
TVシリーズ第1位に選ばれたのは、PART2・第155話『さらば愛しきルパンよ』(1980年)。最長シリーズとなったPART2(1977年~)の最終話。
あらすじは、東京上空に飛来した装甲ロボットが宝飾店を襲撃。国防省が極秘開発したこのロボット・ラムダの生みの親である故・小山田博士の娘マキは、ロボットの軍事利用に反対だった父の意志を継ぎ、後継無人機の戦場投入をやめさせようとしていた。実は襲撃の犯人は彼女で、協力者となったルパンの指示でラムダを操縦し、町中で騒動を起こしたのだ。だが、ラムダは戦車に発砲され、民間人を多数巻き込む大惨事に! しかし、マキと手を組んだルパンは偽者で、彼女は利用されていて……!?
演出は、宮崎駿(照樹務 名義)が務め、のちに手掛ける『天空の城ラピュタ』のロボット兵を彷彿とさせる、ロボット兵器・ラムダを巡る事件を描いている。また本作のヒロイン・小山田マキの声は『カリオストロの城』のクラリス役や『風の谷のナウシカ』のナウシカ役の島本須美が演じた。

第2位は、PART1・第1話『ルパンは燃えているか・・・・?!』(1971年)。1971年にスタートした、記念すべきシリーズ第1作の第1話。当時としては異例な、“大人を意識したアニメ”として作られた本作。クールでセクシーな魅力は、第1話から発揮されている。

第3位は、PART5・第24話(最終回)『ルパン三世は永遠に』(2018年)
2018年に放送されたPART5の最終話。現時点でTVシリーズ“最新”のエピソード。最先端技術の粋を集めたアプリに追い詰められるルパン達が、最後の戦いに挑む……。

第4位のPART2・第145話『死の翼アルバトロス』(1980年)は、こちらも宮崎駿が照樹務名義で演出を手掛けたエピソード。飛行艇の緻密な描写やスピード感あふれる演出で、空中戦のシーンなど、後の宮崎作品のエッセンスを感じられる1作。

TVスペシャルの第1位に輝いたのは、歴代TVスペシャルの中でも随一と言われるシリアスなストーリー『ルパン三世 ワルサーP38』(1997年)。暗殺集団タランチュラのアジトに潜入したルパンは、組織の一員であるヒロイン・エレンが抱える哀しみと、ルパン自身の”忌まわしい過去“と向きあい、決死の戦いを挑む。
「TVシリーズセレクション」は2021年10月15日、TVスペシャルは10月22日に放送する。また、TVシリーズ最新作『ルパン三世 PART6』は、10月9日24時55分より日本テレビ系にて全国放送開始。
【TVシリーズ部門】
1)PART2・155話「さらば愛しきルパンよ」
2)PART1・1話「ルパンは燃えているか・・・・?!」
3)PART5・24話「ルパン三世は永遠に」
4)PART2・145話「死の翼アルバトロス」
5)PART1・4話「脱獄のチャンスは一度」
6)PART1・5話「十三代五ヱ門登場」
7)PART2・148話「ターゲットは555M(メートル)」
8)PART1・2話「魔術師と呼ばれた男」
9)PART1・11話「7番目の橋が落ちるとき」
10)PART2・99話「荒野に散ったコンバット・マグナム」
【TVスペシャル部門】
1)第9作「ワルサーP38」
2)第14作「EPISODE:0 ファーストコンタクト」
3)第6作「燃えよ斬鉄剣」
4)第15作「お宝返却大作戦!!」
5)第1作「バイバイ・リバティ―・危機一発!」
Huluでは、それぞれの放送後に、上記のTVシリーズ上位10作とTVスペシャル上位5作を含む特集をします。
1)PART2・155話「さらば愛しきルパンよ」
2)PART1・1話「ルパンは燃えているか・・・・?!」
3)PART5・24話「ルパン三世は永遠に」
4)PART2・145話「死の翼アルバトロス」
5)PART1・4話「脱獄のチャンスは一度」
6)PART1・5話「十三代五ヱ門登場」
7)PART2・148話「ターゲットは555M(メートル)」
8)PART1・2話「魔術師と呼ばれた男」
9)PART1・11話「7番目の橋が落ちるとき」
10)PART2・99話「荒野に散ったコンバット・マグナム」
【TVスペシャル部門】
1)第9作「ワルサーP38」
2)第14作「EPISODE:0 ファーストコンタクト」
3)第6作「燃えよ斬鉄剣」
4)第15作「お宝返却大作戦!!」
5)第1作「バイバイ・リバティ―・危機一発!」
Huluでは、それぞれの放送後に、上記のTVシリーズ上位10作とTVスペシャル上位5作を含む特集をします。
原作:モンキー・パンチ (C)TMS・NTV