島崎信長&榎木淳弥も出演!“グライダー”に賭ける青春描く「ブルーサーマル」22年3月にアニメ映画化 | 超!アニメディア

島崎信長&榎木淳弥も出演!“グライダー”に賭ける青春描く「ブルーサーマル」22年3月にアニメ映画化

“グライダー”で空を翔ける大学航空部の青春を描いたマンガ『ブルーサーマル-青凪大学体育会航空部-』がアニメ映画化され、2022年3月に全国公開されることがわかった。若手実力派女優の堀田真由が主演を務め、声優の島崎信長と榎木淳弥も出演する。

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『ブルーサーマル-青凪大学体育会航空部-』ティザービジュアル(C)2022「ブルーサーマル」製作委員会
  • 『ブルーサーマル-青凪大学体育会航空部-』ティザービジュアル(C)2022「ブルーサーマル」製作委員会
  • 『ブルーサーマル-青凪大学体育会航空部-』都留たまき役:堀田真由(C)2022「ブルーサーマル」製作委員会
  • 『ブルーサーマル-青凪大学体育会航空部-』倉持潤役:島崎信長(C)2022「ブルーサーマル」製作委員会
  • 『ブルーサーマル-青凪大学体育会航空部-』空知大介役:榎木淳弥(C)2022「ブルーサーマル」製作委員会
“グライダー”で空を翔ける大学航空部の青春を描いたマンガ『ブルーサーマル-青凪大学体育会航空部-』がアニメ映画化され、2022年3月に全国公開されることがわかった。若手実力派女優の堀田真由が主演を務め、声優の島崎信長と榎木淳弥も出演する。あわせてティザービジュアルと特報もお披露目となった。

『ブルーサーマル-青凪大学体育会航空部-』の原作は、小沢かなが2015年4月から「月刊コミック@バンチ」にて連載を開始。エンジンを搭載せずに上昇気流(サーマル)を捉えることで飛翔する航空機“グライダー”で飛行スピードを競う体育会航空部……という新鮮なテーマを描くマンガだ。

繊細な空の表現や、青春のすべてを賭けるまっすぐなキャラクターたちの心理描写から新たな青春マンガとして瞬く間に注目を集め、「第2回次にくるマンガ大賞」や「NEXTブレイク漫画 RANKING 2016」に上位でのランクインを果たしている。

このたびのアニメ映画化では、『攻殻機動隊 S.A.C.』シリーズの演出や『東京マグニチュード 8.0』、『ばらかもん』の監督を務めたことで知られる橘正紀監督のもと、『ルパン三世』シリーズや『orange』を手がけた老舗スタジオのテレコム・アニメーションフィルムがアニメーション制作を担当する。

またキャストは、主人公の“つるたま”こと都留たまき役を映画『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』や『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』の若手実力派女優・堀田真由が演じ、航空部の主将かつ絶対的エースの倉持潤役に島崎信長、つるたまの育成を担当する面倒見の良い先輩・空知大介役に榎木淳弥が名を連ねた。

あわせて公開されたティザービジュアルは、澄み渡った青々とした空が印象的に描かれたもの。弾けんばかりの笑顔でこちらに向かって手を差し伸べる主人公・つるたまと、そんなつるたまを優しく見守るように立っている先輩の倉持と空知の姿も見え、3人の頭上高くには彼らが青春を燃やす“グライダー”が飛行している。真ん中に添えられた「この空に恋をする。」というキャッチコピーにふさわしい、美しい空が爽やかな仕上がりだ。

そして特報映像は、冒頭では堀田のナレーションとともに、これから始まる大学生活に心躍らせるつるたまが描かれていく。普通の大学生活を送りたかったはずが、倉持や空知といった航空部の仲間と出会い、キラキラした表情で空を見上げる空に恋したつるたま。また中盤で雲を突き抜けた先に印象的に映る「空」は、まるで自分が空を飛んでいるような高揚感を味わえるもので、本作の映像美にもますます期待が高まるものとなった。

アニメ映画『ブルーサーマル-青凪大学体育会航空部-』は、2022年3月に全国公開。

<以下、コメント全文掲載>


【都留たまき役:堀田真由】



「いつかは声のお仕事をやってみたい」と思っていたので、オーディションの結果を聞いたときはとにかくうれしかったです。この作品のテーマにもなっている“綺麗な空の青”をイメージして、オーディションには思いを込めてブルーの洋服を着て挑みました。

島崎さん、榎木さんはじめ第一線で活躍されている方々とアフレコをご一緒させていただき、毎日が学びの連続でした。初めてのことも多く難しかったですが、皆さんのおかげでとても楽しくお芝居ができました。

私が演じた都留たまきは、コロコロ表情を変える天真爛漫で何事にも一生懸命な女の子。見ていてみんなが笑顔になれるような素敵なヒロインです。そんなたまきのまっすぐな思いに寄り添いながら、精いっぱい演じました。思わず空を見上げたくなるような、前向きにさせてくれる作品になっています。ぜひ劇場の大きなスクリーンで、“美しい空“を楽しんでいただきたいです!

【倉持潤役:島崎信長】



原作も、今作の脚本も面白くて、夢中で一気に読んでしまいました。空への憧れみたいなものって、誰しもが一度は持ったことがあると思うのですが、ここに来て改めて空を飛んでみたくなりましたね。これまでの自分の価値観を変えてくれるほどの景色を、僕もグライダーの中から感じることができたりするのかなって。

僕が演じた倉持潤は、いつも余裕があって飄々としていて、才能と環境にも恵まれた、完璧超人…かと思いきや、彼は彼で込み入った事情がありまして。重めの事情を抱えた、バックボーンがしっかりしている役どころは大好物なので、非常に楽しく演じさせていただきました。実際の収録はとっても楽しくて、僕ら自身が、良い作品だな、面白いな、楽しいなって思ったものは、見てくださった皆様にもきっと伝わると信じておりまして。めちゃくちゃ良い作品なので、ぜひ劇場で、自身の感性に任せてまっすぐ楽しんでみて欲しいです。きっと素敵な何かが、貴方の心に残るはず。

【空知大介役:榎木淳弥】



原作や今作の脚本を読んで、グライダーというスポーツを通してチームの絆やキャラクターそれぞれの成長が描かれつつ、そこに恋愛も絡んできて爽やかな青春を描いている作品だなと感じました。自分の大学生だった頃を思い出しながらやろうと思ったんですが、僕はこんなにまぶしい青春を経験していなかったので、難しかったです(笑)。僕が演じた空知大介は主人公のつるたま(都留たまき)に突っかかっていくことの多いキャラクター。それも憧れの倉持(倉持潤)やグライダーへの情熱からくる反発なので、ツンツンしているけど実は熱い心を持った良い子なんです。そして、アフレコの段階から今作の舞台となる大空がどのように描かれるのか楽しみでした。皆さんも是非グライダーの迫力、風景描写を楽しみにしていて下さい!

【橘正紀監督】


原作を読ませていただき、明るく爽やかなタッチで航空部という一風変わった部活動を描きながらも、何者でもないたまきが周りを巻き込みながら「自分の居場所」を見つけるためにもがく、等身大の物語だなと感じました。

たまきを演じる堀田さんはオーディションの時から、お芝居の指示に対して呑み込みもとても早くて音響監督の山口貴之さん共々満場一致で決まりました。堀田さんならではの明るさでたまきの純朴さや快活さを演じて頂き、こちらの無茶振りにすぐに反応してくれる勘の良さに舌を巻きました。全力でお芝居に取り組む姿がたまきと重なって、スタッフも声に負けないよう生き生きと描かねばという活力をもらい、作画もとても表情豊かになっています。

映画を見終わった後に、元気になって「前向きに一歩踏み出そう」という気持ちになれるような作品になればいいなと思っています。物語の魅力はもちろん、アニメーションだからこその“空を飛んでいるかのような爽快感”や、“空の魅力”を体感してもらえるように制作に励んでいます。ご期待ください。

【原作者:小沢かな】


『ブルーサーマル』は、未熟で荒削りなでも当時の自分の全てをかけて描いた宝物です。その大切な世界に、この大変な状況の中橘監督をはじめたくさんの方々が力を合わせて新しい命を吹き込んでいただけることを、本当に幸せに思います。
丁寧に携わってくださっているみなさまそして、これまで読んで支えてきてくださったみなさま、ありがとうございます。
大好きな真っ白いグライダーが、スクリーンの中の青空を駆ける日をたぶん私がいちばん楽しみにしています!
どうぞよろしくお願いいたします。

アニメ映画『ブルーサーマル-青凪大学体育会航空部-』
2022 年 3 月全国公開
出演:堀田真由 島崎信長 榎木淳弥
原作:小沢かな『ブルーサーマル ―青凪大学体育会航空部―』(新潮社バンチコミックス)
監督:橘正紀 脚本:橘正紀 高橋ナツコ
アニメーション制作:テレコム・アニメーションフィルム
製作:「ブルーサーマル」製作委員会
配給:東映


(C)2022「ブルーサーマル」製作委員会
《仲瀬 コウタロウ》
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