アニメ『TIGER & BUNNY 2』パート2がNetflixにて2022年10月7日より配信中。今回、「アニメ!アニメ!」では配信にあわせて、作品にロゴが登場するプレイスメント参加企業にメールインタビューを実施。作品に対する思いや本企画への参加動機を語ってもらった。
第13回目はヒーロー・折紙サイクロンでロゴが登場した「オルファ」に話を伺った。
第13回 オルファ
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――今回、キャラクタープレイスメントに応募しようと考えた理由をお教えください。
スタッフの中でも熱量の高いメンバーが、ツイッターを通じてプレイスメント企業を募っているという情報をキャッチし、広報担当にかけあったことからスタートしました。
――応募後、プレイスメント企業として参加が決まるまでの経緯をお教えください。
まず、「応募するだけならタダ!」というのを前提として、広報担当者がまずは独断でエントリーを決めました。その後、バンダイナムコピクチャーズ様から見事(!)に広告枠の残数のご説明があった際、折紙サイクロンの枠に特に惹かれました。何故なら、彼の背負う手裏剣という“刃”が、弊社の商材との親和性を感じたからです。彼は手裏剣を誰かを傷つける目的ではなく、助けるために使っているという点も刃物手道具メーカーとしては共感できる重要ポイントです。
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また、彼が日本びいきである点も、日本生まれの工具ブランドとして発展してきた弊社としても折紙サイクロンしかないという雰囲気が出来上がる要素であったと思います。
――共通点もあるということで、社内ではスムーズにお話が進んだのでしょうか?
社内承認までの経緯ですが、まず熱量の高いスタッフと共に『タイバニ』という作品のこれまでの経緯やプレイスメントで得られるPR効果を簡単にまとめた資料を作成し、作品を知らない幹部にも理解してもらいやすいものを準備。その後プレゼンをする機会を設けてもらい、無事承認を得ることができました。
――企業側から見た『TIGER & BUNNY』のプレイスメント施策のおもしろさは、どんなところにありますか?
企業ロゴが単に本編のビル看板に展開されたり撮影セットとして登場するような手法ではなく、実際に各キャラクターがロゴをPRしなければならないという使命感を通して作中で触れられていることにより、各企業が実際にシュテルンビルトの存在する世界に存在しているかのようなリアリティが演出されている点だと思います。
――また、作品の惹かれるポイントはありますでしょうか?
キャラクターそれぞれにキャラが立っていて、個々に人間的な背景もあり単純なヒーローアニメという枠に収まっていないところ。パート2に限って申し上げると、バディ制度が取り上げられてヒーロー同士のチームプレイや掛け合いでそれぞれの魅力が更に発見されたことも挙げられます。折紙サイクロンのバディであるロックバイソンとのやりとりの中で、彼の名前の由来が明らかになるエピソードがありますが、やはりその優しさと人間味にとても感動しました。
今回はまた、後輩キャラの出現により先輩という立場になったヒーローたちの成長が感じられる喜びも。今後ウロボロスの組織にもチームとして対峙していくであろう展開に期待したいです。
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――『TIGER & BUNNY 2』での、折紙サイクロンの印象は?
シーズン1よりもより彼の内面にフィーチャーされた内容となっていて、スポンサー企業として全力で応援してあげたい気持ちが高まる内容でした。キミはそよ風なんかじゃない、熱を帯びた場所からやってくる台風のようにアツいものを持っているのだから胸をはってがんばれ!という一種の親心のようなものを抱いていました。
――実際に本編で自社のロゴを観たときはいかがでしたか?
プレイスメントという形ではもちろん、弊社がアニメを媒体にロゴを露出させる経験がなかったため、配信日は1台にのPCに関係者が集まって盛り上がりましたね。ロゴが出る部分を何度もリピート&一時停止して観ていたのはとてもいい光景でした。
――プレイスメント企業として参加したことにより、どのようなことを期待しますか?
一般的にカッターナイフという道具自体の認知度は高くても、それらのメーカーまで知っているかというとそうではないのが実情です。また、弊社ブランドを知っているという方でもオルファは海外ブランドだと認識されている場合もあるので、今回のプレイスメントを通じ、「OLFA=カッターナイフのブランド」という認知に繋がることが願いのひとつでもあります。
Netflixシリーズ『TIGER & BUNNY 2』作品情報
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<MAIN STAFF>
監督:加瀬 充子
シリーズ構成・脚本・ストーリーディレクター:西田 征史
キャラクターデザイン・ ヒーローデザイン:桂 正和
企画・原作・制作:BN Pictures
<MAIN CAST>
鏑木・T・虎徹(ワイルドタイガー):平田 広明
バーナビー・ブルックス Jr.:森田 成一
カリーナ・ライル(ブルーローズ):寿 美菜子
ライアン・ゴールドスミス(ゴールデンライアン):中村 悠一
ネイサン・シーモア(ファイヤーエンブレム):津田 健次郎
キース・グッドマン(スカイハイ):井上 剛
イワン・カレリン(折紙サイクロン):岡本 信彦
アントニオ・ロペス(ロックバイソン):楠 大典
ホァン・パオリン(ドラゴンキッド):伊瀬 茉莉也
ラーラ・チャイコスカヤ(マジカルキャット):楠木 ともり
仙石 昴(Mr. ブラック):千葉 翔也
トーマス・トーラス(ヒーイズトーマス):島崎 信長
ユーリ・ペトロフ:遊佐 浩二
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