TVアニメ『ひとりぼっちの○○生活』一里ぼっち役の森下千咲が新人声優直撃企画「お前は誰だ?」に登場【インタビュー】 | 超!アニメディア

TVアニメ『ひとりぼっちの○○生活』一里ぼっち役の森下千咲が新人声優直撃企画「お前は誰だ?」に登場【インタビュー】

昨今人気の声優業界。デビューする新人も星の数ほど増えているなかで、まだまだ名前が広く知られていない超フレッシュな新人声優の初々しいグラビア&インタビュー風景をお届けするコーナー「お前は誰だ!?」。今回はアニメディア20 …

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 昨今人気の声優業界。デビューする新人も星の数ほど増えているなかで、まだまだ名前が広く知られていない超フレッシュな新人声優の初々しいグラビア&インタビュー風景をお届けするコーナー「お前は誰だ!?」。今回はアニメディア2019年6月号に登場した森下千咲のロングインタビューをお届けする。


 こんにちは、森下千咲です。このたび、アニメディアさんで取り上げていただきすごく光栄です。中学校のころ『黒子のバスケ』が流行っていて。友達がアニメディアの特集記事を見せてくれながら、いかに黒子がすごいのかを熱弁してくれたのを思い出します。アニメディアを見ると、その子の顔が浮かんできます。

 『ひとりぼっちの○○生活』では、主人公の一里ぼっちを演じさせていただいています。以前、カツヲ先生が原作の『三ツ星カラーズ』のアニメに私もちょっとだけ出させていただいたので、今回もカツヲ先生が原作ということでオーディションも絶対に頑張りたいと思っていました。ぼっちは、友だち作りが苦手で内にこもっちゃう性格。演じるときに、声を作りすぎちゃうとありきたりな印象になってしまうんだろうなと悩みました。スタジオオーディションで、思い切ってありのままやってみたんですけど、音響監督の藤田(亜紀子)さんに「それは森下さんそのまますぎるよー」とご指摘いただきまして。相談させていただきながらキャラクターの肉付けをしていきました。

 原作を読んで、絵がすごくかわいいけどぼっちが教室で自己紹介をするとき、緊張で嘔吐しちゃうのが衝撃でした(笑)。でも、笑えるだけじゃなく、例えば(砂尾)なこちゃんとの屋上のシーンはホロリと感動する要素も織り交ぜられていて、読んですぐにハートを掴まれました。ぼっちはおどおどして、ともすると煙たがれてしまうこともあるんですが、そこもかわいい一面だと思っています。私も人に話しかけるときは緊張しちゃうタイプで。ぼっちが人と話すときに頭のなかで作戦を考える、みたいなことを私もやっちゃうので、そこは似ているのかも。昔はもうちょっと無鉄砲だったんですけどね。

 第1話はほとんどぼっちのセリフだったので、台本をいただいたときは「できるかな?」と不安もありました。実際に演じてみると、ぼっちが新しいことに挑む気持ちが、私が主人公役に初めて挑戦する気持ちとリンクする瞬間もあって。緊張感を素直にお芝居に乗せられるので、そういう面でありがたい環境だなと思います。

 私の好きなシーンは、なこと(本庄)アルが出会うエピソード。出会ってすぐ、なこはアルが“残念”な女の子だと気付いて、初対面なのにアルにめちゃめちゃツッコむんです。それに対してアルが「残念言うなー」と頭突きをする掛け合いが最高に面白かったです。

 今回、OPとEDを歌わせていただいています。まさかEDがぼっちのソロになるとは思わなかったので、重要な役回りを任せていただけてびっくり! 3拍子のメロディーで、キャラクター声で歌うと「拍が遅れてます」なんてことがあって。歌は苦手だったんですが、収録にあたってボイストレーニングをしたおかげで楽しくなってきて、ひとりでカラオケに行くようにもなり、“ぼっちカラオケ”も趣味になりました(笑)。

 今後の『ひとりぼっちの○○生活』では、今後もぼっちの友だち作りが続きます。でも、ひとりの戦いではなく、支えてくれる友達が増えていきます。そんなぼっちの成長を見守りながら楽しく見ていただけるとうれしいです。

 ぼっちは学校で友だち作りに一生懸命ですが、わたしの場合は部活動に一生懸命でした。小・中とミニバスをやっていて、いつも先生にしごかれて(笑)。土日に練習試合があると、近くの駅から練習試合の学校までランニングをしてました。先生がワゴンに乗ってゆっくり前を走って、それを私たちが追いかけるみたいな。マンガみたいな部活動でしたね。

 高校になると、少しずつお金が使えるようになるじゃないですか。カフェ巡りはそのころから好きですね。休日、友達と予定が合わないときは、カフェに行くことが多いです。家を出て、湘南や江ノ島まで行き、おしゃれなカフェで本を読み、メールをチェック。ぶらっと町歩きをして、ご飯を食べて、お家に帰る。これが最高のぼっちな休日の過ごし方です(笑)。

 声優を目指したきっかけは、小学校までさかのぼります。小説が好きで、ゆくゆくは作家さんになりたいと思ってたんです。中学校のころは、私が書いた小説を先生が添削してくれていました。先生のアドバイスで、肥やしのためにいろんな作品を見たほうがいいと言われ、アニメに出会いました。深夜に『Angel Beats!』の最終回がたまたま放送されていて、初めて観たのでお話はあんまりわからなかったんですけど、号泣しちゃったんです。そこから、アニメってすごいなと思い、声優のお仕事に興味を持つようになりました。

 今思うと、「声優のお仕事につながるのかな?」ということを中学生のときやっていて。友だちから、“アニメ声”だからと、やたら放送委員に推薦されていたんです。お昼の放送で「今日は何日、お昼の放送を始めます。○○の曲をかけます。」みたいなアナウンスをやっていて。それは今振り返ると、ちょっと声優さんみたいだなと思います。ただ、放送室に入るときは、教室でお弁当を食べられないから、ちょっと私は苦痛でしたけど。そんな、中学生時代のぼっちエピソードです(笑)。

 私が中学生のときにぼっちのような境遇だったら、やっぱりアニメが好きな優しい子と仲良くなりたいです。テンションが高い人だとビックリしちゃいそうだし。面白い話を隣でしてくれて、私が聞いているみたいな。見た目はですね……、黒髪おかっぱボブの女の子。あんまり悪い子がいない気がする。CVは花澤香菜さん。絶対に性格も優しそう!

 今後は、これぞ森下千咲だと言っていただけるような声優になりたいというのを目標に頑張りたいと思います。強気でガンガン押せるような力強い女性、男の子とかもやってみたいです。『ひとりぼっちの○○生活』の本編とともに、WEBラジオのパーソナリティーもさせていただいておりますので、ぜひ注目して見ていただけるとうれしいです。


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PROFILE
【もりした・ちさき】2月12日生まれ。神奈川県出身。アプトプロ所属。『ひとりぼっちの〇〇生活』一里ぼっち役。

●撮影/相澤宏諒 取材・文/ヤマダサトシ ヘア&メイク/小川智子(ゴールドシップ)

《超!アニメディア編集部》
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