拾った猫を育てつつ、里親探しをする様子を描いたブログ発のコミックエッセイ「くるねこ」。累計200万部を突破した単行本のほか、ファンブックやグッズ、TVアニメと展開する本作が10月5日からスマホ視聴に合わせた縦型アニメ配信アプリ「タテアニメ」で配信が開始される。超!アニメディアでは4回にわたって、本作のキャストインタビューを掲載。第4回目は、多少気も荒いが根は優しいオスの黒猫・ぼんを演じる高垣彩陽に、作品の魅力、溢れ出す猫愛を語ってもらった。
ーー収録現場の様子を教えてください。
獣医さんでありアニメ監督でもある芦名監督の作品ということで、現場には人間用と猫用の差し入れがあって(笑)猫のおやつはありがたく我が家の子達にお土産にさせていただきました! キャスト、スタッフさんも全員猫好きを集めた作品ということで、皆様のこだわりと猫愛を端々から感じる現場でした。
ーー演じる上で意識したところ、難しかったところはありますか?
監督からは事前に「江戸っ子江戸っ子アンド江戸っ子」とご指示をいただいていました。カラスぼんの個性でもある江戸っ子口調とおバカで憎めない部分はしっかりと表現したいなと思いながら、私自身も後先考えずやらかしてしまうことがあったりするので、いたって本気な彼の思い切りの良さを楽しみながらマイクに向かいました。
ーー作品には何匹もの猫が登場しますが、一匹推し猫を挙げるとしたら?
演じさせていただいたカラスぼんも大好きなのですが、胡坊(こぼん)ちゃんが可愛くて可愛くて! 実際のお写真や動画にもメロメロになってしまいました。カラスぼんとこぼんの関係性も好きです!
ーー今回出演された皆さん全員が猫好きということで、猫好きな人なら共感してしまう『猫あるある』を教えてください。
共感していただけるかはわからないのですが…。我が家の壁には猫の出入り口があったくらい昔は自由に出入りさせていたのですが、今家のなかで飼っている猫たちは絶対外には出さないんです。だから玄関のドアの開け閉めやベランダの窓などを開けっ放しにすることがないし、逃げ出さないよういつも注意しています。「家の中の子たちが出てしまったらどうしよう!」という心配が常にあるので、家以外の人の家やスタジオなどでもドアや窓が開けっ放しになっていたりすると「逃げちゃう!」って異様にソワソワしてしまいます(笑)。
ーーちなみに現在猫は飼われていますか? 飼われている場合、登場する猫の中のどの猫に似ていますか?→どのあたりが似ているかも教えていただければと思います。
飼っています。今は家の中で4匹飼っています。それから、外猫ちゃんにごはんあげたりお家を作ったりして祖母や母、叔母たちが6匹ほどの外猫のお世話をしています。みんなを静観しているお局的な存在がいたり、おバカな子や、自分の美猫さを知っている子、突然のハイテンション。さらには自分の尻尾で遊んだり、アンバランスなところで寝てみたり…などなど、それぞれの猫に共感するエピソードがあるんです!
ーー最後に「ここを押さえておけば作品をより楽しく見ることができる」というポイントなど、この作品の魅力を教えてください。
やはり一番の魅力は、実際にここに登場している猫ちゃんたちが存在しているということですね。くるねこ先生がお写真や動画なども沢山アップされていたので、漫画を読んでから実際の猫ちゃんたちを観ると、まるで声が聞こえてくるようで…! もう他人ならぬ他にゃんではない!という気持ちになります!
※記事中の場面写真は制作中のものです。
<タテアニメ情報>
・価格 無料(アプリ内課金有)
・プラットフォーム 推奨 iOS バージョン iOS9.0 以上
※iPhone5 以上、iPad 第 3 世代以上、iPad mini2 以上
・推奨 Android バージョン Android OS 4.4 以上
<タテアニメ『くるねこ』情報>
【配信開始予定日】
2017年10月5日
【キャスト】
くるさん:今井麻美
もんさん:悠木 碧
ぽっちゃん:井口裕香
ぼん:高垣彩陽
トメ ちゃ:諏訪彩花
胡ぼんくん:藤井ゆきよ
ナレーション:笠間 淳
【スタッフ】
原作:くるねこ大和『くるねこ』(KADOKAWA)
プロデューサー:大塚裕司、横山 稔
作画監督:ぼんで
キャラクターデザイン:ぼんで、たけはらみのる
音響監督:郷文裕貴
音楽制作:片山修志(Team-MAX)
監督:芦名みのる
アニメーション制作:スタジオぷYUKAI
製作:タテアニメ
タテアニメ公式サイト
https://www.tateanime.com/
(c)くるねこ大和/KADOKAWA/メディクリエ/