自転車には真摯に向き合い、ライバルとは称え合い、先輩としても面倒見が良い。ナルシストになるのもわかる完璧っぷりで尊敬します」、「自分のことが大好きすぎて愛おしい子。自信に満ちあふれていて勝負に真っ直ぐなところは、柿原さんの声のおかげでより魅力的になりました」と気持ちの良いナルシストキャラだという意見が届いています。TVアニメ第5期が放送中のタイトルからランクインしました。
■そのほかのコメントを紹介!
『あんさんぶるスターズ!』明星スバルには「キラキラしたスバルの声から、歌うことや踊ることが大好きだという気持ちが伝わってきます。でもその裏では仲間のために悩んだり苦しんだりと優しい心を持っていることを知り、さらに惹かれるようになりました」。
『ナンバカ』ウノには「チャラ男の芝居がとっても上手い徹也さん! ウノくんはチャラ男っぽいけれどしっかり芯もあるところがハマリ役で毎週の楽しみでした」。

『ふしぎ星の☆ふたご姫』ブライトには「柿原さんのことを知ったキャラクターで、初めて声を聞いたときに“王子様ボイスがこんなに似合う人がいるのか”と驚いた。優しくて気品がある雰囲気が大好き!」。
『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』キース・クラエスには「カタリナに想いを伝えたいけど、義理の弟という立場があるからなかなか打ち明けられない姿が可愛くて好きです」と2023年に劇場版が公開予定のタイトルにも投票がありました。

今回のアンケートではトップは変わらなかったものの順位は入れ替わっています。新作が決まっているタイトルも複数あることから、来年の結果も気になるところです。
■ランキングトップ10
[柿原徹也さんが演じた中で一番好きなキャラクターは? 2022年版]
1位 ナツ・ドラグニル 『FAIRY TAIL』
2位 スカラマシュ 『原神』
3位 東堂尽八 『弱虫ペダル』
4位 明星スバル 『あんさんぶるスターズ!』
5位 キース・クラエス 『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』
6位 雪白東 『A3!』
7位 葉月陽 『ツキウタ。』
7位 MEGU 『ヒロインたるもの!~嫌われヒロインと内緒のお仕事~』ほか
9位 アンドロ・M・ジャズ 『魔入りました!入間くん』
10位 魔狭人 『境界のRINNE』
(回答期間:2022年12月6日~12月13日)