「池袋ハロウィンコスプレフェス2021」が、10月30日から感染防止対策を徹底し2年ぶりに池袋で開催された(10月31日までの2日間にわたる)。
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8回目となる同イベントは2014年にスタート。毎年2万人以上のコスプレイヤーが参加し、池袋東口エリアを舞台とした日本最大級のハロウィンイベントとして賑わいを見せてきた。2020年は新型コロナウイルスの影響によりオンライン開催となったが、2021年は事前チケット購入で参加人数を約6割まで制限し、撮影エリアをサンシャインシティとイケ・サンパークに絞り、オリジナルマスクを「登録証」にするなど、コロナ対策を徹底してリアルでの開催に至った。
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恒例のオープニングセレモニーでは、『鬼滅の刃』竈門炭治郎に扮した高野之夫豊島区長が開会宣言。同キャラのコスプレをやりたいと志願し、顔の皺取りなどメイクアップに時間がかかったことを明かした。83歳の高野之夫豊島区長と15歳の竈門炭治郎とではおよそ70歳近くも年齢があったが、「このような形で自らがやらなければ、池袋の街は変わらない」という思いから勇気を出したとのこと。
誰もが安心して池袋を訪れられるようになったことを、同イベントを押して「東京、世界に発信していきたい」と抱負を述べた。