畠中祐が待望の1stアルバムをリリース!「等身大の“畠中祐”を、フルアルバムで表現できました」【インタビュー】 | 超!アニメディア

畠中祐が待望の1stアルバムをリリース!「等身大の“畠中祐”を、フルアルバムで表現できました」【インタビュー】

2017年7月からアーティスト活動を開始した畠中祐が、3月27日に1stアルバム「FIGHTER」をリリースする。新曲8曲+INST2曲を含む全12曲を収録したボリューミーな内容で、本人初作詞曲も収録される本作。そんな …

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 2017年7月からアーティスト活動を開始した畠中祐が、3月27日に1stアルバム「FIGHTER」をリリースする。新曲8曲+INST2曲を含む全12曲を収録したボリューミーな内容で、本人初作詞曲も収録される本作。そんな1stアルバムに込めた思いや、各楽曲の魅力について、畠中本人に語ってもらった。

――1stアルバムをリリースすると聞いたときの感想を教えてください。
 単純に驚きましたね。出させていただくとしても、シングルかなと思っていたので。正直、お話を聞いたあとも半信半疑のままで、アルバムのリード曲「Fighting for」をひっさげて昨年12月に開催された「おれパラ」こと「Original Entertainment Paradise 2018」に出演したときにやっと実感が湧いた感じです。

――1stアルバム「FIGHTER」はどのようなテーマで作られましたか?
 昨年の初夏にアルバム制作打合せがありました。これまでの音楽活動のなかでスタッフとは音楽のことはもちろん、さまざまな話をしてきたのですが、僕の話を聞いてプロデューサーから「戦ってるんだね」と言われたんです。後になって、そのエピソードを覚えていてくれたプロデューサーから「アルバムのコンセプトに、『FIGHTER』はどうか」と提案を受けました。改めて自分を省みると確かにその通りで、「悩んだり、戦ったりしてきたな」と。今は少しだけ自分の気持ちと折り合いをつけられるようになりましたが、それでも、いろんなものとぶつかりあったことこそが“僕らしさ”だと感じたので、アルバムのタイトル、テーマを「FIGHTER」にしました。そして、このテーマを下地に生まれた「Fighting for」は、畠中祐を見事に表現していただいた楽曲になっていると思います。

――シングル収録曲とは、かなり雰囲気の異なる楽曲に仕上がりましたね。
 どちらもダンサブルな曲であることは変わりませんが、シングルの楽曲はポップなものが多いのに対して、「Fighting for」はすごくパワフルでワイルドな印象ですね。歌詞もすごく共感できる詞が並んでいて、レコーディングでは自然と力が入りました。リード曲としてアルバムを引っ張っていけるものになったのはもちろん、畠中祐として新しい一面を表現できたと思います。またダンス曲であるので、初回限定盤に収録されているMVでダンスをがっつり披露させていただきました。こちらもワイルド特化といった感じで、ダイナミックで猛々しい内容になっています。バックダンサーの方々とのユニゾンもすごく見応えがあると思うので、楽しんでいただけたらうれしいです。

――アルバムには初の作詞曲「あの日の約束」も収録されています。初めての作詞はどうでしたか?
「あの日の約束」は“感謝”をテーマに書かせてもらったのですが、難しかったですね。つね日ごろから多くの方々に感謝を感じていたので、伝えたい言葉はいくらでも出てきたのですが、それを“歌”として整える作業に苦労しました。とはいつつ、僕のなかにある思いを突き詰めて、切り取って、多くの方に共感していただける作品にするという作業は、素直に楽しかったです。また、書いている最中は「この歌詞を自分で歌うのはこっ恥ずかしいなぁ」と思っていたのですが(笑)、いざメロディーラインに乗っけて歌ってみると、意外とさらっと歌うことができて驚きましたね。ちょっと臭い言葉でも、歌でなら伝えられるんだなって。

――「あの日の約束」を、まずどんな方に聴いてもらいたいですか。
 4月から新たなスタートを切る方に、ぜひ聴いてもらいたいです。何事も始まりは大変だと思いますが、だからこそ家族や友人など身近な人の有り難さが身に沁みる瞬間でもあると思います。そんな人たちへの“感謝”の念を、この歌と一緒に噛みしめてもらえたら幸せです。

――さらに続く、新曲の印象についても教えてください。
 まず「Addicted」は、このアルバムのなかで一番のチャレンジ曲です。英語の歌詞がふんだんに盛り込まれている楽曲なのですが、僕自身、英語が堪能ではないので、楽曲のかっこよさを損なわないように英語の発音をきちんと発声することを心がけました。歌詞の内容は僕がお芝居に対して思う気持ちともリンクしていて、とても共感できる一曲になっています。

 「プラマイプラス」は「Fighting for」の真逆にあるような存在で、ゆるくてかわいい、日常の息抜きとして聴きたくなる楽曲を目指しました。最初は「かわいい曲ってどんなふうに歌えばいいんだろう」と考えたりもしましたが、曲のリズムに乗りながら肩の力を抜いて歌うことで、聴き心地のよい作品に仕上げることができたと思います。僕自身も歌っていて、とても楽しい一曲になりましたね。朝の通勤・通学のなかで聴いていただけたら、一日を楽しく始められると思いますよ。

 「オド☆リバ~MUSIC IS MAGIC!~」は、ナイトフィーバー的な一曲です。作曲をしてくださった守尾崇さんは、mihimaru GTさんなどにノリノリの曲を提供している方で、「オド☆リバ~MUSIC IS MAGIC!~」も僕が期待していた “ノリノリのダンスチューン”そのままの楽曲を作ってくださいました。こちらも肩の力を抜いて聴いてもらえる曲ではあるのですが、随所に曲としての遊び心があって、自然と体が揺れるような心地よさがありますね。

 「イッサイガッサイ」は打って変わって“高飛車”とか“高慢”といった雰囲気を前面に出した曲になりました。「FIGHTER」と聞いて思い描くイメージのなかでも、泥臭さよりも“バトル中、つねに優位に立っている”スマート感が形になった一曲です。「プラマイプラス」や「オド☆リバ~MUSIC IS MAGIC!~」とは違う力の抜き方をして歌わせてもらったのですが、このアルバムのなかで一番”セクシーな”な雰囲気を持たせることができたと思います。

――こうしてお話をうかがうと、「FIGHTER」はとてもバラエティー豊かな1枚ですね。
 もともと好きな歌のジャンルは幅広いほうだと思っていたのですが、「FIGHTER」を通して新しく触れたジャンルもあって、一曲一曲のレコーディングがとても新鮮な体験でした。もちろんシングル同様、アルバムもダンスミュージックが軸になっているわけですが、同じダンスミュージックといっても「これだけの奥行き、多彩さがあるのか」ということは、僕にとって大きな発見だったと思います。そういう意味でも「FIGHTER」は、等身大の畠中祐でありつつ、“畠中祐のさまざまな一面”をお楽しみいただける内容になりました。畠中祐という幹から、さまざまな音楽のジャンルが枝葉のように伸びていく様子がイメージできて、今後のアーティスト活動の可能性を期待させてくれる一枚にもなったと思います。

――最後に7月開催の初ワンマンライブへの意気込みを教えてください。
 アルバム制作が終わった今、頭のなかはワンマンライブでいっぱいです! まずは体力UPをはかりつつ、万全の状態でライブに臨みたいです。来てくださった方が絶対に後悔しないパフォーマンスをお約束しますので、アルバムを聴いて少しでも気になった方はワンマンライブにもいらしてくださいね!!

取材・文/宮島岳史

<PROFILE>
【はたなか・たすく】8月17日生まれ。神奈川県出身。賢プロダクション所属。2017年7月に「STAND UP」でアーティストデビュー。これまでに2枚のシングルをリリース。主なアニメの出演作は、『僕のヒーローアカデミア』シリーズ・上鳴電気役、『バジリスク ~桜花忍法帖~』甲賀八郎役、『ダイヤのA actII』浅田浩文役など。

<リリース情報>
FIGHTER
バンダイナムコアーツより3月27日発売
初回限定盤3,500円(税別)、通常盤3,000円(税別)

 畠中祐、待望の1stアルバム。1 st&2ndシングルのリード曲に加えて、本人作詞曲を含む新曲8曲とインスト2曲の全12曲で構成されている。初回限定盤にはリード曲「Fighting for」のMVなどを収録したDVDが付属。野性味あふれるダンスを披露する畠中の精悍な姿を楽しめる。

▲初回限定盤

▲通常盤

 

 

《超!アニメディア編集部》
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