“下駄”キャラといえば？ 3位「BLEACH」浦原喜助、2位「こち亀」両津勘吉…下駄で戦うあのキャラがトップに！

7月22日は下駄の日。

7月は下駄の寸法に「7寸7分」という数字がよく使われ、また22日は下駄で歩くと足跡が「二二」に見えることから制定されました。

日本の伝統的な履物である下駄はアニメなどのキャラクターも愛用しています。下駄の音をカランコロンと鳴らして現われたり、修行のために下駄を履いていたり、ハレの日に着物と一緒に身に付けたり……。

そこでアニメ！アニメ！では「“下駄”キャラといえば？」と題した読者アンケートを実施しました。7月5日から7月11日までのアンケート期間中に392人から回答を得ました。
男女比はほぼ同数。年齢層は19歳以下が約55パーセント、20代が約25パーセントと若年層が中心でした。

■トップは『鬼太郎』主題歌も印象的！

第1位

1位は『ゲゲゲの鬼太郎』の鬼太郎。支持率は約25パーセントでした。

「リモコン下駄で妖怪を次々と倒していくのがカッコイイ。公園や学校で靴を飛ばしてマネをしていました」や「多くのシリーズで流れたEDテーマ『カランコロンの歌』のイメージが強い。劇中でもカランコロンと音を鳴らして暗闇から姿を現わす場面が印象的」と敵に向かって進む武器になるリモコン下駄や、長年使われていた主題歌に触れた読者が多かったです。

『ゲゲゲの鬼太郎』は1968年にTVアニメ化。2018年から2020年まではTVアニメ第6期が放送され、若い読者からは「『ゲゲゲの鬼太郎』で下駄という履き物を知りました」という声も。国民的シリーズの主人公がトップとなりました。

第2位

2位は『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の両津勘吉。支持率は約12パーセントでした。

両さんは正確には下駄ではなく木製のサンダルを愛用していますが、「歩くたびにカランカランという効果音が付いていた記憶があります」や「警官の制服にサンダルという斬新なファッションだが、『こち亀』特有の下町感が出ていて好き」、「あんな走りづらい履き物なのに、猛スピードで犯人を捕まえているのがすごい」といったコメントが寄せられました。舞台が下町ということも下駄をイメージさせる理由となっています。

第3位

3位は『BLEACH』の浦原喜助。支持率は約7パーセントでした。

浦原喜助は駄菓子屋・浦原商店の店主。「変わったデザインの帽子と下駄がトレードマーク。人目をまったく気にしていないようなファッションが逆に素敵！」や「下駄と帽子の組み合わせが、浦原さんのミステリアスな雰囲気にマッチしています！原作の原画展も巡回していて盛り上がりを見せているから」と10月スタートの『BLEACH 千年血戦篇』への期待も高まっています。

■そのほかのコメントを紹介!!

『銀魂』坂本辰馬には「背が高いのにさらに下駄履いてる！宇宙の海を股にかける商社の社長でサングラス姿なのに、履物がいつも下駄というミスマッチも面白い」。
『もののけ姫』ジコ坊には「一本足の高下駄で器用に座り飯を食い、河原の石を飛び跳ねる姿に、コイツは只者ではないと感じさせる凄みがありました」。

『テニスの王子様』千歳千里には「片方だけで6kgもある鉄下駄を履きこなす体力、自由奔放で素朴な性格、長身で男前なルックス、イケボの熊本弁が大好きです」。
『刀剣乱舞-ONLINE-』今剣には「天狗を自称していて、一本下駄を履きこなしてピョンピョンと飛び回る身のこなしとバランス感覚の持ち主。バビューンと駆け抜ける様子が可愛い」と『特「刀剣乱舞-花丸-」～月ノ巻～』が公開中のシリーズにも投票がありました。

今回のアンケートでは下駄だけでなく、雪駄などの和装の履き物を好むキャラクターも目立つ結果となっています。

■ランキングトップ10

[“下駄”キャラといえば？]
1位鬼太郎『ゲゲゲの鬼太郎』
2位両津勘吉『こちら葛飾区亀有公園前派出所』
3位浦原喜助『BLEACH』
4位坂本辰馬『銀魂』
5位光月おでん『ワンピース』
5位自来也『NARUTO -ナルト-』
7位今剣『刀剣乱舞-ONLINE-』
8位ヤマト『ワンピース』
9位千歳千里『テニスの王子様』
9位鳥束零太『斉木楠雄のΨ難』
9位モンキー・D・ルフィ『ワンピース』

（回答期間：2022年7月5日～7月11日）