「エッチすぎてNGになりました」 – 華麗に過激!? 『閃乱カグラ』の魅力とTVアニメ第二期の見どころを原田ひとみ・原由実に直撃【インタビュー】 | 超!アニメディア

「エッチすぎてNGになりました」 – 華麗に過激!? 『閃乱カグラ』の魅力とTVアニメ第二期の見どころを原田ひとみ・原由実に直撃【インタビュー】

2011年9月に記念すべき1作目『閃乱カグラ -少女達の真影-』(ニンテンドー3DS)を発売してから8年目を迎えた人気ゲームシリーズ『閃乱カグラ』。2013年には第一期TVアニメを放送、その後もさまざまな展開をし続ける …

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 2011年9月に記念すべき1作目『閃乱カグラ -少女達の真影-』(ニンテンドー3DS)を発売してから8年目を迎えた人気ゲームシリーズ『閃乱カグラ』。2013年には第一期TVアニメを放送、その後もさまざまな展開をし続ける本シリーズが、再びTVアニメとなり帰ってくる。TVアニメ第二期のタイトルは『閃乱カグラ SHINOVI MASTER -東京妖魔篇-』。ゲームの豪華オリジナルキャストが勢ぞろいし、忍びたちが華麗に戦い、過激な姿を露わにする。

 今回は本作においてキーキャラクターとなる雪泉(ゆみ)と飛鳥を演じる原由実と原田ひとみにインタビュー。アニメ第二期やシリーズ全体の魅力についてお話いただいた。

閃乱カグラ(左から)飛鳥役の原田ひとみと雪泉(ゆみ)役の原由実

変化する立場と期待を裏切らないサービスカット

――まずは、それぞれが演じられているキャラクターの紹介をお願いします。

原田:私が演じる飛鳥はとても真っすぐで太陽のような子です。これまでのシリーズでも可愛らしい面やキリっとした面など色々な姿を見せてきましたが、基本的には物語の真ん中にいる、主人公でした。ただ本作ではそんな彼女が今までとは違う特殊な立ち位置にいます。これまでのシリーズを知っている方にとっては「なぜ?」と思うような立場になっているので、その点も物語の核になるかと思います。

:雪泉ちゃんは忍を育成する死塾月閃女学館の忍のなかでリーダーを任されている女の子です。最初にゲームで登場したときはクールで冷静で氷のような印象のある、少し雪女チックな子でしたが、飛鳥たちと出会うことで変化していきました。今では「正義とは何か」と突き詰めていったことで「可愛いものは正義」と思い始めちゃっています(笑)。それを真面目に言っているのが彼女という存在そのものなのかなと。また、月閃女学館のメンバーは個性的な子ばかりで、雪泉ちゃんはそのメンバーに辱められることが多くて……。そういう周りに翻弄されて慌てる姿と普段の真面目さのギャップが可愛い女の子だと思います。

――キャラクターを演じるうえで気を付けていることは?

原田:今回の飛鳥は今までと立場が違うので「なぜこんな心境でいるのか」ということが最初は分かりませんでした。それゆえに演じるのが不安で……。どう演じればいいのか自分から監督さんに聞きにいきました。そこで先の展開を教えていただいて、自分のなかでは「なるほど」と腑に落ちたのですが、それは私自身の心境であって、視聴者さんにはその心境が見えてしまうといけない。だから、序盤では飛鳥がどういう気持ちでいるのか分からないと思ってもらえるような芝居になるよう心がけました。また、今回は今までの飛鳥だと絶対に言わなかったような言葉も言うんですよ。そういう今までとは異なる飛鳥を演じるのは非常に難しかったですが、演じがいがあって楽しかったです。

――今までの飛鳥とは明らかに様子が違いますよね。

原田:違います。今回は演じていて辛いなと思うこともあります。私がそういう状態だから隣にいる由実ちゃんはやりづらくて仕方ないと思います……。私としても飛鳥としても本当は“ゆみちゃん”に強く当たりたくはない。それでも飛鳥はあえて辛くなる言葉を放っているので、ちゃんとセリフをぶつけるようにしています。


――なるほど。原さんはいかがですか?

:ひとみさんがおっしゃっていたように、自分がこれまで接してきた飛鳥さんとは様子が違うので、そこに対する戸惑いやさみしさがありました。それでついつい飛鳥さんと話しているときもシリアスな気持ちになったり、他のキャラクターと飛鳥さんの話をしているだけでもトーンダウンしてしまったりしてしまうんです。ただ、音響監督さんからは「そこまでシリアスになりすぎないように」というディレクションを何度か受けました。なので、気持ちが引きずられすぎないように気を付けています。

――脚本を読ませていただきましたが、序盤からシリアスな展開が多いですね。

:そうなんですよ!

――一方で『閃乱カグラ』らしい、いわゆるサービスカットが多そうな場面もたくさん登場します。

原田:そうですね(笑)。本当にたくさんあります。シリアスですが、きっと期待は裏切らないかと!

:めっちゃ出ています。

――で、出ている!?

原田:(笑)。あとは各キャラクターの味というか、「このキャラクターはこうだよね」という小ネタが随所に仕込まれています。メインで会話しているキャラクターの後ろで色々とやっています(笑)。

:特に秘立蛇女子学園のみんなが濃い(笑)。

原田:ものすごいです。ずっとアドリブをやっていらっしゃるのですが、アフレコ中に噴出して笑わないようにするので必死です。

:両備と両奈は特にアドリブが多いですよね。

原田:多いよね(笑)。

――好き放題やっている?

:そうですね。見ているほうは楽しいですよ(笑)。

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エッチすぎてNGに!?

――原田さんにとっては久しぶりのTVアニメ『閃乱カグラ』になります。昔から一緒に本シリーズをやってきた仲間と再び顔を合わせてみていかがでしたか?

原田:本シリーズはアニメ以外にも定期的にさまざまな展開をしています。特にゲームは長く続いていて常にみんなの声を聴いていたのであまり久しぶりという感じはしませんでした。久しぶりと言われて「そんなに経っていたっけ!?」と驚いたくらいです。

――ブランクをほとんど感じない?

原田:感じないですね。別の現場でそれぞれの方にお会いすることもありましたし、「いつものメンバーだなぁ」とむしろ安心する感じでした。ただ、そうやって常に皆さんの声を聴いていたがために、平田宏美さんと初めてお会いしたにも関わらず「お久しぶりです!」とあいさつしてしまって……! 平田さんが演じられる雅緋(みやび)ちゃんの声もゲームでよく聞いていたので、ついついもう知り合いだった気でいたんです。そしたら「初めてですよ(笑)」と言われて、慌てました。本当に申し訳ないなという気持ちでしたが、それくらい自分のなかでは皆さんと離れていたという感覚はないですね。

――原田さんにとって『閃乱カグラ』は常にともにある作品なんですね。対する雪泉は意外にもTVアニメシリーズでは初登場となります。

:そうなんです。TVアニメシリーズでも雪泉の活躍が見たいというという気持ちが強かったので、今回関われると聞いて嬉しかったですね。これまでもOVAという形はあったのですが、それだと出ているシーンごとのキャストが集まって収録することが多くて。例えば私は月閃女学館のキャストの皆さんとは会っていたのですが、他の学院のメンバーとはあまりお会いしたことがありませんでした。今回は色々な人と一緒にお芝居できるのが楽しくて仕方ないです。

――すでに28名のキャストさんが本作に関わると発表されています。

:本当にたくさんいらっしゃいます。あるアフレコの日にスタジオの空調が壊れちゃって。「人数が多いから余計に暑いね」という話をしていました(笑)。その日ばかりは熱気がすごかったので、スタジオにいる人数をなるべく減らすなどしていましたね。

――人数が多い現場ならではのエピソードですね! キャストの多くはお二人にとって顔見知りの方が多いですよね。

原田:はじめましての方は数人くらいだった気がします。一方的には皆さん知っていましたが(笑)。

:私も知っている方が多かったです。

――そんなアフレコ現場の雰囲気はいかがですか?

原田:話があっちこっちいくので、「女子が集まるとこういう会話になりがちだよね」という感じがします(笑)。

:楽しいですよね。雑談もたくさんしています。

原田:ご家庭がある方も結構いらっしゃるので、ママトークをしている方も多いですね。

:確かに! ご家族の話をされている方も多いですね。

原田:こういう話を聞いていると、飛鳥も成長しているけれども、キャストも年月を経て変化してきたことを実感します。

閃乱カグラ

――確かに、初期の頃にはしていなかったような話題が出ると月日の流れを感じますよね。

原田:そうなんです。家庭を持っていらっしゃる方が増えていることに驚きました。

――それくらい長く続いているシリーズ。これまでさまざまな際どいセリフやシーンがあったかと思います。その中でも「これは流石に言いづらいな」と思ったセリフはありましたか?

:言いづらいなというのは慣れちゃってもうなくなりました。

原田:(笑)。

:『閃乱カグラ』にはセクシーシーンが多く、セリフも別のシチュエーションに変えたら際どすぎると捉えられることがあります。例えば「濡らされる」とか。そういうセリフが多かったのでいつの間にか慣れました。中でもNintendo Switchで配信されたゲーム『シノビリフレ -SENRAN KAGURA-』は過激だった記憶があります。このゲームはさまざまなシチュエーションでキャラクターと触れ合ったり、キャラクターにマッサージしてあげたりするというシステムなのですが、本当に色々なセリフがあって……。とらえ方次第では非常に際どいセリフが多かったと思います。ただ、ゲームシステムが斬新で、演じる身としても面白いなと思っていました。

原田:私、『シノビリフレ』の収録でセリフがエッチすぎてNGを食らったことがあるんですよ。

:えぇ!?

原田:私は別にそんなつもりなかったんですよ! だって、飛鳥がマッサージで気持ち良くなって言っているだけだもん! それなのに、「原田さん、ちょっと……際どすぎる方向になっています……」って指摘を受けてしまって。普通にマッサージを受けて気持ちよくなっているセリフとして言っただけなんですよ!!

――まさかのスタッフNG。

原田:そうなんですよ(笑)。『閃乱カグラ』では確かに際どいセリフをたくさん言っていますが、それは展開的に水に濡れちゃうし戦っていて服が破れちゃうことで発せられるだけじゃないですか。それなら飛鳥の心境としてはあまり言いづらいなんてことはないと思うんですよ。だから個人的にはわざとセクシーにやっているつもりはないんですよね。境目って難しいです。

:難しいですよね。

――シリーズとしての魅力が非常によく伝わるお話、ありがとうございました。最後にそんな本作の新たな展開を描くTVアニメ第二期の見どころを教えてください。

原田:サービスシーンが満載な一方で、キービジュアルからも分かるようにとても真剣で深い話が展開されます。まだまだ序盤は謎が残ると思いますが、私は飛鳥と運命をともに、命がけで演じさせていただきたいと思っておりますので、最後まで目を離さずに応援していただけると嬉しいです。

:本作は演じている私としても、どういう展開になるのか読めません、なので、非常に見ごたえのある作品になると思っています。また、セクシーシーンがこれでもかというくらいに入っているのもやはり本作の魅力です。放送上どうなるのかと心配になるくらいのセクシーシーンがあります(笑)。当然のように服がはじけ飛び、例の光がたくさん現れるとは思いますが、それがBlu-rayでどうなるのか、その点にも期待しつつ楽しんでいただければと思います。バトルなどのアクションも見ごたえありますので、そちらも注目してください。最後までご覧いただけると嬉しいです。よろしくお願いします!

プロモーション映像第2弾


※本日(10月11日)、「閃乱カグラ SHINOVI MASTER -東京妖魔篇-放送直前『前夜祭』」が新宿バルト9にて19時に開催! 一般販売のチケットも残り僅かながら残っているので、本記事を読んで興味が湧いた方はぜひ!
『前夜祭』の詳細はこちら→http://kinezo.jp/pc/schedule/index/2018/10/11?ush=140feb4

【プロフィール】
原由実【はら・ゆみ】1月21日生まれ。大阪府出身。アーツビジョン所属。主な出演は『オーバーロード』アルベド役、『ブレイブウィッチーズ』アレクサンドラ・I・ポクルイーシキン役、『THE IDOLM@STER』四条貴音役ほか

原田ひとみ【はらだ・ひとみ】11月18日生まれ。山口県出身。フリーで活動中。主な出演は『ひだまりスケッチ』シリーズの乃莉役、『ガールフレンド(仮)』望月エレナ役、『アイドルマスター シンデレラガールズ』十時愛梨役ほか

〈TVアニメ『閃乱カグラ SHINOVI MASTER -東京妖魔篇-』作品基本情報〉

放送・配信2018年10月12日より TOKYO MX、AT-X、BS11、ほか
制作スタッフ
原作:高木謙一郎『閃乱カグラ SHINOVI MASTER』
キャラクター原案:八重樫 南
監督:柳沢テツヤ
シリーズ構成・脚本:北島行徳
キャラクターデザイン:ごとうじゅんじ
総作画監督:ごとうじゅんじ・宮澤 努
プロップデザイン:森木靖泰・宮 豊
衣装デザイン協力:齊藤佳子
アクション・エフェクト監修:岩永浩輔
美術設定:長澤順子(プロダクション・アイ)
美術監督:青山直樹(プロダクション・アイ)
色彩設計:松山愛子(颱風グラフィックス)
撮影監督:千葉洋之(アニメフィルム)
編集:櫻井 崇(颱風グラフィックス)
音響監督:森下広人
音楽:ノイジークローク
音楽制作:ランティス
オープニング主題歌「SCARLET MASTER」   アーティスト:佐咲紗花
エンディング主題歌「純正エロティック」 アーティスト:Mia REGINA
アニメーションプロデューサー:河井敬介
アニメーション制作:ティー・エヌ・ケー
爆乳プロデューサー:高木謙一郎
製作:シノビマスターパートナーズ


TVアニメ『閃乱カグラ SHINOVI MASTER -東京妖魔篇-』公式サイト
http://senran2.tv

TVアニメ『閃乱カグラ SHINOVI MASTER -東京妖魔篇-』公式 Twitter
@kagura_tv

©2018 Marvelous Inc./HONEY PARADE GAMES Inc./シノビマスターパートナーズ

《超!アニメディア編集部》
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