２.５次元の舞台を始め、幅広い活躍を見せる黒羽麻璃央が、超！アニメディアのインタビューに初登場。舞台やドラマ、そして「紅白歌合戦」への初出演など、大忙しの2018年を振り返ってもらった。そして、2019年1月15日(火)から放送される連続ドラマ初出演作品「広告会社、男子寮のおかずくん」のお話など、色々と語ってくれた。写真ギャラリーも合わせてチェック！
――2018年を振り返ると、どんな１年でしたか？
僕や仲間の目標や夢が叶った瞬間が非常に多くて。まず、始球式(ミュージカル『刀剣乱舞』×読売ジャイアンツコラボナイター)ですが、僕は野球少年だったので、東京ドームで三日月宗近という役を通してパフォーマンス含めマウンドに立てたというのが幸せですし、野球少年の頃からの夢が叶った瞬間でした。さらに『NHK紅白歌合戦』は、念願の大舞台だったので、みんなの夢が叶って嬉しかったです。僕個人では、宮城県の“みやぎ絆大使”になれたのも、デビューの頃から地元に貢献できる仕事がしたいと思っていたので、すごく大きな出来事でした。
――『紅白』出場が決まった瞬間は、どんな感じでしたか？
ちょうど『真剣乱舞祭2018』の稽古をしていた時期だったんですけど、朝メンバーで集合して、あっという間にNHKに行って記者会見に臨んだんです。前もって聞いてなかったので、びっくりでした。
――ドラマ「プリティが多すぎる」では、ガラッと違う役にも挑戦されましたね。
自分でも想像できない役だったんですけど、カリスマ＝金髪、派手なイメージがあったので、プロデューサーと相談しながら衣装や髪の色は決めさせてもらいました。ずっと黒髪だったんですけど、思いの外似合ってたと自分では思ってたんですけど……いかがでしょうか（笑）。
――似合ってました！意外性もあって、役者としても挑戦になったのでは？
役者としての幅や引き出しが増えたかなと。自分とはかけ離れたキャラクターを演じるのは、楽しいですよね。
――バラエティ番組にもたくさん出演されましたが、反響は？
テレビってすごいなと思います。年上の男性からも『朝の番組に出てましたよね』って言われたことがあって。「見たことがある」でもいいので、知ってもらえるのが嬉しかったです。あと、『ダウンタウンDX』でテーブルクロス引きをやらせてもらったんですけど、失敗しちゃって。だから練習したいなって思ったんですけど、流石に自分の家ではできないので……。何か特技が欲しいなというのは思いました。
――2019年は連ドラ初主演もありますね。
途中まで、初主演だということに気づいていなくて。映画とかではあったんですけど、途中から『そういえば、連ドラ初主演だ』ってことに気づいて。だから、そこまで気負いもなく、変な力みもなく、すごく空気感がいい現場だったので、他の共演者の方に可愛がってもらいながらできました。
――空き時間は、どう過ごしてたんですか？
僕、出ずっぱりだったので、作って、食べて、セリフ覚えて……という感じで。空き時間は、ずっとベッドで寝てましたね。僕が演じるおかず(西尾和)くんの家、居心地が良いんです(笑)。
――演じる西尾くんは、どんな青年ですか？
メイン4人のなかでは一番年下ですが、自ずと人が集まってくるような人です。リーダーシップが取れる感じではないんですけど、仕事に対して一生懸命で、素直さや人柄の良さが際立っていて人が集まる引力を持った人です。そのおかずくんの家にいつものメンツで集まってご飯を食べてるドラマですので、見てるとお腹が減ってくると思います。お腹いっぱいにして見たほうがいいかも(笑)。
――いわゆる飯テロドラマですね。おかずくんが料理を作るようですが、黒羽さんはお料理は普段も作りますか？
もともと、あまりできなかったんです。なので、大丈夫かな……と思ったんですけど、指導の先生もいらっしゃるし、本番に強い男でした(笑)。僕自身も撮影を通して、料理が作れるようになりたいなと思いましたね。でも、どちらかというと、いろんな調味料やハーブなどを集めて、キッチンを最強にしたいです。
――2月にはミュージカル「ロミオ＆ジュリエット」にもご出演されますね。
タイトルは知っていましたが、今までちゃんと内容を知らずにいたんです。けど、以前の公演のDVDを見返したら、ものすごく感動して。俳優としても、生で見なかったことを後悔しました。初共演の方も多いですし、その方からも貪欲に学んでいけたらなと思います。外国の翻訳ものの舞台に挑戦するのも初めてですし、どんな風になるのか、自分がどう変化するのかも楽しみです。ものすごくハマってしまうかもしれないですし……。とにかく、オーディション受かってよかったです。
――黒羽さんご自身が昔から好きだった漫画やゲームなどはありますか？
『るろうに剣心』が大好きで、単行本で集めてハマって、アニメも見ました。元々は母親が好きで、そこからハマったんです。今は『メジャー』が大好きで、実写化しないかなって、密かに狙ってます(笑)。野球経験も生かせますので、映像でも舞台でもぜひやりたいですね。
――2019年に向けて、挑戦したいものは？
勢いよく、猪突猛進しすぎない程度に、まっすぐ走りたいです。色々なお仕事をさせてもらうなかで、もっと深みを出して行きたい。世の中に、もっと“黒羽麻璃央”という存在が広がるように、決まったお仕事には運命的なものを感じながら色々挑戦していきたいです。
――最後に、読者へメッセージをお願いします。
2018年に色々な仕事をやらせてもらえたのも、いつも応援してくださる皆さんのおかげです。2019年も皆さんのお力をお借りしつつ色んなことに挑戦し、いい仕事をするのが最高の恩返しだと思うので、引き続きよろしくお願いします。初めましての方も、これが最後の挨拶にならないように(笑)、いろんなところでお目にかかれるよう、頑張っていきたいと思います。
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撮影／今井裕治
(プロフィール)
【黒羽麻璃央】くろば・まりお/1993年7月6日生まれ。宮城県出身。2012年、ミュージカル「テニスの王子様」菊丸英二役で俳優デビュー。ミュージカル『刀剣乱舞』三日月宗近役や、舞台『黒子のバスケ』黄瀬涼太役などで人気を集める。
〈「広告会社、男子寮のおかずくん」情報〉
テレビ神奈川 1月15日より毎週火曜日夜11時〜
テレビ埼玉 1月16日より毎週水曜日夜11時30分〜
KBS京都 1月18日より毎週金曜日深夜０時〜
九州朝日放送 1月16日より毎週水曜日深夜2時25分〜
BS11 1月15日より毎週火曜日深夜１時３０分〜
料理男子コミックとして人気を博す「広告会社、男子寮のおかずくん」が、ついに実写ドラマ化!
社員男子寮に入居している西尾・東良・北・南郷の4人は、毎週金曜に晩ごはんを持ち寄る「ハナキン持ち寄り会 」 をひらき、美味しい手料理をほおばりながら、1週間の疲れを癒している。
■スタッフ
原作:オトクニ(クロフネコミックス・リブレ刊)
脚本:金杉弘子
監督:三原光尋
音楽:MOKU
■出演
黒羽麻璃央
崎山つばさ
小林且弥
大山真志
橋本美和
久野雅弘
金剛地武志
公式サイト
http://www.tvk-yokohama.com/okazukun/
公式Twitter
http://twitter.com/okazukun_PR
©オトクニ/libre2018 ©「広告会社、男子寮のおかずくん」製作委員会
