『エヴァンゲリオン』を題材とする「『舞台・エヴァンゲリオン Beyond』（仮）」が、東京・新宿歌舞伎町で2023年4月14日に開業する「東急歌舞伎町タワー」内の新劇場「THEATER MILANO-Za」にて上演されることが決定した。2023年5月に同劇場のこけら落とし公演として行われる。
『エヴァンゲリオン』シリーズは、巨大な人型人造兵器に乗った少年少女らが、未知の生命体である使徒と戦うアニメだ。1995年にTVシリーズ『新世紀エヴァンゲリオン』の放映が始まると大ブームとなり、様々なメディアを巻き込む空前の社会現象と化した。2021年には、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズの完結編となる映画『シン・エヴァンゲリオン劇場版』が公開され、観客動員数は650万人、興行収入は100億円以上を記録。今に至るまで圧倒的な人気を誇る。
「東急歌舞伎町タワー」の前身にあたる「新宿TOKYU MILANO」内のロードショー館「新宿ミラノ座」は、1997年に公開された『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air／まごころを、君に』のメイン館となったことを皮切りに、『エヴァンゲリオン』シリーズとゆかりが深い。
このたび上演が決定した「『舞台・エヴァンゲリオン Beyond』（仮）」は、タワーのコンセプトである“好きを極める”を具現化する施策の第1弾「EVANGELION KABUKICHO IMPACT」の一環として行われるもの。「新宿ミラノ座」の跡地に完成する新劇場「THEATER MILANO-Za」のこけら落とし公演として、『エヴァンゲリオン』の新たなエンタテインメントを繰り広げる舞台となる。
「『舞台・エヴァンゲリオン Beyond』（仮）」の構成・演出・振付を手掛けるシディ・ラルビ・シェルカウイは、演劇やコンテンポラリーダンスの公演はもちろんのこと、バレエ、オペラ、歌劇などの演出・振付でも幅広く活躍し、新作を発表するごとに常に世界中の注目を集める世界的な振付家だ。
日本文化への造詣も深く、本公演を企画・製作するBunkamuraとのコラボレーションでは2012年に『テヅカ TeZukA』の構成・振付、2015年と2018年には『プルートゥ PLUTO』の演出と振付を務め、大きな話題となった。はたして『エヴァンゲリオン』をどのように舞台化するのか、期待が高まるばかりだ。
『エヴァンゲリオン』を題材とする「『舞台・エヴァンゲリオン Beyond』（仮）」は、「THEATER MILANO-Za」のこけら落とし公演として2023年5月に上演され、同年6月には地方公演も行われる。ほか詳細は後日発表となるので、続報を楽しみに待ちたい。
そのほか、『エヴァンゲリオン』ファンのためのホテルが歌舞伎町に出現。ライフスタイルホテル「HOTEL GROOVE SHINJUKU」に期間限定で「LIFESTYLE HOTEL EVA」がオープンする。1フロアをジャックし、限定メニューが提供される。『エヴァンゲリオン』シリーズおよび関連映画作品を上映する「109シネマズプレミアム新宿開業記念 『エヴァンゲリオン』関連映画祭」（仮）や、高橋洋子によるスペシャルライブも予定されている。
構成・演出・振付 シディ・ラルビ・シェルカウイ
公演期間 2023 年 5 月
会場 THEATER MILANO-Za (東急歌舞伎町タワー6 階)ほか
6 月 地方公演あり
東京公演主催 Bunkamura、TST エンタテイメント
企画・製作 Bunkamura
