本記事では、『ヒロアカ』以外にもハリウッドなどで実写化が決定しているアニメ・マンガ作品を紹介していく。
Netflix映画『機動戦士ガンダム』
『機動戦士ガンダム』は、1979年に日本でTVアニメ放送が開始以降、40年以上にわたりさまざまな作品群を展開し、年齢・性別を問わず幅広い層に支持されているシリーズ。
現在は、最新作『機動戦士ガンダム 水星の魔女』が放送中だ。
実写映画化は、米・ロサンゼルスで開催された「Anime Expo 2018」内で発表に。
シリーズのアニメーションをつくり続けてきたサンライズと『パシフィック・リム』『ジュラシックワールド』『GODZILLA』シリーズなどで知られるレジェンダリーが共同制作、アメコミ『サーガ』シリーズのブライアン・K・ヴォーンが脚本、『キングコング：髑髏島の巨神』で長編映画デビューをしたジョーダン・ヴォート＝ロバーツが監督を担当。
内容に関しては、『機動戦士ガンダム』シリーズの歴代作品で描かれてきた対立と愛、人型兵器“モビルスーツ”を操縦するパイロットたちの戦いを通じた人間ドラマを世襲するという。
実写映画『機動戦士ガンダム』は、Netflixで全世界独占配信予定。
配信時期などは現時点では未発表。
Netflixシリーズ『ワンピース』
『ワンピース』の原作は、尾田栄一郎が1997年に「週刊少年ジャンプ」にて連載を開始し、全世界累計発行部数は4億9,000万部突破を誇る大ヒットコミック。
伝説の“海賊王”ゴール・D・ロジャーが残した「ひとつなぎの大秘宝（ワンピース）」を巡り、主人公モンキー・D・ルフィ率いる海賊“麦わらの一味”が壮大な冒険を繰り広げる物語だ。
Netflixシリーズでは、モンキー・D・ルフィ役をイニャキ・ゴドイ、ロロノア・ゾロ役を新田真剣佑、ナミ役をエミリー・ラッド、ウソップ役をジェイコブ・ロメロ・ギブソン、サンジ役をタズ・スカイラー、コビー役をモーガン・デイヴィス、アルビダ役をイリア・イソレリス・パウリーノ、ヘルメッポ役をエイダン・スコット、バギー役をジェフ・ワード、アーロン役をマッキンリー・ベルチャー、ガープ役をヴィンセント・リーガン、ミホーク役をスティーヴン・ウォード、シャンクス役をピーター・ガディオットが演じることなどが決定している。
Netflixシリーズ『ワンピース』は、Netflixで全世界独占配信予定。
配信時期などは現時点では未発表。
実写映画『聖闘士星矢』
『聖闘士星矢』の原作は、車田正美が1986年～1990年に「週刊少年ジャンプ」にて連載し、発行部数3,500万部以上を誇るバトルファンタジーだ。
星座を冠した“聖衣（クロス）”と呼ばれる鎧をまとう“聖闘士”たちによる闘いを描き、1986年のTVアニメ化を皮切りに、今なお映像化され続けている。
ハリウッド実写映画化作品『ナイツ・オブ・ザ・ゾディアック』では、東映アニメーションが製作・制作、Netflixシリーズ『ウィッチャー』のトメック・バギンスキーが監督を担当。また、新田真剣佑が星矢役を演じるほか、ショーン・ビーン、ファムケ・ヤンセン、マディソン・アイズマン、マーク・ダカスコス、ディエゴ・ティノコ、ニック・スタールらがキャストを担当することも発表された。
映画『ナイツ・オブ・ザ・ゾディアック』は、2023年公開予定。
実写映画『ワンパンマン』
『ワンパンマン』は、ONEがWEBコミックサイト「新都社」にて投稿していた同名マンガおよび、同作を原作に作画担当として村田雄介が加わって「となりのヤングジャンプ」にて2012年より連載したヒーローコメディ。
平熱系最強ヒーロー・サイタマがどんな相手をも“ワンパン”で倒してしまう様子を描き、2015年にはTVアニメ第1期、2019年には第2期が放送された。
実写映画『ワンパンマン』の公開時期は現時点では未発表。
実写TVシリーズ『シュタインズ・ゲート』
『シュタインズ・ゲート』の原作は、『カオス・ヘッド』に続く科学アドベンチャーシリーズ第2作目として、2009年にXbox 360向けで発売されたアドベンチャーゲームだ。
偶然タイムマシンを生み出してしまった秋葉原の発明サークル“未来ガジェット研究所”を中心に、世界の運命を巡るサスペンスを描いており、様々なハードへの移植、TVアニメ化、劇場版アニメ化、舞台化など展開している。
実写TVシリーズドラマ化は、2020年1月26日に東京・ZeppDiverCity[TOKYO]で開催されたライブイベント「科学ADVライブS;G1010th ANNIVERSARY」にて発表。
企画制作は『CIA分析官ジャック・ライアン』『オルタード・カーボン』『グレイス＆フランキー』などで知られるハリウッドのスタジオ・Skydance Televisionが担当し、世界配信を予定しているという。
実写TVシリーズ『シュタインズ・ゲート』の配信時期は現時点では未発表。
実写映画『君の名は。』
『君の名は。』の原作は、新海誠監督が2016年に発表したアニメーション映画だ。
ある日突然中身が入れ替わってしまった少年と少女の物語を描き、「第40回日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞」「第42回ロサンゼルス映画批評家協会賞アニメ映画賞」など受賞。全世界でも興行収入400億円を超える大ヒットを記録した。
ハリウッド実写化は、2017年9月に発表。
日本で配給を務めた東宝が、米パラマウント・ピクチャーズとバッド・ロボットと共同開発を進めており、当初の発表では、『メッセージ』で2017年度アカデミー賞脚色賞にノミネートされたエリック・ハイセラーが脚本、J・J・エイブラムスとリンジー・ウェバーがプロデュースを担当。
監督に関しては、これまで『（500）日のサマー』『アメイジング・スパイダーマン』などで知られるマーク・ウェブ、『ミナリ』のリー・アイザック・チョンが就任するもどちらも降板。そして2022年11月に、ディズニー映画『ラーヤと龍の王国』のカルロス・ロペス・エストラーダが新たに監督に決定したとVarietyが報じた。
実写映画『君の名は。』の公開時期は現時点では未発表。
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