梅原裕一郎、新人の頃を振り返り「フレッシュなつもりだったけど」先輩声優に言われて気付いた性格とは「クールドジ男子」インタビュー | 超!アニメディア

梅原裕一郎、新人の頃を振り返り「フレッシュなつもりだったけど」先輩声優に言われて気付いた性格とは「クールドジ男子」インタビュー

秋アニメ『クールドジ男子』より、三間貴之役・梅原裕一郎さんのインタビューをお届け。

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ドジさえクールにキマる男子たちの日常コメディ『クールドジ男子』のTVアニメが、10月10日より放送スタートします。

『クールドジ男子』は「ガンガン pixiv」にて好評連載中の那多ここねによる日常コメディが原作。一際目を引くクールでかっこいいけど“ドジ”な4人の男子たちが繰り広げる、笑って癒されるドジコメディです。ドジを自覚している“羞恥心アリ反省タイプ”の一倉颯役を小林千晃さん、ドジを指摘されても認めない“強がりストイックタイプ”・二見瞬役を内山昂輝さん、ドジしても特に何も感じない様子“無自覚無痛タイプ”の三間貴之役を梅原裕一郎さん、自分のドジも自分で笑ってしまう“受け入れ前向きタイプ”の四季蒼真役を千葉翔也さんが演じます。

アニメ!アニメ!では、梅原さんにインタビューを実施。作品に対する印象や、「クールドジ」という特性を持ったキャラクターたちの魅力、さらに声優の先輩方から言われて気付いた自身の性格についても語っていただきました。

[取材・文:米田果織 撮影:吉野庫之介]



「わかりやすいギャグにならない」ことを意識


――原作ではクールドジな男子たちの日常を描き、コミックスは何度も重版されています。最初に作品に触れた際、どのような印象を受けましたか?

クールでドジな男の子はたくさんいると思うのですが、こんなにもいろんな種類のクールドジがいるということがわかり、そのクールドジさが、それぞれの生き方に繋がっているのが面白いと感じました。魅力的なキャラクターも多く、嫌なキャラクターが一人もいない。ゆるりと進行していくストーリーが心地よくて、まったく劇的ではないのに、惹き付けられるお話だと思いました。

――では、演じる三間貴之に抱いた印象は?

社会人としてちゃんとしている部分と、モノローグで出てくる「疲れた」「眠い」という本音のギャップが印象的。ドジをしてもちゃんと反省し、周囲のアドバイスを受け入れる度量があるのが魅力的なキャラクターだと思いました。



――三間の「クールドジ」という点以外で魅力的に感じる部分はありますか?

どんな人と接していても、基本的に変わらないところ。上司に媚びへつらうわけでもなく、年下に偉そうにするわけでもない。姪っ子にも敬語で接しますし、裏表のなさ、邪念のなさ、そして仕事もでき、人間関係も円滑に進められるのが彼の魅力だと思います。

――監督から具体的に受けたディレクションはありますか?

特にありませんでした。唯一言われたのは、三間がツッコんで話がオチるシーンで、わかりやすく「オチですよ~」というニュアンスでお芝居したら、「それはやらなくていい」と。日常会話としてサラッと流してほしいと言われ、その時に「わかりやすいギャグにならない方が良いんだな」と理解しました。それから、俯瞰から見てクスっと笑えるトーンを意識しています。



梅原裕一郎は「完全に颯タイプ」収録現場でさっそくドジも…


――4パターンのクールドジ男子が登場しますが、梅原さんは自身をどのタイプだと思いますか?

僕は完全に颯タイプ。ドジをしたら恥ずかしいと思いますし、三間のように平然とはしていられない。蒼真みたいに笑ってごまかすこともできないし、瞬のように強がる年齢でもないので、完全に颯タイプだと思います。

――実際にドジをすることは多い?

かなり多いです。経験しすぎて慣れていて、三間くらい平然としている感を演出していますが、実は心の中でものすごく動揺している(笑)。

――最近やったドジで、思い出せることはありますか?

ちょうど『クールドジ男子』の収録で、スタジオの入口が換気のために網戸になっていたんです。その引く方向を間違えて、無理やり反対から開けようとして、危うくドアをぶち壊すところでした。そのままスタジオ入りしたのですが、共演者の方に見られていて「さすがクールドジ男子! 役作りでしょ?」と言われました(笑)。

――では自身を〇〇男子に当てはめるならば、クールドジ男子が近いのでしょうか。

いや、僕はクールではないと思います。さらに、ドジというよりボケに近い…(笑)。



――三間貴之は、自分がドジをしても気にしないタイプですが、梅原さんが指摘されて気付いた自身の性格はありますか?

先輩方から「デビュー当時から変わらないね」とよく言われます。だいたい新人の頃はフレッシュだと思うのですが、「最初から一定のテンションを保ち続けているね」と。でも、自分ではフレッシュなつもりだったんですけどね(笑)。そうではなかったみたいです。

――最後に、放送を楽しみにしている方へメッセージをお願いします。

15分アニメなので気軽に見られて、また何話から見ても楽しめる作品だと思います。メインの4人以外にも個性豊かなキャラクターが登場しますので、お気に入りを見つけて、それぞれの生き方に共感したり、参考になる部分もあると思うので、ぜひチェックしてみてください。



(C)那多ここね/SQUARE ENIX・「クールドジ男子」製作委員会 (C)Kokone
《米田果織》
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